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022. 日曜、深夜3時
常夜灯に照らされた室内。窓の外から夏手前の冷気が緩やかに入り込む。
みんな寝静まってる。それぞれの寝息にどこかへ走っていく遠くの車の走行音が入り混じる。
そんな中、あたしは久々にnoteを書いている。
平日だと絶対に起きていられない深夜3時の日曜。あたしにとって贅沢なひとときに感じる。
決まっているのはきっと次の日の朝、長男に元気余りある声で叩き起こされる。瞼が重くて開かないのに、ねぇねぇと繰り返し何かしらの同じ質問が展開されるに決まっている。
30分から1時間くらいは夢と現実の中を行き来するくらいに微睡んだ時間帯を過ごす。
分かっているのに眠れない。何か書きたくて。
平日の、仕事の、過去の地味に自尊心傷ついた瞬間を打ち消すように、関係のない話題で上書きするように言葉を羅列する。そうすると帳消しになった気持ちがする。
長い間、仕事をしているのに、出来ないことが増えていく気がして、そうすると「言葉」に逃げ込みたくなる。
noteはオアシスで、足湯みたいにちょっと一息入れられる場所で、深夜に飲むカフェオレみたいに甘みもくれる場所。
深夜3:15、一歳次男が眠気まなこで「ばーばばっ…」なんて言いながら擦り寄ってきた。
授乳の時間だ。
愛しい時間だ。
みんな、おやすみ。