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焦りは禁物

上司からのオーダー

入社後直ぐに上司に呼び出されました。呼び出し内容は、私の英語力が低いため、アシスタントという役割のはずが、上司を上手くサポート出来ていないということでした。このことを改善するために、TOEICのスコアを最低でも800点まで上げるようにと言われました。当時の私は650点しかなく、あと150点伸ばすにはどれほど勉強する必要があるのか、見当もつきませんでした。本来であれば、能力不足で解雇されてもおかしくなかったのですが、私の伸びしろに期待をしてくれたのだと思います。それに当時は景気も良かったので、許されたのかもしれません。

何から始める

呼び出された週の週末に書店に向かいました。玉川高島屋の紀伊国屋書店だったと思います。語学学習のコーナーに行き、この1冊でTOEIC800点越えみたいなものを1冊購入したと思います。正直英語学習に関する本が多すぎてどれを選んでよいかわかりませんでした。調査をせずに、とりあえず参考書を買う。これが私の回り道英語の始まりだったのかもしれません。

毎朝の日課

結婚したばかりだったので、朝早起きをし、勉強する時間を確保するしかありませんでした。朝は5時30分に起きて、7時から開いているカフェに行きひたすら、参考書を繰り返し解きました。正直基礎がぐらぐらの状態で無理やり詰め込んでいる状態だったので、長文読解が異常に時間がかかり、しかも頭から理解しないものだから、1問解くのに1時間は軽く費やしていたと思います。でも800点超えたら海外出張できるレベルと書いてあったし、とりあえず点数さえ取れれば変わるはずと、とにかくガムシャラに突き進みました。

点数突破後

参考書を繰り返し勉強したのがよかったのか、とりあえず上司からのお題である800点は何とか超えることが出来ました。でもこれで、海外出張ができるのかというレベル。前より仕事は早くできるようになりましたが、これは語学力が伸びたおかげなのか、ルーティンワークが身に付いただけなのか判断に困るところでした。わかったことは、800点を超えてもすらすら英語を話す事なんてできないということでした。

やっぱり基礎か

ということで、簡単なレベルの英文法の本を買い、何度も繰り返し解くことを選びました。とりあえずTOEICの為の勉強は一旦やめて、語学力をあげる勉強にシフトすることにしました。それから毎日コツコツと勉強を続ける日々が続くことになります。この頃から始めた早寝早起きの習慣は今でも続いています。

#語学学習 #朝活 #基礎力 #英語

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