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ケアンズへの道⑥

オープンカフェのテーブルの上には「鳥に餌をやらないでください」と表示がある。金曜日の朝だけどお客さんがひっきりなしにやって来て、黒の半袖半パンのスタッフがキビキビと働いている。オーダーはテーブル上のQRコードから。
注文したアサイーボウルはシリアルと様々な果物が満載。
美味しい。
通りがかった女性スタッフに「This acai bowl is excellent!」と言うと、満面の笑顔を返してくれた。
娘にはハンバーガーとスムージーを注文。ちょうど日本にいる妻から「どう?」とメールが来たので「ハンバーガー食べて機嫌がいい」と娘とハンバーガーの写真を送った。アサイーボウルがあまりにも美味しいのでもう一つ注文する。さすがに腹パンだ。昼食が食べられなかった。

カフェから歩いてホテルに向かう。ケアンズは人口16万人ののどかな街だ。

交差点などに締め殺しの木の巨木があり、ここが熱帯のオーストラリアだということを認識される。以下はWikipediaから引用。

「絞め殺しの木(Strangler Fig)とは、熱帯に分布するイチジク属や一部のつる植物などの俗称である。絞め殺し植物や絞め殺しのイチジクなどとも呼ばれる。他の植物や岩などの基質に巻きついて絞め殺すように(あるいは実際に殺して)成長するためにこの名前が付いている。代表例として以下の植物がある。
これらの木は宿主植物を絞め殺すという共通の特徴を備えており、イチジク属のものを中心に多くの熱帯雨林に見られる。この特性は、太陽光を巡る競争が苛烈な暗い森林の環境に適応した結果、獲得されたものである」

信号機には全て押しボタンが付いていて、30秒で赤に変わる。オーストラリアは車優先社会だからだろう。歩行可能を知らせるポコポコポコという電子音が妙に耳に残る。
公衆トイレは男女関係なく使用できるユニセックストイレになっている。街角にあるゴミ箱は分別できるようにペットボトル用と可燃物用がセットになっている。

到着1日目は予定を入れずに街歩きをする日にしたのだが、いろいろと面白い。

20分ほど歩くとケアンズ最大のショッピングセンターに突き当たったので入ってみることにする。入口付近に綿アメ機があった。おなじみの棒でぐるぐるして綿アメを巻きつけるやつ。

何だか懐かしい。

二階にはマクド、寿司などの広いフードコートがあり、その先を進むとケアンズ最大のスーパー「woolworths」があった。入ってすぐ目についたのが上記のものだ。

バナナはケアンズ郊外で栽培される。自産自消なので海外には輸出しない。
娘は一本持って帰った。

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