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サッカー産業MBA最新情報③受講生紹介 (2024-25年度)

皆さん、こんにちは。Mikiです。

本シリーズでは、3回にわたってリバプール大学院サッカー産業MBA(FIMBA)の最新情報をご紹介しています。

1. 受講生について
2. 授業の様子
3. 受講生紹介(田村さん)

前回は今年度の授業の様子について紹介しました。

シリーズ最後となる今回は、今年度FIMBAを受講している田村さんについて紹介します。

サッカー産業MBA最新情報
受講生紹介 (2024-25年度)

ーFIMBAを応募した理由、きっかけは何でしたか?

元々6歳からアイスホッケーをしていて、高校・大学生あたりからスポーツビジネスに興味を持っていました。大学の就活中にコンサル出身でスポーツビジネスに関わっている人が多いことを知り、他にもコンサルという仕事が自分にマッチしていると感じる部分もあり、コンサルに就職することを決めました。

働いてる間はスポーツに関わる仕事をする機会はなかったのですが、自分の中には常に「スポーツビジネス」がありました。5〜6年働き、ある程度コンサルとしての経験・自信がついてきたタイミングで、20代最後にチャレンジしようと思ってイギリスの大学院に応募することを決めました。

ー他に応募した大学院はありましたか?

FIMBAの他には、エディンバラ大学のMBAコースを受けました。

他にもリーズ大学やランカスター大学を検討しましたが、全てGMATが必要ないMBAコースで、イギリス国内でランクの高い大学に絞って応募を検討しました。

ー他の国ではなくイギリスを希望した理由はありますか?

イギリスの大学院に絞った理由は大きく3点あります。

①MBAが1年で取得できること
②私がイギリスの文化・スポーツ(ラグビーやF1)が好きだったこと
③卒業後に2年間イギリスに滞在するビザが得られること

最後のビザ制度に関しては以下の記事で紹介しています。

ー入学するまでの日本の期間で大変だったことはありますか?

入学に必要な英語テスト、IELTSのスコアをクリアすることが大変でした。

IELTSのテスト勉強だけだったらそれほどでもなかったと思いますが、仕事をしながら同時進行で取り組まないといけないことがとても大変でした。

結果として受検2回目で必要なIELTSスコアを取得できましたが、期間としては半年ほどかかりました。

ー入学してから英語はどうですか?

リスニングとリーディングが大変です。

スピーキングに関しては、私が大学卒業直後に入社を遅らせて半年間カナダに留学したことがあり、そこで欧米の文化として「間違っても良いから発言する」というマインドに触れることができました。

その後仕事でも海外のプロジェクトに入る機会があり、オンラインでしたが仕事で英語を使ったり、海外の人と働く経験ができました。

そうした経験を通じて英語を話すことに関しての抵抗はなくなり、今も完璧な英語ではありませんが、自分の言いたいことを伝える、質問をするということは特に問題ないと感じています。

一方で、特に相手がネイティブだったりした時に、質問をパッとされてその質問の意味が分からずに返せないという場面があり、リスニングの難しさを感じています。

ー休日はどのように過ごしていますか?

授業や課題で忙しい日は大学の図書館でほとんど過ごしていましたが、それ以外は可能な限りイギリス国内のスポーツの試合に行っています。

前期はマンチェスター・シティの試合を見に行ったり、リバプールとレアル・マドリードのチャンピオンズリーグもスタジアムで生で見ることができ、「これ以上はないだろうな」という経験ができました。

他にはロンドンまでラグビーの試合を見に行ったり、F1を見に行ったり、女子サッカーの試合を見に行ったりしました。

周りのクラスメートはスペインなど色々なヨーロッパの国を訪れている人もいますが、私は一旦課題や就活へ向けた準備を優先して、イギリス国外への旅行は夏頃に行く予定を立てています。

ー卒業後の進路はどのように考えていますか?

日々情報収集・模索をしてアップデートされている部分もありますが、今のところは卒業後に2年間発行されるビザを活用し、こちらで就職できる方法を探したいと思っています。自分が興味のあるスポンサーシップセールスに関連する仕事に就くことができたら嬉しいです。

ーこれからMBAを目指す人に一言お願いします!

私がこちらに来て一番感じていることですが、何か特定のスキルがあると進学後、比較的授業を楽しめると思います。自分だったらロジカルシンキング、プレゼンスライド作成等で価値を示せてるなと感じています。一方で、サッカー業界の知識は少ないのでそこをクラスメイトに補完してもらっています。

特にグループワークが顕著で、英語力がネイティブやインド勢に劣る分、なにか一芸があると、グルーワークでも見せ場が作れて頼ってもらえる存在になります。会計キャリアがあって数字に強い、制作であればビデオ作製のところで、さらにSNSマーケティングであればMBAのSNS運用であったりと、必ずしもサッカー関連でなくていいので武器があるとコース受講中も楽しめるのではないかと思います。


以上、今年のFIMBA受講生、田村さんにお話をお伺いしました。

今回のインタビュー時の内容はSTEPOUTのポッドキャストから聞くことができます。
文章で紹介できていない内容もありますので、ぜひチェックしてみてください。

Apple Podcast, Amazon Musicの場合は以下からアクセスできます。この機会にポッドキャストもフォローいただけると嬉しいです。

また、田村さんは以下X・InstagramのアカウントでFIMBAの最新情報やリバプールの生活など発信されています。ぜひチェックしてみてください。

読んでいただき、ありがとうございました!




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