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「水引」が教えてくれた、紡ぐ“コミュニケーション“と私の世界が広がった話
私が水引にハマる理由ー奥深さに魅了されて
今日は、私の好きなものについて少し。
私の生活の中で欠かせないもの、それは「水引」です。
10年前、とあることから、“カラフル“な水引の魅力に魅了されて、長野県飯田市(水引の全国生産量の70%を占めている)へ足を運んでは、生産者さんの話を聞いたり、ワークショップに参加したり、元結 文七(※)さんのお墓参りをしたり(あまりに熱心に水引のことを聞いてくるもんだから、飯田水引協同組合の方が連れていってくれたりw)、、、していました。
ちなみに、落語がお好きであれば、「文七元結」は有名かと思いますが、私は古今志ん朝師匠の人情噺が大好きです!よかったら聞いてみてください。
カラフルな世界ーそして、水引って広報PRみたい
日本の伝統工芸であることは、それはそれで魅力的なのですが、私が魅了されたのは、ご祝儀袋で見ていたあの赤白金のような凛とした佇まいの水引ではなく、マゼンダや、セルリアンブルーといった澄んだ鮮やかな色合いとその色彩の豊富さ、アートとしての可能性でした。
調べてみると、水引には「人と人を結ぶ」「縁をつなぐ」という深い意味が込められていることを知り。
水引=ただの紐ではなく、そこには何の用途で(何のために?)誰に?どのようなタイミングで何を伝えたくて、贈るものなのか。どんな想いを伝えて、紡いでいきたいのか。
水引って、なんか「広報・PR」みたい!!
と、勝手に、広報・PRと結びつけて水引という文化そのものに魅了され始めたのでした。
水引について、ポットキャストで話しました!
私が入っているコミュニティー
4th place lab のポットキャスト“はみだしずかん #2“で、水引について話しているので、よかったら聴いてみてくださいね⭐︎
私の作品を少し
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出会いとコミュニティ
先日、水引のワークショップを行いました。
趣味を通じて人とつながること。それは、人生をとても豊かにしてくれる貴重な経験でした。この小さな和紙の紐が、私に新しい出会いとコミュニティをもたらしてくれる日が来るなんて。
ワークショップでは、初対面なのにまるで昔から知っている友達のように話が弾みました。結びに集中している間は、まるで瞑想をしているかのように黙々と静かな時間が流れ、参加者全員が没頭している景色は、とても尊いものでした。ある人は、「贈る相手のことを考えながら結ぶ時間が、何より楽しい」と話してくださって。その言葉に、ただ形を作るだけではない、水引に込める想いの大切さを改めて感じたり。この時間を共有できる機会をもっと作っていきたい、繋がっていきたいと未来を創造しました。
日常生活への取り入れ方──特別な日だけじゃない、水引の魅力
といっても、多くの人は、水引と言えば祝儀袋や贈り物など「特別な日」に使うものだと思うかもしれません。
水引は、紙なので肩も凝らない素材として、私はアクセサリーを作ることがとても多いです。日常生活の中では、手軽なところだと、栞や、ワインマーカーや、ボトルホルダー(ワインとか日本酒)を作ってもみるのもおすすめです。
また、機会があれば水引のワークショップを行う予定なので、興味がある方はご連絡くださいね!
水引インスタ始めました。
水引ハポン(@Mizuhiki_japon)
なぜにスペイン語?という色々とツッコミどころはありますがw。
この辺まはた今後お話しします。