笑う女 ・・完結編・・<前編>
こんにちわ。美人眉クリエイター大平美樹です。
東京は雨が降りそうです。こんな日はダラダラゴロゴロしていたいですよね。。晴れの日は家にいるのがもったいない気分ですが、曇りや雨だと自分自身に「天気が悪いから」という言い訳が出来る!罪悪感半減です!しかし今日はこれからzoomミーティング、PC作業が盛り沢山・・ダラダラゴロゴロは出来そうにありません。。
<これまでのあらすじ>
父方のおじいちゃんがロシア人でクウォーターな私は、目立つことが嫌で「その他大勢」になりたくて周りのみんなの真似ばかり。。。高校卒業後シュウウエムラ化粧品でメイク講師として働くようになるが、笑わない私は「怒ってる怖い人」と噂されるように。おまけに「派手で男遊びがお盛んな子」とも。周りに合わせるように25歳で結婚するが、息子を授かるが37歳でシングルマザーになり・・
私にはへんな癖があります。癖なのかサービス精神からなのか今でも不明何ですが、「頼んでもいない期待に答えようとする」事です。はあ??何のこと??とお思いになるかと思います。例えば飲み会に行ったりすると「何か面白い事言わないと!」と誰に言われるでもなく自分で勝手に感じ取り、別に言わなくてもいい自分の自虐ネタを話したり、「周りは私の事きっと○○○っぽいと思ってるな」と感じたら、そんな風に振る舞ってしまう・・・
シュウウエムラでのメイク講師のキャリアを捨てて、金融系システムエンジニアになった私は周りから「いつもイライラしていて怖い人」と周りから言われるようになりました。
そりゃ小学生の息子を一人で育てていかないといけないわけですから、真剣です。ガチです。笑ってなんかいられません。
だたでさえ真剣にPCに向かってコード書いてるわけですから、その私の顔は「ホラー」以外なかったと思います。周りから言われるから更に私の顔の怖さは増して行きました。自分の息子にも「ママ、怒ってる??」と聞かれるくらいでしたから。
開発業務は当時はキツかったですが、思い起こすと楽しかったなと思います。集中してコードを書かないと、内結や外結で(注:内結⇨内部結合テスト、外結⇨外部結合テスト)引っ掛かり大変な事になったりしましたが、仕事に集中すればするほど私は楽になりました。何故ってそのPCの前にいる時は全てを忘れてコードを書く事だけに全集中していればよかったから。
離婚の事、お金の心配事、自分の顔の事、息子の将来の事・・・たくさんの考えなければならない事から「仕事」は私を救ってくれました。だから更に全集中で仕事にのめり込んで行く・・土日休み関係なくキーボードを叩き続けました。
そのうちに私は要件定義、詳細設計も手がけるようになり、もう「顔が怖い」と陰口を叩く人もいなくなり、本当に怖くて厳しい中堅技術者と変身していました。気がつくと離婚から6年が経過し、小学生だった息子は中学生になっていました。
ここでねー大人しくしていればいいんですが・・次のステージに行ってみたくなり開発者としてのスキルを引っ提げて「営業部」への移動を申し出ます。「次のステージに行ってみたくて」かっこいいセリフーー!!大人じゃん!!でも正直に話しますと・・
飽きた から ・・です。汗
クライアント様とのお付き合いが一番大切な「営業部」。と言うことは女性営業に求められるもの・
ズバリ「営業スマイル」 出たっ
もうすっかり大人と言われる年齢になっていた私でしたが「笑顔」に抵抗して・・・ではないんですねー。そこまで子供ではありませんわい!
私はお仕事の時にだけ、どうしても数字が欲しい時にだけ使う「必殺!営業スマイル」を見事に習得したのでした。ははは!
後編につづく