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aoi3
誠実の夢
その夢から覚めたとき
現実の自分が背負うものを思い出して
少しがっかりした
決して楽園のような夢ではなく
むしろ現実以上に
自分の感覚に嘘をつかないよう
心を砕いて動き話していた
結果仲間に少し残念がられても
それはそれで仕方ないと考えていた
感覚的には何も背負っていない頃
身ひとつで出口も見えずにもがいていた頃の自分に似ていた
夢から覚めたとき
少しがっかりして
その後ちょっとだけ安堵したのだ
背負うものは外側から私を意味付ける
その事が自分に重い時もあり
逆に覚悟や励みになる時もあり
背負うもののために
私は自分に嘘をつくことが
あるだろうか?
…多分少しあるのだろうなあ
だから少しがっかりしたんだと思った
がっかりした中身に
年齢も入っていたんだよなあ
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