バレーボールの練習は「写経」ができなくて難しい[WIP]
まだまとまっていないので、draftくらいに思ってください
概要
IT業界のスラングで、勉強のために参考にするプログラムのコードをそのまま書き写すことを「写経」という
コードの書き方(文法など技術的な部分)を、真似から学べる
コードの書き方(実装のアイデアなど技能的な部分)を、技術を通して、真似から学べる
バレーボールだと、それができなくて難しい、という話。
導入
大富豪やUNOのルールを説明するときに、「とりあえずやってみたら分かる」と言った経験がないでしょか?
バレーボールでも、「やらないと上手くならない」ので、「とりあえずやってみる」ことができるような方法を考える必要があります。
しかし、ボードゲームとバレーボールでは違う点があります。
その違いについて、プログラミングの「写経」と絡めて書いていきます。
写経とは
IT業界のスラングで、勉強のために参考にするプログラムのコードをそのまま書き写すことを「写経」と言います。
何かを学ぶにあたって、全てを一気に理解することは困難。
そのため、スコープを絞ることが必要になる。
なので、単に「書き写す」ことで考慮する変数を減らしスコープを絞ることで、理解しやすくすることができるわけですね。
ボードゲーム
ボードゲーム(大富豪やUNO、将棋や麻雀など)は、そのルール上、指示の通りに行動すれば、初心者でもプロと同じことが再現できる。
また、棋譜や牌譜から、それを写経することもできます。
やらないと上手くならない
バレーボールに限らず、やらないと上手くなりません。
理解してから、上手くなってからやろうとすると、いつまでも進みません。
「とりあえずやってみよう」ができるために
「やらないと上手くならない」ので、「とりあえずやってみる」ことができるような方法を考える必要があります。
大富豪やUNOのルールを説明するときに、「とりあえずやってみたら分かる」と言った経験がないでしょか?
その方法のひとつが、「写経」なわけですね。
とりあえず経験してもらって、もしそれが本人の判断を経ていなくても、真似て慣れることによって、上達の助けになるを考えています。
暗黙知と形式知の話
ここからは別の視点。
ここまでは、「一気に全てを理解することはできないので、スコープを絞ってとりあえずやってみることで、上手くなろう」の話でした。
ここからは、「形式知を通して暗黙知を学ぼう」の話です。
SECIモデルでは、暗黙知は共同化(経験の共有)によって伝達されるものとされています。
http://www.osamuhasegawa.com/seci%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB/
暗黙知を伝えることは、難しいわけですね。
ここに、「写経」のアプローチで挑んでみたいと思います。
技能は暗黙知です。
技術は技能の表出です。
パス力は技能、パスをすることは技術。
であれば、技術を行うことで、技能を習得しようというアプローチが取れるのではないか?と考えました。
つまり、逆向きにアプローチできるかもしれない。
技術を真似できれば、それによって技能を身につけられるかもしれない、という意見です。
ここで、「写経」が出てくるわけですね。
プログラミングの技能は暗黙知ですが、その技術は形式知です。
なので、写経を行うことによって、プログラミングを身につける一助になります。
同様に、バレーボールにおいても、そのプレー(技術・形式知)を真似することができれば、そのスキル(技能・暗黙知)を身につけることができるかもしれないと考えました。
今後の課題
バレーボールにおいて、写経ができる方法を検討する
バレーボールにおいて、写経はできないにしても、せめて真似ができる方法を検討する
最後に
写経(真似)で良いから、「とりあえずやる」ことで上手くなれるはず
写経(真似)によって、技術を通して技能を習得できるはず
プログラミングやボードゲームではそれが行いやすいが、バレーボールにおいては極めて困難。
ただ、コーチやアナリストは、その方法を検討していく必要があると考えています。
P.S. ペアプロ
ちょっとここは迷ってます。
ナビゲータとドライバがいるので、現象としては似ているんですが、この文脈で語るのが適切かは悩んでて...