背教者の集い
さて、ここから書くお話は「元エホバの証人」のネット上のコミュニティで行われている「オフ会」の事を書こうと思う。
正直、ずっと忘れていたし、この日をきっかけに色々思うことがあったので「オフ会」を否定しているように捉えられるかもしれない。
が、オフ会の主催者に対してなにも思わないし
わたし自身の選択ミスな出来事であったので、必ずしもオフ会が悪いことではないと思う。ただ、当時参加した時のわたしは排斥発表されて半年前後で参加をしてしまったし、どちらかといえば「妥当!JW!!!」のように組織が嫌いになったわけでもなく「組織が恋しくて参加」してしまったのだ。
時にはオフ会のいいことばかりではなく
怖いかったことも書いている人が1人いてもいいんじゃないかと、身バレ覚悟で執筆しようと思う。
幸いなことにわたしには弁護士の友人も多いので何かあれば助けを求めようと、この日にあった「出会い」に関してはとても思う。
前提として、おさらいだが信仰心厚く(仲間が好きだっただけだけど)楽しんで宗教家をやっていたわたし。
が、精神的に耐えられなくなって非行に走る。
きっかけは実の父の一言
「悪いと思う相手のことを知ってから理解してから否定しなさい」
といったことを言われたのもあって(勿論、忌避による生活苦だったのもある)
軽蔑していた性産業(当時でいう援助交際)に踏み込み、自分の居場所を作らなければならなかった。
言うなれば、小鳥が巣から落とされてしまったが故に、自ら巣作りをしている。そんな無茶苦茶な中学生時代だった。
泊まっていく?なんて幼すぎるわたしに言ってくれる人はおろか
オールする?なんていう遊びを前提に、性的な欲求をされることが友人間であっても当時は多く、わたしは自分自身を大切にできていなくて
なんならば、ハジメテも売ってしまった事で自尊心もなくなり、どんどん卑屈になっていた頃だった。
服装はJWであった自分は死んだ、ということを表すために黒が基本だったし
フリルの多い排他的と組織では言われるような服を好んでいた、そんなわたしが何を思ったのか、排斥されて半年くらいからSNSで見つけたオフ会に頻繁に顔を出すようになる。
基本的には年齢を偽り交流の場に行き会話や時にはお酒を嗜み参加するのがわたしにとっては「普通」であったが、やはり「法律」は怖かった記憶がある。
なので、「飲んでも一口、または酔わない程度に」がわたしのルールだった。
酔いたいなら、自分の家の自分の部屋で、と思っていたし、この当時はまだお酒がそんなに好きではなくて、飲まなくても「知らない人と出会える事が楽しい」と純粋に感じ、参加していた。
JWのオフ会では怖い思いもしたけど、ソコで見聞きしたことが「なぜ悪いの?」と聞かれれば答えられなかった、自分の中には幼すぎて答えが見出せず、見て見ぬふりをするしか手段がわからなかったし、相手がどんな人であれ確かにわたしは「この人」に救われていた時期も長くあったので、誰かを批判したくて書いているわけではない事を重々承知していただきたい。
ただし、「事実」として記録しておこうと思っている。
次のお話はJWオフ会の後の「元J乱交」の話だ。