Prenuptial Agreement (婚前契約)
200日後に幸せになる人、107日目です。
恋人Aの家族側からの反対で、ドタバタあるものの、少しずつ結婚への話が出ている私達。
「アメリカにいる息子が、中国人女性と8年付き合った挙句に別れて、大量のお金を持って行かれた」という親戚のエピソードを不安がるAの母。
Aに「結婚するならPrenuptial agreement (婚前契約)をやれ」と言っていたようです。
私は少し前に、カナダ人と結婚した知人がこの婚前契約について話していたのを聞いたので、義務では無いけどみんなやるものなんだろう、と思っていました。
(実際、やるやらないは本当に自由そう)
Aが「センシティブな事なんだけど」と前置きしながら私に婚前契約が出来るか聞いてきた時も、
「みんなやるもんなんじゃないの?」とすっとぼけた反応が出来たのは、ある意味良かったかもしれません。
一度も話した事のない人から、私がさも金をむしり取る気満々みたいな言い方をされるのは、勿論心外ですが。
国際結婚の離婚率は50%なんて言うのも見るので、離婚について考えておくのは良い事でしょう。
というか、不安を見ないフリするよりは、しっかり離婚時の事についても話しておきたいです。
私たちの場合、お互い以外にカナダで誰も身寄りの無い移民カップルなので、どちらかが倒れたり働けなくなったら、どこまでこの国で生き延びられるか単純に自信が持てません。
お互いの母国が同じなら、外国で頑張るのはやめて一緒に帰るという選択肢がありますが、それが出来ないのも移民同士カップルのデメリットです。
1ベッドルームのコンド30年ローン支払い中に離婚したら、どうなるの?
子どもがいたら?
どちらかが病気や事故などで働けなくなって生活が立ち行かなくなったら?
どうやら、専門の弁護士を雇って婚前契約を交わすそう。
婚前契約の費用は2000〜5000ドルなんて出てきます。
安くない。
公平を期す為に、お互い別々の弁護士を雇うとか。
お金が…。
ただ離婚時に色々話し合いする方がお金がかかるから、弁護士代高くても婚前契約はしておけと言う意見も見ます。
結婚前のまだ仲の良い時にやっておけ、とか。
確かに、5年10年後にも、今と同じようにお互いへの愛や思いやりが続いているとは思いません。
精神の病気や加齢などで人柄も変わってしまうかもしれないし。
今は本人達にそこまで資産が無かったとしても、それこそ家族からの相続とかそういうものも出てくる。
離婚時にお互いの資産を完全折半、というだけの取り決めでは確かに問題になりそうです。
とりあえず、どういう流れで婚前契約するのかも分かってないので、少しずつ調べないとな〜という所です。