【SNS活用法】未経験1年目WEBデザイナーが、大手メディアから取材オファーを引き寄せる方法
🌾この記事はアフィリエイト記事です
【自己紹介】WEBデザイナー。地方在住の三人の子持ちママ。30代は農家をし、39歳の時にWEBデザイナースクールへ。2つのスクールを受講後、未経験WEBデザイナーへ。中小企業や個人事業主からの依頼を中心にWEB制作を生業に。いきなりフリーランスは無謀と言われたが、1年目にして150万円のサイトリニューアルを成約、さらにマイナビ農業に記事が掲載。
マイナビ農業に掲載
まずは百聞は一見にしかず。2023年9月27日、マイナビ農業に記事が掲載されました。その記事がこちら
テーマは農家のネクストキャリア。
サラリーマンをやめて農家になる人は多いけど、その逆ですね。農家を辞めた後のキャリアについて。現在、農家特化WEBデザイナーとしてお仕事をしているのでその取材を受けました。
他のSNSでは語ってない私が農家からWEBデザイナーになった話を含め、取材・記事掲載の裏側をご紹介します!
未経験WEBデザイナーを諦めきれない
この記事が載る3年前。2020年8月。
私は農家を辞める!と当時の夫に宣言しました。
結婚して以来一緒にやってきた、農業をすることに限界を感じました。
理由は、夫婦の不仲。仕事も家庭も一緒にいることが無理だと感じ、「仕事を変えて、家庭を落ち着かせよう」というのが最初の考えでした。
夫も了解し、「1ヶ月でWEBデザイナーになれる?!」と謳うWEBデザイナースクールへ。
卒業後、もちろん!!!!WEBデザイナーにはなれませんでした。
クラウドワークスというソーシングサイトで、仕事を得ようと思っていましたが、応募しても返事すら来ません。また、WEBデザインの案件に応募することも怖かったです。
だって、たった1ヶ月しか学んでない私が、クライアントを満足させる仕事を納品できるわけがない!
と思っていたから。受講前は1ヶ月でWEBデザイナーになれると思ってたけど、1ヶ月後は「今の状態で仕事なんて取れるか!」という気持ちでした。
でも、農家を辞めてスクール代も払ってしまった。夫の顔は日に日に、目が吊り上がっていきました。でも、農業に戻るわけにはいかない。戻っても夫婦、いや、自分が壊れるだけだ。
コンビニバイトしながら勉強しろよ!
ついに、夫から言われました。「家にお金を入れろ」でも私は断固拒否。というか、子ども3人の育児をしながらコンビニで働きながら、WEBの勉強をして「稼げるわけない!」と。もちろん、夫は家事育児は不参加型です。
自治体の職業訓練を活用する
最初のスクール受講後、半年が経ち、ついに夫からのお金が途絶えます。一緒に住んでましたが、「お前の給料でやりくりしろ」ということでした。農業時代、私の給料を多く振り込んでいたからそれを使えという夫の主張です。
流石に、WEBデザイナーとして独立することを考え始めました。
なんとしてもWEBデザイナーとして喰っていかねば!そして、絶対農業には戻らない!
