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試される覚悟
思い返せば15年も前から
『自分のお店を持ちたい』
『飲食店がしたい』
そう想って、学校の先生をしていたころから
コツコツコツコツお金をためて準備をしていた。
いざ教員を辞めたときには
『自然豊かな場所で暮らしたい』想いが勝り
山奥で田舎暮らしをしていたのだが
その暮らしの中で
自分の甘さや至らなさが明るみになり
今なら明るみになっていたことが分かるけれど
当時は気づかず。気づかないようにしてやり過ごし逃げてばかりの日々。
そんな中でも、『飲食店がしたい』という
大まかでザックリだった曖昧な想いが
色んな人との出逢いや経験によって
どんどん明確になってきた。
キャンプ場でカフェ営業を任された経験も
突然北海道へ移住したことも
自分の想いを明確にするのに大いに影響した。
最近やっと、これらの経験への感謝が
真に感じられるようになった🙏
その後、色んな土地で店舗兼住宅を探すけれど
どこもピンとこず
3年ほど前に実家のある大阪に戻ってきた。
しばらくはシェアカフェ営業で満足していたものの
やはり、しっくりこない感がじわじわとやってくる。
父とのお別れを経て
半年ほど前に私に訪れた閃きは
『自宅をカフェに改装すること』
だった。
やっとやっと願い続けた夢を
いざ現実のものとするとき
日常生活が突然忙しくなり
そちらへ意識を向けることが疎かになった。
(これは言い訳その1)
そして、やっとまとまった休みができたと思って動き始めたとき
貯めていたお金はすでに半分ほど使ってしまっていて、融資を受けなければ内外装工事費用もろもろがまかなえないことが判明し、
借金してまでやりたいのか?私?
と尻込みする事態になる。
(これは覚悟が試されている その1)
このことを自問自答し続け
このまま何もしないまま生きていくなんて
絶対に嫌だ!!!
やるぞ!と肚に決めたと思っても
不安が常につきまとう。
そしてある人と突然旅をすることになったのだが
その方が
自分の責任は自分で取る!
と、会話の流れの中で力強く話しているのを聞いた時 ハッとした。
私にまだまだ足りないのがココなのだ。
いつも言われていたことを思い出す。
流れに任せよう。誰かに任せよう。が いつも
あちこちにふわふわ漂っている。
絶対的に自分でやる!!!意志が弱い。
やっぱりここなんだ。
気づいてもなお、まだ不安は常にやってくるけれど
そのたびに自問自答(内観)を繰り返し
工務店さんへの問い合わせや
融資を受ける準備、補助金制度の活用など
やっと本格的に動き始めてきた。
(厳しいことを言われることもあるけれど、それも以前とは違う在り方で受けとめられているように感じる。このこともまた書けたら書きたい!)
なんだか今日、パッと視界が開けてきた気がして
これまでの
試されている覚悟、そしてその覚悟の足りなさを感じながら
自分の不安に寄り添って
そして自分の望みに還ってくる。を
繰り返していたことをしみじみと思い返し
何よりも自分のために書きとめておこう。
そう感じました。
まだこれからも
不安でぐらぐら揺れることもきっとあるし
投げ出したくなることもきっとある。
そのことを自分が理解しておきながら
自分に寄り添って
ここに戻ってこよう。
こんな個人的な日記を最後まで読んでくださりありがとうございます🙏
旅した素敵な話はまた次回♡