CHANELな女
こんにちわ。美人眉クリエイター大平美樹です。
肌寒い東京です。
寒いの苦手な私は、家の中でもフリース着てモコモコ状態で今こうしてMacBook Airに向かっています。流石に80でニールのタイツは卒業しましたが。。。
今日メイクの生徒さんから「フェイスパウダーはITRIMとCHANELならどちらが良いですか?」というご質問をお受けしました。
ITRIMは艶肌を簡単に作る事が出来るオトナ女性の憧れ。
かたやCHANELも言わずと知れたハイスペックブランド。
頂上決戦!
もうね、このクラスになるとはっきり言って「好み」だと思います。どちらも甲乙つけ難いし、どちらもルースパウダーとしては高価なもの。
「友達はITRIMが良いって言ってますが、先生はどう思いますか?」
ここは先生として!っと頑張るところですが(笑)
「どちらも素晴らしいパウダーね。ITRIMは艶肌が簡単に作れるけれど、CHANELは艶肌もマット肌も作れるので万能性ではCHANELに軍配が上がるかな?」
そう回答しました。
質問された生徒さんは「さすが!先生!ありがとうございました!」と喜んでおられたので良かったと思います。
。。。CHANELか。。。
ご存知の方も多いと思いますが、実は私
システムエンジニア⇨新規開拓営業⇨クラウド型GWサービス法人営業
サラリーマン時代があります。
サラリーマンのキャリアの中で「クラウド型GWサービス法人営業」を担当していた時は、まさに「CHANELな女」でした。
つまり化粧品はみーんなCHANEL!どんな物でも「CHANEL」でないとNG!他のブランドなんで見向きもしない、ましてや「プチプラコスメ」なんて貧○人の買うもんでしょ!!と鼻息が荒かったです。
自分の頭の中で「CHANEL」イコール「出来る良い女」というよく分からない公式があり、「CHANEL使ってる私は良い女だ」と思っていました。
ある時北海道出張で旭川に行った際に、見つけた地元百貨店のCHANELコーナーでお気に入りのグロスを買おうとしたら「申し訳ございません。現在売り切れです」と言われ
「はあ??何でないの?」私(言い方が上から)
「そもそもこちらには入荷本数が少なく。。」スタッフさん
「もういいわ!」私(だから田○はいやだ!は心の声)
スタッフの方に失礼な態度を取った事があります。最悪ですよねー私。
表面ばかり着飾って、中身が全くハイブランドでないどころか「プチプラコスメ」以下。おまけに周りに暴言を吐き散らす。うわー!そんなやつだったよな私。ゾッとします。
今こうして「美人眉クリエイター」として皆さんに接している私の「CHANEL黒歴史」ではありますが、そんな事があったからこそ色々とわかった事や見えてきた事があります。
CHANELの持つ魔力。コンパクトを手にしただけで「私は良い女なんだ」と錯覚されるチカラ。この魔力に負けないくらい人間として女性としての中身が伴わないと飲まれてしまう。。もうCHANELという鎧を付けていないと自信がなくて自信がなくていられなくなってしまう。
私は仕事では使いますが、プライベートでは一部しかCHANELを使っていません。素晴らしい発色、粒子の細かさ、仕上がりの美しさ、どれをとっても一級品である事は間違いまりません。でもCHANELの持つ魔力を知っているから、負けないくらいの人間として女性として自信がついた時がきたら、再度コンパクトを手にしてみようと思っています。
60歳の誕生日に、CHANELのコンパクトを買ってみようかな。昔の私とは違い、本当のCHANELの輝きを自分のものに出来る気がします。
あー60歳の誕生日が楽しみだ。
やっぱり自分で買うんじゃなくて夫にプレゼントしてもらおう!!
うふふ。