
ひな祭り 14日目のnote
今晩は。最近、皆様の調子はいかがですか?
寒暖差が激しい上に花粉の影響もあったりと体調管理が難しいですよね。お互い元気に過ごしていきましょう。
✨本日のお話
今日は3月3日のひな祭りなので、京のひな祭りについて
京都市内ですと、左京区にある世界遺産『下鴨神社』では、毎年桃の節句(3月3日ひな祭り)になったら鴨神社の境内に流れる御手洗川で「流し雛」が行われます。流し雛とは、上の写真の編んだ藁に乗せた雛人形「さんだわら」を、境内を流れるみたらし川に浮かべるという行事です。
私は一度は見たいと思ってますが、まだ見に行けてません。
今朝は雨でしたが雨の中、行事はおこなわれたようです。
来年こそはあらかじめ時間を確保して行きたいものです。
私も午後は時間ができたので、下鴨神社神社近くの茶寮宝泉へお茶をいただきに行ってきました。
宝泉さんの玄関口に写真の雛人形「さんだわら」が飾ってありました。
ちなみに、京雛と他の地域の雛人形には飾り方に相違が見られます。他の地域では、男雛を向かって左、女雛を向かって右に飾るのが一般的ですが、京都ではその反対、男雛を向かって右、女雛を向かって左に飾ります。
宝泉さんの客間に飾ってあった雛人形もそうでした。
皆様も京都で雛人形を見たら確認してみて下さいませ。
宝泉さんは、『わらび餅』が有名ですが、今日私がお抹茶と一緒にいただいたのは〝引き千切った〟ような形が特徴的な『引千切』です。
ひなあられや菱餅はひな祭りの食べ物として全国的に知られていますが、京菓子には「引千切」が欠かせません。宮中の儀式などで用いられていた和菓子で、「ひちぎり」や「ひっちぎり」と呼ばれています。こなしやういろうの上にきんとんや餡をのせてあり、先を〝引き千切った〟ような形をしていることから、こう呼ばれます。
ゆったりとお庭や雛人形を眺めながらお抹茶と引千切をいただく日常。
京都に移住してよかったなあとしみじみ。