フリーランス向け、ロサンゼルス/サンフランシスコで効率的な家探しとは?(2019完全版)
こんにちは、三木アリッサです。
私は昨年、Forbes Japan女性100人に最年少で選ばれ、現在アメリカで起業を準備しています。
この度2019年9月よりLAに移り住むためにいろんな準備をしてきたものの、駐在さんや現地就職者の情報ばかりで、私のような「起業家」「フリーランス」にFITする情報がなくて困っていました。
そこで、今後海外で住みたい・起業したいと思っている方の力になれればと思い、ここに記すこととします。特に今日は家探し編です。
このnoteがオススメな人
・フリーランサー/アメリカで起業されたい方
・留学生
・長期でLA/SFに住まわれる方
NY・SF・LAが候補地だった
私は日本の食を海外で販売する、いわゆるD2C事業の立ち上げをします。そのため、NY・サンフランシスコ ・LAで住まいを検討していましたが、
新しい食への寛容度をみてサンフランシスコ かLAに住むことに。とはいえ、物価が高騰している(これ見るとそのやばさわかりますhttps://www.businessinsider.jp/post-191437)ときくので、いかに家賃を抑えるかが、起業家にとっては大切です。
そこで、一人で部屋を借りるのではなく、ルームシェアをすることにしました。
まずは、治安マップを頭に叩き込んで!
家を探すといっても、ここはアメリカ。特にここ最近は銃の乱射事件が多発しています。
上:知り合いの方が数年前も参加したお祭り。今年行ってたら、大変だったとおっしゃってました。
家を探す上で何よりも大切なのは、治安の良し悪しを理解すること。そこでまず、Crime Heatmapで安全な地域とそうでない場所を頭に叩き込みましょう。
(サンフランシスコ在住のTakaさんに教えていただいたサイトが一番便利でした。ありがとうございました。)
LAのヒートマップ
https://www.trulia.com/real_estate/Los_Angeles-California/crime/
調べると、コンプトンCompton、サウス・ロサンゼルスSouth Los Angeles、スキッドロウSkid Rowは危ない場所としていろんなサイトに掲載されていますが、このmapをみるとダウンタウン周辺はだめだな〜とわかりますね。
余談:以前仕事でスキッドロウ周辺Limeで走ることがありましたが、近ずくとホームレスがどんどん増えて行くのがわかり、本能的に怖かったですね。
最終的に目をつけた地域が下記です。(私の場合は、レンタルキッチンの関係で、結局は、Torranceだけに絞ることとなりました)
・Torrance(日系企業が多い街。のどかな家族連れが多い)
・Manhattan Beach (海沿い。単身者のルームシェアが多い)
・Culver City (夜も発展してる)
・West Wood (おしゃれなブティックが近い)
SFのヒートマップ
Tenderloin, Civic Center周辺、Mission Districtの一部、Somaの一部は避けたほうが良いかなと思います。
格安のシェアキッチンがMission Districtど真ん中にあり(昼間歩くのも正直怖かった)、ただSFは地下鉄やバスがたくさん通っているので、車がなくても移動やしやすい街です。
そこで目をつけたのが、以下でした。
・Richmond District
・Inner Sunset
・Sunset District
物件探しは、ビビナビ・FB・Craigslist・Anyplaceで
実際に家を探すに当たって、利用したのが4つ。移住する前から、毎日みてたくさん連絡していました。
ビビナビ(日本人向け、オンライン掲示)
LA: https://losangeles.vivinavi.com/re/
SF: https://sanfrancisco.vivinavi.com/re/
FaceBook グループ
LA:https://www.facebook.com/groups/151027485336692/
SF:https://www.facebook.com/profile.php?id=1006599489452064 または
SF:https://www.facebook.com/groups/461717734014260/
Craigslist(アメリカ最大のジモティーみたいな掲示板)
LA: https://losangeles.craigslist.org/search/roo
SF: https://sfbay.craigslist.org/d/rooms-shares/search/sfc/roo
Anyplace(日本人起業家がSF立ち上げた、空きホテル・Colivingマッチングサイト)
LA: https://www.anyplace.com/hotels/los-angeles
SF: https://www.anyplace.com/hotels/san-francisco
ビビナビ使い方
ビビナビは、日本語対応されているとあってわかりやすいかなと。ただ、土地勘なく全ての家をみているのは疲れてしまうので、
オススメは、マップでみて、狙っている地域に絞って連絡することです。
各ページの下メッセージを送るボタンから、連絡することができます。
FBグループ使い方
FBグループは、グループに申請する前に、住んでいる場所をアメリカに変更する必要性があります。(なぜなら、FBマーケットプレイス機能が日本では使えないからです)
気に入った物件があったら、右下のメッセージを送信から連絡を取っていきます。
連絡を入れると、メッセンジャー機能が勝手に立ち上がり、どんなルームメイトなのか見れるようになります。この結果、どんな学歴・どんなひとかわかるので、すごく安心できます。
Craigslist使い方
アメリカ現地人がもっとも使うサイトとあって、毎日のように大量の情報がUPされるCraigslist。
過去遡っても、もう部屋が埋まっていることがあるため、左上の「Posted Today」と右上の「See in map View」からお目当の地域に絞って連絡をとる効率的です。
紫色が、まだクリックしてない物件で、ピンクがすでにクリックした物件として表示されます。なので、紫色の物件が出たら、それをチェックすればOK。
具体的な連絡方法は、興味のある物件ページの「reply」押すと、
メールアドレスが表示されるので、コピーしてメールします。相手がどんな人なのかわからなくて不安ですが、「オンラインでまず話しませんか?」というとOKな方が多く、感じのいい人だけの家をみに行くことが可能です。
AnyPlaceの使い方
ホテルの空室をレンタルや、Colivingだけの表示とあって、人の精査が必要ない点が心理的ハードルが圧倒的に低いAnyplace。
使い方は、めちゃくちゃ簡単。
興味のある物件があれば、そのまま予約できますし、質問があればAnyPlace上から質問が飛ばせます!
