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三木美術館が主催する「姫路城ぬりえアートコンテスト」。 昨年に引き続き、第2回の開催を決定しました!! 子どもも大人も、どなたでも参加できます!

コンテストを実施するに至った経緯をご説明します


三木美術館は近代日本を代表する画家の作品や陶磁器などを収蔵する姫路の美術館です。
三木美術館を運営するのは姫路で建設業を営む美樹工業です。もともとは美樹工業の創業者(故・三木茂克氏)が長年にわたって蒐集してきたものを、「播磨の文化向上に役立つこと」を願い美術館を開き、広く皆様に見ていただくことにしたのです。
 
そして現在の美樹工業の岡田社長は2018年より姫路のふるさと大使を務めています。コロナの終息がみえてきた昨年、「観光都市姫路に元気を取り戻したい」そんな思いを強く感じたそうです。そこで東京のマーケティング会社と企画を立てたのがこの「姫路城ぬりえアートコンテスト」なのです。応募総数は1,800点を超え、初回としては成功を収めました。

今年もシンプルコースと細密コースの2種類をご用意しています

 昨年の実施当初からこのコンテストが姫路の名物となるような息の長いアートイベントとして根付かせたいと美術館スタッフも含め考えていましたが、何もかもが初めての体験だったので皆さんの評判も気になっておりました。ところがコンテスト終了後も多くの方から「ぬりえアートがとても楽しかった」「来年も実施してください」「今年も実施しますか」というお声をいただきました。
今年は応募の期間も2ヶ月以上に延長して実行することにいたしました。大人の方の参加も増えるとさらに賑わいが増すのではないかと考えています。
 

2023年のコンテストの概要をお伝えします

昨年は1800点以上の応募がありました

第2回「姫路城ぬりえアートコンテスト」
 主催:三木美術館 
後援:姫路市 姫路市教育委員会 姫路商工会議所                 神戸新聞社 姫路ケーブルテレビ FMゲンキ 
特別協賛:大阪ガス株式会社 株式会社西松屋チェーン 神姫バス株式会社特別賞品協賛:ぺんてる株式会社
本企画は、多くの地元企業・商店にご協賛いただいております   
詳しくは公式ホームページをご覧ください

応募期間:2023年7月19日(水)〜2023年9月30日(土)
授賞式:2023年12月10日(日) 姫路城の世界遺産登録記念日の前日です
展覧会:2023年12月10日(日)〜2024年2月18日(日)
詳細についてはURL にてご確認ください

三木美術館館長からのメッセージです
 


「昨年の第1回目を振り返ってみると、姫路城ぬりえアートコンテストを開催することが決まってからの日程がタイトだったため、無我夢中で準備をし、あっという間に授賞式当日を迎えた感じがします。

子どもたちにできるだけ多く参加してもらいたかったので、姫路市の校長会にも協力のお願いをしました。けれども実際に配布する応募用紙の印刷が上がり、届いたのを見ると、その量の多さに圧倒され不安が募りました。果たしてこんなに配布して反応がなかったらどうしようかと。結果、我々の予想をはるかに上回る参加者があり、またその作品がオリジナリティーに溢れ、素晴らしいことにとても感動しました。

展覧会で自分の作品の前で誇らしげな表情でポーズをとり、写真を撮ってもらっている子ども。1枚のぬりえアートを家族全員で眺める姿。そういった皆さんの様子を見て嬉しく思うと同時にこのコンテストは長く続けていくべきだと思いました。
私は画家の方とお話をする機会もありますが、美術の道に進まれた理由をお聞きすると案外、些細なことだったりします。ですからこのコンテストをきっかけに美術の道へ進まれるかたがでたり、画家として活躍されるようなことになればと夢をふくらませています。」

2022年の授賞式の様子

今年2023年は姫路城世界遺産登録30周年でもありますから、姫路城 ぬりえアート コンテストが記念の年を盛り上げる一助となればと思っています。多くの企業様、商店様にも協賛をいただき、より地域に密着したコンテストとして開催していきます。
今年のぬりえアートの下絵は、昨年とは違う姫路城が描かれています。どんな作品が応募されるか楽しみです。皆様のご応募お待ちしています。

応募をお考えの方には、三木美術館屋上からの姫路城鑑賞をおすすめ

姫路の方にとっては姫路城はお馴染みの姿かもしれませんが、コンテストに参加されるのであれば一度、三木美術館から姫路城を眺めてみませんか。美術館に入館された方で、希望される方には屋上へのご案内をしています。ここからの姫路城はおそらく姫路で一番美しいのではないかと思っています。三木美術館から道路を隔てたお城側には高い建物が一切ないので、お城を中心に180度を見渡すことが可能なのです。ここでお城を眺めているときっといろいろなアイデアやイメージが浮かんでくるのでおすすめです!

夏休み期間中に『ぬりえアートのワークショップ』を開催します


「ぬりえアートって?」そんなお声も寄せられました。私たちがコンテスト名に“ぬりえで”なく“ぬりえアート”という言葉を使ったのにはちょっとした意図があります。台紙に描かれた姫路城をきれいにぬっていただくのも大歓迎ですが、さらに想像力を膨らませてぬりえをしつつ描き込んでもらってもいいですよ、ということです。

特にお子様にはアートを楽しむきっかけとなることを願っていますので、その点などをワークショップで体験していただければいいかと思っています。
 
指導にあたるのは東京藝術大学を卒業しCMプランナーとして活躍している赤木洋氏と女子美術大学を卒業しグラフィックデザイナーの長岡真子氏。
 
下記よりお申し込みいただけます。(Peatix のサイトにリンクしています)

では皆様の応募をお待ちしております。
 
                     [企画制作/ヴァーティカル]
 
 
 





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