ますます農業から気持ちは離れ、子どものためにもまず自分に手に職をつける。WEBデザイナーになることは諦めない。これ以外の仕事で、稼げるイメージが付かなかったというのが本音です。
私が住むのは地方のまた地方。求人がそもそもない。でもWEBデザイナーなら、オンラインで全国から仕事が取れる。
でも、一つ目のスクールでは成果は出せなかった。
ユーチューブや独学で勉強しても、手応えゼロ。
そこで偶然耳にしたのが、
県や市の自治体がやっているWEBデザイナー講座を受講する。
という方法です。
その日から、県庁の広報ラジオ、ネットを毎日チェックし。
2021年3月、「高知県長期実践型WEBデザイナー講座」と出会いました。オンラインで、東京に拠点をおくテックアカデミーの講座が受けられる。テレビ番組で知って、すぐにネットで申し込みました。
9ヶ月という長期講座に関わらず、料金は5万円。最初のスクールが、1ヶ月で18万円だったのでかなりお得です!(ただ高知県のこの講座は現在はやっていません)
最初のスクールで成果が出なかったからこそ、長期でじっくり学ぶ。この選択肢は、まさに誰かからのプレゼントのように感じました。
応募人数が多かったようですが、「必ず最後までやり遂げる!」と面接官にアピールして無事に受講できました。
受講したスクールの卒業生記事にも紹介していただきました。こちらは高知県が委託したテックアカデミーの記事です。
家族の応援がないのでお別れすることに
受講が始まって3ヶ月が過ぎた頃、夫婦関係は最悪でした。
そして、同居している相手の親との関係も最悪。
最悪ばっかりだったからこそ「WEBデザイナーとして喰っていく」という信念は揺らがず。受講中は4つのコースをクリアしないとダメでしたが、私はどれも卒業制作課題をクリアしています。
ある日、どうしても耐えられないことがあり、
夏休み中で家にいた子ども達の手をとり家を出ました。ちなみに、夫と夫の両親の目の前で車に乗りました。
突発的なことでしたが、その後、女性支援センターに相談し、自分の気持ちに整理をつけて、離婚調停を起こしました。
そして、1年3ヶ月後に無事に離婚成立しました。
調停を起こしたことで、第三者が入り婚姻費用が振り込まれるようになり、勉強に集中できる環境が整いました。実は、昼逃げ後は学校の校区外に住んでたので、毎日朝と夕方子ども達を学校に送迎してました。車で片道40分。
なかなか大変な生活でしたが、勉強と子供達の送迎で手一杯の生活になり「受講中は他の仕事はしない。必ずWEBデザイナーになるんだ」と、ますます腹を括りました。
コネなし・スキルなしだからSNSを活用
WEBデザイナーとして会社就職を諦める
WEBデザイナーコースも終盤になり、就活を始めました。「リモートワークOK!16時まで」子ども達との時間を最優先に考えて、この条件だけを掲示。給与面などは後回しで求人を探しましたが、
・そもそもWEBデザイナーの求人数がない
・面談になっても勤務時間の短さで落とされる
現実に直面。「条件がない」とついに紹介会社からも言われてしまい、就職を諦めて、未経験フリーランスWEBデザイナーとして歩き始めることを決めました。
ちなみに、面談まで行った会社は「企業のSNS代行」の会社でした。そこで初めて、SNSが仕事になると知りました。
心強いメンターとの出会い
WEBデザイナーとしての0→1はすぐに取れました。新卒で入った会社の同期デザイナーが、コーディングができる人を探しており、私がお正月に送った「農家からWEBデザイナーになったよ」の年賀状を見て連絡をくれました。
その仕事はとても大変でした。
その理由は、サーバーのことを全く知らない!からです。
ワードプレスのオリジナルテーマでコーディングをし、いざ本番サイトへ!というとき、めちゃくちゃ怖くなりました。リニューアルだったので既存サイトへの引越し!そんなこと、スクールでやったことない!
それをTwitterで呟いたら、ある方から「何か手助けできるかもしれません」とコメントをいただきました。すぐにコメントをし、zoomで画面共有しながらサイトのリニューアルを完成させました。
このある方が、イチ@年収1000万WEBデザイナー養成さん。
https://x.com/hash666699?s=20
イチさんは、WEBデザイナーとして経歴が長く、フリーランス、会社どちらも経験されていました。確かな経歴があり、また、人柄が本当に良くて。コーディングで私がどうしても解決できない問題を、一旦持ち帰っていただき解決してくれたこともあります。
そのイチさんのコミュニティのお話を聞き、
・未経験WEBデザイナーの営業術を教えてくれる
・実務で困ったことを解決してくれる
・イチさんと繋がっていたい
この気持ちで入会しました。
正直、料金は高かったです。でも、この人だ!と思った自分を信じたかったのと、この人についていかないと私は「家を出て生活苦になった母親」になってしまう。
稼げるWEBデザイナーになるにはイチさんを手放してはいけない!と本気で思いました。
SNSで農家特化デザイナーとして発信
まずはWEBデザイナーとして専門分野を決める
未経験WEBデザイナーの私がすべきことは
・営業
・WEBデザインの技術を上げる
この2つでした。
リアルでは知り合いに声をかけまくって3件やっととれました。パンフレット、名刺、料金表。
でもこれで生活は無理です。
そこでSNSを使って営業をすることにしました。
まずは自分の専門領域を決める。候補はこの3つ。
・農業
・着物
・女性起業家
農業は10年間やってきたから。着物は実家が呉服屋で、私自身も着物関係の会社に勤めた過去がありました。女性起業家は、フリーランスやサロンを持つママ友が多かったのでなんとなく浮かびました。
この3つの中で、私が専門にしたのが
農業でした。10年やってきたこと、また自分が農家時代にECに興味があったことから「同じ想いの農家はいるはず」と思うものがありました。
もう一つの問題!それはスキル面
WEBデザインの技術を上げるのは、イチさんが出しているPhotoshop講座を学びました。これはイチさんの作品をトレースするんですが、このおかげで私はレイヤーを習得し、後に出てくる「Twitterヘッダー無料プレゼント」を自信を持って行うことができました。
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SNSで発信を始める
専門分野が決まったら、発信を始めます。
その下準備、もちろん必要です!
