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11月NHKをみて

自分の経験談を書きたいのですが…

経験をまとめる前にサタンBOX📺をみてしまった


2度も3度も見る勇気がなく
流し見しただけですが
ハートネットTVさん
NHKスペシャルさん
宗教二世の問題を題材にありがとうございました。


ここからは流し見した″わたし″個人の見解
そして
感想を含め過去にあった出来事を「記録」できたらいいな、と思ってます。


番組を見てから
頭の中でぐるぐるとしてました

まず、ハートネットTV第2回目、宗教二世の報道を見て″違和感″を感じました。

中でも1世と2世のコミュニケーションがあり、違和感を感じました。
私が2世だから、1世を嫌ってる、とかそういう先入観ももしかしたらあるのかもしれませんが、なんだか「本音ってわからないよなあ」って正直なところ感じました。


そして、オフ会のシーン

私も定例でやっていると聞いたオフ会に何回か参加した記憶があります。
そこで私は当時最年少だったからか、馴染めることも無く、得られたものは「ソドムとゴモラ」の世界がそこにある。と思った事くらいでした。


組織から離れたばかりの方々や、組織に対して様々な気持ちを抱えていらっしゃる方が集まる場所もあっていいと思います。

ですが、参加した時に「自分」を護ってくれる人が居るわけではなく「自分」を護ることができるのは「自分」だけ。
参加するだけで様々な事が起こり得ると思います。

人間関係、
恋愛、
快楽、
いろいろと。

それはオフ会が終わった後も続いてしまう可能性が高いとわたしは思います。

「オフ会そのものを否定するつもりはありません。」

ただ、少なくとも自分についていえば、今後参加したいとは思えません。
オフ会では、当日もその後もいろんな事が起こることがよくわかったからです。


NHKのドラマをみて、更に思い出したことがあったんです。

このドラマではそれぞれの登場人物の気持ちがしっかり描写されており、役者さんも素敵な方々が多かったと思います。


見ながらも
このキャラの気持ち、わかるわかる!
って頷くことも多く感傷的になるのではなく淡々と見てました。

ただですね。

ハートネットにドラマを見てから私の中で″なにか″が変わり始めてきました。


まだまだ自分の中で言語化するのが難しいのですが、頑張って書いてみようと思います。


まず、ドラマの中でお母さんが宗教に足を踏み入れてしまったそのシーン

気持ちが痛いほどわかるし
私も同じ気持ちでエホバの証人に戻りたいと決心をしかけました。
家庭がわからない女性が家庭を持ち憧れ、生活苦にあい、理想と現実の狭間に立たされたら縋りたくなる気持ちがとても現実だな、と感じました。

それから、お父さんが家族で遊びに行きたい、その気持ちも私は子供ながらに当時父が言っていたことを思い出しました。
泣きそうな顔や声で私だけに父は
「いくら頑張って久しぶりに帰ってきても、辛いことがあっても、家に帰ればそこは灯りは灯っておらず、真っ暗で娘と嫁は宗教に勤しみ、帰宅は遅く休みの日ですらも奉仕にいき、年間行事を楽しむことも無く″寂しい″」と言っていたのを思い出しました。
父は仕事を頑張って当時は仕事におわれてましたが、もっと母や私が宗教よりも家族の時間を大切にしていたら、生活が180°変わっていたのでは?と少し後悔するキッカケになりました。

そして、ドラマで父を亡くした長女が路頭に迷い、処女を失い、水商売をし、SM嬢になる。
「縛られている時は…」のセリフなんか私は はっ!とさせられました。


なぜなら、私はこの女性と同じような道を歩んだからです。

路頭に迷うシーン→私の場合はここに該当するのが「オフ会」だったかな、って思ってます。
排斥されるかされないかいつだったか
路頭に迷い、知らぬおじさんと出会い着いてったこともありますが、エホバの証人のオフ会で出会った方とsexした時は布団の中で泣いたし、いろんな気持ちがこみあがってきて、めちゃくちゃでした。

コレが自分にとっていい事なのか
悪いことなのか
なぜ、こんなことになったのか
混乱しすぎて考えることを辞めてしまいました。

当時を振り返ると決して思考を停めず、しっかりと考えればよかった、と反省点です。

ご飯を食べさせてくれるから
その日泊まる場所を提供してくれるから
夜遊びさせてくれるから

いろんな言い訳をつけてたけど、振り返ればそれは私が求めていた愛では無かったな、と思いました。
ただ、当時の私には「大人」の「遊び」っぽく感じて背伸びをして楽しめる場に感じて、、、自分を安売りしてたのかもしれませんね。

私が参加した大規模オフ会のその後に見てしまった光景は以前にもnoteに描きましたが、悪質な性加害者が多数居ることです。

エホバの証人2世には処女が多いことはみんな分かると思います。
それを「処女狩り」と言って楽しんでる輩を私は目撃してしまいました。
二次会や三次会で強いお酒を飲ませて耳元で囁き「違法薬物」などを使用して行為に及ぶ人も居ました。
その一部始終を目の前で見ましたけど、
私の場合は二次会などの大勢のいる場ではなく、個別の時に被害にあいました。

