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新しい子ども向け哲学教育をスタートします

1年くらいずっと本を書く作業に没頭していて、久しぶりに、本のためでもない、日記でもない文章を書いていて、へんなかんじ。自由。でも不安。

これまで活動していた、子ども向け哲学教育「哲学アトリエPHILO」ですが、Zoomでの講座+作文添削をやっていました。

わたし自身もとても楽しくやっていたのですが、子どもが熱出した!とか、病院の予約がここしか取れない!とか、緊急で予定が変更になったときにどうしようもできない、というのがネックでした。Zoomはその時間がおさえられてしまうので。

議論ができるのはとてもよかったのですが、このままでは私にとっても持続可能ではないと思い、このたび、本も無事に書き終えたので、子ども向けの通信講座を始めようと思っています。

課題を私がコメント・添削する講座です。


子どもたちには自分の頭で考えることを当たり前のようにしてほしい。
もちろん楽しみながら!

他の誰かに考えることを任せてほしくない。

これはつねづね思っています。


自然に頭が動き出すような、楽しいアクティビティを通して、思考力をやしなってほしいと思っています。


以前の活動名は「哲学アトリエPHILO」でしたが、「哲学」を入れるとちょっと堅いかな?と思い、

思考力はぐくむアトリエ

なんていうのはどうかな?と考えています。

アトリエっていうことばが好きで。

授業でもないし、遊びでもない。英語でいうところのワークショップが一番近いです。

アトリエは日本語に訳すと、作業場、工房。

子どもたちにとってのアタマの作業場、みたいなイメージです。

養老孟司先生も言っているのですが(養老先生推しです)
子どもは「自然」。

自然の部分を押し殺すことなく、のびのびと、草花のように自分の考えを育てていってほしいです。


そんな通信講座なのですが、いかがでしょう?

ただでさえ忙しい現代の子たちに、これ以上課題を増やしてどうする?!ともう一人の自分も言っていますが、とにかく楽しく、面白く、できたらいいなと。


仕事とは、各人が道の穴を埋めて、他の人が歩きやすくすることだ、と養老先生は言っていました。

私の仕事は、私自身がフランスの哲学教育で成長させてもらったことを、日本の子どもたちにも返していくこと、それが道の穴を埋めることにつながるかも、と思っています。

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