その業界に長くいたからという理由で「農業が専門分野」と断言できるほど、私の心臓は強くないし、また私はSNSを全くやったことがなかった。そこで、イチさんのコンテンツを読み、実行しました。
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私が何をしたかは、こちらに書かれています。
大事なのは、疑問も持たずこの通りにやること。
アカウント設計、投稿内容、そしてコミュニケーションの取り方。自分流は何一つ入りません。私の場合は、そもそもSNSをやったことがなかったので、そのまま実行しました。特に手応えを感じたのは、農家むけにTwitterヘッダー画像無料プレゼント。なんと初めての募集で6件も応募が来ました!このうち3件の農家さんとは今もつながってます。
変化は突然に来る
Twitterを始めて2ヶ月で、最初のお客様ができました。お米農家のお客様です。依頼内容は「Instagramのコンサル」。私はインスタやったことがなくて、「やったことがないけど、やるなら全力でやる!」とお返事。
「ぜひみきさんに頼みたい」と言っていただきました。
Instagramが初めてでも、SNS集客の考え方は「SNS集客マスターバイブル」で習得済み。どうすればいいかは、わかっていました。3ヶ月のコンサルは成功。ECサイトの売上が3倍、購入人数が5倍という実績がでました。
自分もInstagramを始め、コンサルと同時に無料相談を行いました。少しずつ無料相談の問い合わせが入るようになり、農家の「具体的な姿」を想像できるように。
お悩みを聞きながら、それをTwitterやInstagramで解決内容を投稿にしていきました。
そして、Twitter始めて5ヶ月目。2023年1月。地元高知県の農業団体の役員をされているナス農家さんからDMが届きます。
「一度会って話がしたい」
ここから世界がグルンとひっくり返ったように、いろんなことが起き始めるのです!
SNS発信は周囲が変わっていく
私の発信に共感した人が集まる
DMをくれた農家さんは、「農家も発信をしていく時代だ」という考えをお持ち。私も同じです。自分が農家だったからこそ、農家の沈黙、農家の現状などよくわかっていました。
発信する農家が増えていくし、強い農家こそ発信してほしい!
この農家さんとは毎月1回、Instagramコンサルを行うことになりました。時々、ランチご一緒して状況など意見交換。もちろん、TwitterやInstagramでも繋がっており、いいねやコメントをする関係に。
その発信、つながりを見た他の農家さんから「え?この農家専門WEBデザイナーみきって何者?」と興味を持っていただき、問い合わせが入るようになってきました。これは2023年夏頃からです。
気になる人には積極的にいいね・コメント
自分の投稿にいいねやコメントしてくれる方って気になりますよね?
自分の投稿がちゃんとターゲットである「農家」に刺さっているのか?それも気になり、いいねやフォローしてくれた人を見るように。そしてタイムラインに表示される、農家さんで気になる人もチェックするように。
SNSは発信だけでは勿体無い!
