日記_子がバイオリンを習い始めて一ヶ月半
レンジでチンして作ったミルクティを冷ましている。
あつくてちょっと唇に持っていっては離して、を繰り返す。
夜中のダイニングテーブルからこんばんは。
・・・
練習が嫌いなのと楽器が好きなのは同居できるんだな、とバイオリン習いたての我が子を見ていて思った。
ご飯を食べるのが好きでも、準備をするのはまた別。
お風呂に入るまでが長いけれど、お風呂に入ったら入り浸る。
そんなもんだよね。
練習は乗り気じゃないことがほとんどなので「親が無理強いをしているかな」とちょっと悩んだけど、
お風呂とか歯磨きと同じようなテンションでこれからも練習のきっかけを作ろう、そうしよう。
レッスンに行く時は嬉々として準備するし、身近なお客さんに披露するときは真剣な顔を見せてくれる。
・・・
一年ぐらいバイオリン習いたいとせがまれていたけど未知の世界すぎて踏み出せずに居た。(私が)
でも
やりたいと思ったことはやりたいうちにやるのが吉だよね、っと思い直し、重たい腰を上げ近所のお教室をグーグルマップで検索。
それからは
無料体験レッスンを申し込み、
娘はバイオリンをさらに好きになり、
三日後には楽器屋でバイオリンを購入。
トントンと話が進み、今はレッスン始まって一ヶ月半。
なんであんなに躊躇していたんだろうと思うぐらいバイオリン生活を楽しんでいる。
私が。(笑)
まず音がいい。
聞いていて心地が良い。
振動が気持ちいいのか?
体の内側から優しく包まれる気分になる。
もっとギーギーいうと思っていたのに!
(多分、いやきっと、ドラえもんのしずかちゃんのせい!)
次に成長が面白い。
五歳児はどんどん上手くなるのだ、毎日の練習がどんなに短くても。
ミからレの移動とか、新しいリズムなど子自身が「できないからつまらない」と練習少なめでも
パチン!と
急にできるようになるのだ。
「できた!」の驚きや楽しさはたまらない。
習う前は毎日の練習見守りを重荷に感じていたのだけど、実際やってみると心配が吹き飛ぶぐらい楽しい。
あとは家族で合奏の楽しみができたこと。
今は「きらきら星」を
バイオリン:子
ボーカル:夫
シェイカー:私
でチャレンジ中。
今年中には「カエルのうた」輪奏が出来るかなぁ。
いつかはジブリ『耳をすませば』劇中のアレンジで、「カントリーロード」を演ろうね、と話している。
あーだこーだこれからの話が出来るのも楽しい。
・・・
今日曽祖母たちに誇らしそうにバイオリンを披露している様子を見て、思い切って一歩踏み出してよかったなと思った。
これからも私の気が乗らないことをしたいっていうことがあるだろうな。
今後はあれこれ先入観持たず、とりあえず試してみよう。
気長にやろう、そうしよう。
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