強いお酒を飲み
ベロベロで帰れなくなり
ホテルへ連れて行かれる

自分の意思では動けない状態での性行為

イイもワルイもわからない行為。

気付いたらお風呂でケアされていて…

とにかくめちゃくちゃでした。

違法薬物を舌に絡ませて飲まされたこともありました。

私は「金八先生」の薬物依存症がテーマのドラマを見たことがあったので警戒してたのですが。

たまたま、お酒の勢いで運が悪く私の中のトラウマである【審理委員会での討議(尋問とも言える)】のシーンがフラッシュバックしてしまい、″発作″が起こってしまい、ホテルへ…

嫌なことを忘れさせてくれる薬
安定剤みたいなもん

と言われても正常な頭であれば考えられますが、発作を起こしている時に判断できるはずもなく、放心状態でいたら、舌にねじ込まれ、気分がぼーっとし、意識がおかしくなった経験を何度かしました。

何度でも言いますが、相手は元エホバの証人です。

ドラマの中で女性は紹介され、水商売にも入ってました。
私も、オフ会で会って自分に強く迫ったその同じ人から紹介され入店したこともあります。
私は最悪なことにお給料もほぼ貰えず、最低賃金以下でした。
理由はお客様を呼べない、ママを怒らせる、自我がない、などでもちろん、今で言うパワハラ/モラハラも受け、ひたすら「私が悪いんだ」と毎日責め続けていました。

ドラマのなかでももっとも印象深かったのはSMシーンでした。
実は、私は鞭で叩かれても
手錠を繋げられても
ぐるぐる巻き(紐や縄)にされても
審理委員会のトラウマもあり、無気力なら精神状態だったので「されても当然なのだ」と思い込み、受け入れていた時期が長かったからです。

ドラマとは違って、私は商売ではなく、きっとただ単に御相手の好みだと思います。 

私はこう思ってました。
縛られたり裸で玄関先に立たされても
私が悪いんだ
イエスは人間の罪を被り杭打ちにあった、私は杭打ちにあってもおかしくない
杭打ちじゃないだけ幸せで受け入れるべきだ、とすら感じてました。

その時に思い描くイラストは聖書物語でのイエスが杭打ちされているシーンです。

そう、イエスも自分と同じように  と思えば少しは救われるのでよく、涙を流してました。
すると、相手は興奮するのです。

……よくわけわかりませんけど。

相手が興奮する=正しいことであり、良い行い

とすら感じていました

組織の聖書の解釈も勝手ですが
私の脳内も勝手ですよね…。


ドラマのラストシーンのように生きている家族で寄り添う、そんな雰囲気になればいいのですが、いかんせん、現実はそうも上手くいかないです。

母は私の話を信じているのか嘆くばかりでなにもなく。
戸惑うばかりに、抱きしめることもないです。
そして、私がこのような現実にあっていることもきっと未だに知りません。
しっかりと質問をしてくれて向き合ってくれていたら私も答えやすかったかもしれないです。
そんな理想は叶いませんでしたけど。w


でも、本当にいろんな方がいます。
同じ元エホバの証人で二世であっても
エホバの証人を辞めた特権もちだった方もいれば
辞めてもなおかつ、他宗教を信じる方
辞めた後に同棲愛や性依存症になる方
薬物依存症になる人もいれば
暴力団に入る方
弁護士になる方
医師になる方
福祉事業や心理士になる方

同じエホバの証人だった人 でも
善い人もいれば
悪い人もいるということです。

そして、″普通″であればこんなにも悲惨な経験はなかなかしないと思います。

なぜ、私はこの経験をしてしまったのか?
番組視聴後、考えてみました。

小学生の時の性被害もきっかけだったと思います。

同じエホバの証人二世の方から(当時はお互い現役)
触られ、ワルイコトしている気がするけど、「助けて」がいえず、母に話しても間に受けて貰えない。
それどころか、実際の事実を話しても寄り添って貰えず、無かったことになる。

だからこそ、幼い心ながらにもワルイコトと理解していても「同じ」エホバの証人だから「きっと」いいことなのかな って思わざるおえない状況から私の感覚は次第にズレていき


審理委員会で不道徳(異性交友)に関して3:1(男性3の私1人)で聞かれたあの尋問のような時間。

まだまだ小中学生の私には感性が乏しくなるには十分すぎるような要因だったのでは、と今では思ってます。

排斥後、頼りにしていた同じ元エホバの証人のオフ会での被害含め私はきっと疲弊しきっていて、令和の今現在やっと、落ち着いて周りを見ることができるようになりつつ
家族がいるからこそ昔の記憶の「愛」を、テーマに日々悩み生活をしている。


そんな気がしてなりません。

異性に対して抱く感情
パートナーに対して抱く感情
愛を感じるセンサーが破滅しているお陰で、日々起こるトラブル……

好んでこのような状態になった訳じゃないけれどそれでも「わたし」の人生だから。

過去を抱え向き合いながらもひとつずつ
1歩だけでも前に進みたいと更に決意ができた11月でした。


少しづつまた内省を繰り返し
執筆して行ければ、と思います。




この記事は私の体験を私の意思と言葉で書きましたが、今回の記事の内容は重くて難しい問題も含んでいるので、私が信頼している方「ハル」さんに内容を確認していただいてから掲載をしてます。

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