044. モンブラン女子
羽田空港の国内線ターミナル。ブランチの後に入った五階「LDH Kitchen THE TOKYO HANEDA」でいただいた巨大モンブラン。価格1500円。びっくりしたからシェアしたい。
友人が一階到着ロビーに着く前に、フードの案内板を眺め、眺めて眺めて眺めても行きたいところが決まらなくて、とうとう写メって長椅子に腰掛けた。その写メを眺める。
友人と落ち合い、二階の出国ロビーに顔を出すと、抜けるような天井の高さにやっと空港来たんだと思えた。
食のコーナーであるマーケットプレイスまで横に広がるだだっ広い通路を行ったり来たりして、六階の展望フロアをのぞいたりした。二階に戻り、店頭にあるブランチをとる場所を確保し、有機野菜とオムライスを平らげる。
五階に寄ったときにLDH Kitchenに惹かれたのは外の景色だった。濃霧だったがうっすらといくつか飛行機が見える。だが店頭にあるフード写真が惹かれない。ブランチとった後に、ここでお茶なら、とそのプランであとからここに寄ったのだ。
タッチパネル式のフードメニューで、店頭にあった案内看板より断然美味しそうに見えた。
その中で出会ったモンブラン。
これじゃデカさが伝わらない。言うなればこの透明なガラスのモンブランは大人の女性の手のひらサイズだ。右手のシロップはお酒。普通のノンアルを選ぶことも出来る。これを……
かける!
このアルコールが何味だったか忘れて、食レポ失格…
思い切ってスプーンを差し込むと生クリームわんさか。中央にほうじ茶アイスが鎮座していた。一番下にシャーベット。生クリームも軽くふわふわで、3/4は一気に食べられる。大きさが大きさなもので、大人同士半分に分けるのがベストとは思ったが、良き出会いだった。