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【母の愛】を描く
母と子と言う主題は美術史でも普遍の題材なのですが、自分自身が母であるため、自分の視点から母子を描きたいと思ってこの作品に取り組みました。
幼い息子を包み込む様な構図と色で構成されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1735559103-tLSVncy6TKFgvBHmC7fdREUX.jpg)
この作品に取り組んでいた頃に考えて居たのは…
実は、この頃‥ママ友が息子さんが一歳になる直前亡くなってしまい‥
もし自分だったら?と言う事を反芻して考えていました。
“今、自分が死んだら小さな息子は自分の事は何一つ覚えていないだろう…”私が死んでも、この絵から母親の息子に対する愛情が判る様な絵にしたい。”
…と言う事でした。
子供を持つ前は今を精一杯生きれば、いつ死んでも良い…と思っていた頃もありました。でも、守るべき我が子が出来て生に対する執着心も出来ました。
我が子の成長を見たい。
我が子と共に生きたい。
もし、そういう想いが叶わなかったとしても‥
例え我が身が滅ぼうと、子を愛する母の想いは滅ばない‥
そんな【子を思う母の想い】をテーマに描いた作品です。
この作品は福岡県久留米市にある久留米大学病院のロビーにて実際に観ることが出来ます。
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