こちらからコミュニケーションを取れるツールです。
Twitter上で知った農家さんが、何か記事にUPされたら必ず見てコメント(感想)、企画をするならチェックしていいね。困っていたら、何かできることがあればご提案。
これを大事にしていました。
特に何か知りたそうなときや困ってそうなときは、そっと近付きます。私も以前イチさんにそうしていただいて、助かった経験があるから。
すると、「あの農家さんと知り合いなの?」と先述したナス農家さんの名前がバンバン出てきます。農家の中で一目置かれている方と繋がれたことで、Twitter農家の中で私への認知が上がっていると感じました。
ついに、マイナビ農業からオファーが届く
やっと!本題のマイナビ農業からのオファーの話です。
こうやってSNSで発信をし、横のつながりができたのがTwitterを始めて1年経った頃。
Twitterの中で、よく目に止まる農家さんは何人かいらっしゃいます。売上が大きい方、自分なりの成功を手にしている方、これから農業を始める方。本当にいろんな農家さんがいる。
その中に源さんがいました。
源さんこと西田栄喜さんは、「農で1200万円!」「小さい農業で稼ぐコツ」など書籍を出されています。私も、実は農家時代に書籍を読んだことがあり、市場に出荷していた私が行う農業とは全く違う世界に光を見た気がしました。(正直羨ましいと思いました。)
源さんは、Voicy配信、アグリミュージックラジオにもご出演。そして、マイナビ農業に連載記事を持っています。
もうお分かりですね。
源さんから、マイナビ記事取材のオファーをいただきました。
それまでDMでやり取りしたことなかったんですが、DMが届きました。
農家のセカンドキャリアというテーマで、真っ先に思い浮かんだのが私!
源さんは60回以上の連載をマイナビで行っています。私が61回目。農業をいろんな視点で切り込み、取材対象者を探されています。
テーマは編集者さんと決めているようで、今回の「農家のセカンドキャリアというテーマ」になったとき、私を真っ先に思い浮かべていただいたと。
DMではすぐに取材日が決まりました。
SNSをやっていて感じるのは、縁がある人とは「スムーズに話が進む」んです。ほぼ毎日、お互いの投稿は見ている。そうすると、自分に合うか、合わないか分ってきます。おそらく、源さんも私の投稿をざーっと見返してのご依頼だったと思います。その上で、「取材云々カンヌンの前に、話してみたい」と言っていただきました。
取材当日は大盛り上がり!
私の事前準備は、源さんの書籍を読み返すこと。源さんはEC黎明期、産直ECの初期から販売されている農家さん。改めて、「すごい人だなぁ」と。
ただ、今回は私が取材対象者なので源さんのことはあまり聞かないでおこう!と思いました!
取材当日は、大盛り上がり!意外な共通点があり、そして女性がもっと活躍する社会になって欲しいという想いを話していただき(記事になってないのが勿体無い!)、濃すぎる時間を過ごしました。
特に源さんがポロッと話してくれる、ECや農業への考え方は「やってきた源さんだからこそ言える」というものが多かったです。
記事掲載後の反響は?
各SNSのフォロワーが増えました。そして、問い合わせが増えました。
TwitterもInstagramもLINEもです!
あと、母が泣いて喜んでくれました。
生活も安定してきて、土日休日はほぼ子ども達のサッカー練習・試合の応援に行ってます。「子ども達と笑って暮らす」一度は離れてた生活がまた戻ってきました。
ただ、この変化にはまだ満足はしてません。私は農家専用WEBデザイナーとしてもっといろんなお客様に出会いたい。
そして、SNSの可能性を農家に伝えたい!
ゼロからWEBデザイナーになった私でも、SNSで人生は変えられるのだと。
【余談ですが】Instagramを再スタート!
新しい挑戦としてInstagramでの発信を再度挑戦します。
実はかなり迷走していて笑
これを再度動かします!
きっかけは源さん。
みきさんのインスタライブ、出るよ!
と言ってくれたんです!めちゃくちゃありがたいです。
特にECに強い源さんのお話は、農家さんの勉強になる!
ただ、今の私のアカウントだと「誰も見にこない」可能性しかないので、再度整えるので待ってください!と源さんに、待ってもらってます!
2023/11月にはインスタライブやります!
私のインスタアカウントはこちら
https://www.instagram.com/nouka_design/
まとめ
長文を最後まで読んでいただきありがとうございます。
SNSは何者でもない人こそやるべきです。
人生を変えたい
このまま終わりたくない
何かできることがないか
そう思うなら、まずSNSを進めます。
私は農家→WEBデザイナーという180度違う仕事への転身だったので、コネゼロ。だからこそ、SNSの可能性を信じてやりました!
以上、未経験フリーランス1年目のWEBデザイナーが大手メディアに記事掲載してもらったお話でした。
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