旦那が神なんです。②
〜前回のあらすじ〜
清水寺に向かう途中で立ち寄った神社、安井金比羅宮。
かつてのおどろおどろしい雰囲気は影を潜めていた。一体この神社で何があったというのだ…
真相を探るべく、「縁切り縁結び碑」に恐る恐る近づくと、参拝者のあまりに生ぬるい願い事の数々に驚愕する筆者。この神社で…確実に…何かが起きている…
さらには崇徳天皇の仕事の手抜き(ターゲット層を集客出来ていない)疑惑が浮上して…!?
…アレ…!?もーヤダーーッ🫣🎀安井金比羅宮に夢中で、肝心の旦那の神エピソード、書くの忘れてたよぉ〜🤭🎀
次こそは、神エピソード書いてやるんだからねッ😘💓
安井金比羅宮を後にした私たちは、本来の目的地、清水寺へと向かった。
この日はゴールデンウィーク真っ只中、お天気も良く夏日のような暑さでした。
祇園の美しい街並みを歩きながら、清水寺を目指します。
清水寺へと続く坂道を見上げながら
そろそろ限界かも知れない、私の体力。
という言葉が私の頭を駆け巡る。
はァァァ!坂が!坂がキツい!ババアの足には堪える…!そして暑い!
その空気を、薄らと察知する神旦那。
👨🏻『MIKIさん、大丈夫?疲れてない?』
👩🏻『うん…!この坂ね…!ババアには!ちょっとキツイかもしれん…!』
👨🏻『大丈夫!?とりあえずちょっと休憩しようか。』
…
👨🏻『あ!ねぇMIKIさん!アレ見て!アレに乗ろう!』
神旦那が指差した先を見ると
人力車がありました。
おそらく今いる場所から清水寺までは、歩いて15分くらい。
👩🏻『う〜ん…あともう少しだから、ちょっと休めば大丈夫!ありがとう!』
👨🏻『いや!!!!!僕はかねてより、あれに乗ってみたいと思っていたんだよ!!!!』
神旦那の強い希望で、人力車に乗る事にした。
神旦那よありがとう…ババアの足は限界だったから、本当に助かります…
👨🏻『人力車のお兄さん!これ乗りたいです!』
『ありがとうございます!こちらへどうぞ!』
細マッチョのイケメンのお兄さんに案内され、いよいよ乗り込もうとしたその時だった。
👨🏻『人力車のお兄さん!乗せるのは彼女だけで大丈夫!僕は隣でお兄さんと一緒に走るよ!!』
心の中で激しくツッコミを入れたつもりが、なんとそのまま口に出ていた。
おそらくこの時私は、崇徳天皇の呪術にハマっていたに違いない。普段の私なら、こんな事口にしないのに…崇徳天皇を軽くディスったのが災いしたか…
人力車のお兄さんは動揺しながらも、
『いえいえそんな!!旦那さまも乗ってください!!料金は変わらないですし…!』
👨🏻『でも…こんな暑い中お兄さん大変だよ…』
『本当に大丈夫です!!僕、こう見えて前の仕事は自衛官だったんです!!力仕事が大好きなんですよ!!お任せください!!』
爽やかな笑顔で力強く言い切るお兄さん。
その言葉に少し安堵したようで、神旦那も人力車に乗り込んだ。
所々で、ガイドも挟みながら進んでいきます。
お喋りもしながら人力車を運ぶなんて、本当に大変なお仕事…!!お兄さん、ありがとう!!
お兄さんが映え写真も撮ってくれました!
30分ほど清水寺周辺を駆け巡った後、最終目的地に到着。
👩🏻『暑い中、ガイドもしながら運んでくださって本当にありがとうございました。とても重かったですよね…お疲れ様です…』
『いやいや…ッ! …ゼーハー…
お2人ッともッ! …ゼーハー… とッッてもお軽かッたんで…ッッッ …ゼーハー、ゼーハー…! …もうッ…ぜんッぜん楽勝ッ…ゼーハーゼーハー…!ぜんッぜん疲れまッ…せんでした…ッ! …ゼーハーゼーハーゼーハー…』
お兄さんのあまりの疲れっぷりを見て、いたたまれなくなったのだろう。
👨🏻『僕…彼にチップを渡そうと思う。』
いや、確かに神旦那は欧米だが、ここは日本だ。
👩🏻『ここは日本だから、大丈夫だよ。』
渋々お金を戻す旦那。
…神…!!
ちなみに、私たちが利用した人力車はフランチャイズらしくて、全国にあるらしいから、人力車を見かけたら皆様是非利用してみてねー!
お陰様で、清水寺を満喫出来ました。
神旦那よ、人力車のお兄さんよ、ありがとう!!
旦那の神エピソードいかがでしたでしょうか。
…おーーーっとっと!忘れる所だった!!
そうそう。旅行最終日に神旦那に聞いたんだ!
今回の日本旅で、何が1番美味しかった??って。
👨🏻『う〜ん、そうだなぁ〜…』
ちなみに今回の旅行、
こんな感じの中々ハードなスケジュールでした。
ちなみにTwitterで、今回の旅行で食べたご飯の写真は上げときましたが、ハッキリ言ってクソつまんないですよ。見るだけ無駄。
さ〜てみんなは、神旦那の1番お気に入りの日本食、何か分かったかな〜???