気になる記事3本【Samsung/NIKE/AIGLE】
Samsung tries to woo iPhone users with a browser-based Galaxy test drive
サムスンが iPhone ユーザー向けに、ブラウザで「サムスンをちょっとだけお試し」できる Webサイトをオープンしました。
Webサイト をホーム画面のショートカットに追加すると、そこから Galaxy のシュミレーションができます。
やってみたんですけど、ほんとに Galaxy の画面のようになるし、カメラを起動したら男性が手持ちカメラで喋り始めるし(笑)、シュミレーターとしてはかなりの出来です。
自分のスマホで気軽に、しかも実物にかなり近い体験ができるというのはとてもクリエイティブなマーケティングだと思いました。
Nike wants to resell your (lightly) worn shoes in some stores
NIKE は現在、廃棄を減らすために一部店舗で自社の中古スニーカーを安くリセールしています。
月曜、NIKE は履き古したり、不良のあるシューズの引き取りと、それのクリーニングを行うと発表しました。
現在アメリカの8店舗で引き取ったスニーカーを販売しており、4月末までに15店舗に拡大、また今年中にもう数店舗増やす計画です。
また、リセールされなかったものについては寄付されるということです。
サスティナブルはスポーツウェア業界や、より広くファッション業界で注目されており、昨年には Adidas と Allbirds が CO2 排出量を最小に抑えてハイパフォーマンスなスニーカーをつくるために協働すると発表しました。
大きな企業がこういった取り組みのために費やす労力というのは計り知れず(仕組みづくり、クリーニングの費用など......リセールして元は取れるものなのでしょうか)、環境問題への姿勢をきっちり見せていて素晴らしいと感じました。
ファッションから社会課題へアプローチ。AIGLE × FAGUOの環境を配慮したカプセルコレクションに注目
1点のアイテム制作につき1本の植樹をするという取り組みが、わかりやすくていいなと思いました。
環境に配慮したものづくりも、最近は本気度の高いものが多くなってきて、これがスタンダードになると素晴らしいなと思います。
こちらも自社の衣類・ラバーブーツの回収を一部店舗でスタートするそうです。
HP によると、製品修理ワークショップや、自社中古品の販売を行う Webサイトを運営するとのことなので、回収したものについてはそこにいくのでしょうか。
「足跡以外の痕跡を残さずに、大いに経験し人生を謳歌するために」というミッションがとても素敵ですね。