LAで家を探すなら、Craigslist→AnyPlace→FB→ビビナビの順番にみていく
価格は、肌感覚としては、
(最安)ビビナビ→Craigslist→Anyplace=FB(高い)
同じ地域で比較
ビビナビ:700
Craigslist:1000~1400
Anyplace:1500~
FB: 1500~
の順番になっているような気がしましたが、ただ、利便性も含めた価値は、
(低い)ビビナビ→FB→Craigslist=Anyplace(高い)
と感じました。なぜなら、
ビビナビは、
・男性家主から「家賃無料でいいから」とバンバン電話がかかてくるようになりかなり恐怖(無料ほど怖いものないぜ)
・ファミリー家主から「部屋がもう埋まってしまったけど、主人が起業したいから会って相談に乗って欲しい」(私、なぜボランティアしないといけなんだ?一緒に住んでいるなら、まだしも…)
・おばさん家主から「は?9月1日に移住するの?もっと前にLA来なさい。そうではないと私の家が埋まりますよ(※そのままの表現)」(え、私なぜあんたのために早めにLA行かないといけないんだ?っw)
と運が悪かったのか、半分ほどが香ばしい方で、ちょっと萎えました。
(後ほど記載しますが、SFはそんなことはなかったです)
FBは、
・土地勘がないためZIPコードをいちいち検索しないと、自分が興味ある地域なのかわからないこと(LAは関東平野ぐらい広いので、全て頭に叩き込むのは無理)
・投稿からわずか1日で人気物件は10件ぐらいのコメントがつくため、投稿されたすぐに連絡をしないと最後の方のメッセージは読んでくれない…。運ゲー要素が強め
CraigslistとAnyplaceだけを見るようになりました。
Craigslistは普通の人が多く、サクサク内見が決まるのは楽です。また、Anyplaceは起業家などもすんでいるので、人脈が増えていく点はメリットを感じました。
SFで家を探すなら、AnyPlace→Craigslist=ビビナビ→FBの順番にみていく
価格感は、正直
全部一緒!!!!!!全部高い!!ルームシェアでも
相場1500~。ちょっと南下すれば、1000~もありましたが、それは稀なケースなのかな?
一方で、価値は、
(低い)びびなび=Craigslist<Anyplace<FB(高い)
となりました。ビビナビは、LAと違ってTech系企業に勤めている方が多く普通のコミュニケーションができました。また、Craigslistも同様でした。
ただ、価格の次に、現地の人脈作りに重きを置いている私は
その点Anyplaceは住居をシェアする感覚が強く、また利用している人もエンジニアなどが多くとても面白そうでした。
FBに関しては、運ゲー要素が強いものの、だだ実際に「スタンフォード大出身の起業家」「ハーバード出身のエンジニア」とも繋がれたのはとてもユニークでした!
飛行機でたった1時間しか変わらないのに
いかがでしたか?
サンフランシスコ・ロサンゼルスはたった1時間しか距離が離れていません。しかし、こんなにも価値が変わったているのがご覧いただけたのかな〜と思います。
==============
ここからお願い:
基本的に世界にもっとたくさんの日本人が挑戦して欲しいと思い、情報はオープンにしたいと思い無料にしました!
とはいえ、海外の物価の高い起業家の私にとっては、お布施はとても嬉しいものです。
少しでも面白いと思った方は、ぜひご支援ください!
よろしくお願いいたします!
==============
三木アリッサ: 起業家
1992年生まれ。早大法学部在籍中にプリザーブドフラワー専門ブランド立ち上げに参画し、楽天ナンバーワンブランドに育てる。卒業後。外資系メーカーにその企業初の学卒マーケターとして採用されCRMを担当。その後、日本酒ベンチャーで新ブランド立ち上げに参画。現在は、イスラエルのハイテク製品を日本に展開する企業で新規事業開発マネージャーとして主にHealthTech、EdTech製品を担当。また、イスラエル女子部を立ち上げ代表に就任。これまで、延べ2000名に「イスラエル×女性×教育・起業」などテーマに講演。FNNプライム、ワイヤレスワイヤーニュースでコラムをもつ。
現在、日本の伝統工芸品を海外に!をビジョンに、LAで起業準備中。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?