伴侶

ちょっとした齟齬で
最近気が付いた「彼の視点(仮)」が
また新たに現実味を帯びる
もう四半世紀以上も一緒で
常に彼の発する「言葉」に囚われ
その大元を考察する術を
持っていなかったと気付く

想定していたよりずっと
彼はお坊ちゃんで
自分の中のその枠を壊すことはできず
「逞しい」メンタルから遠く
ということは
見えている以上に彼が背負っていた負荷は大きいということだ

多分彼は彼を「許していない」
それはきっと両親との関係の未消化からきている

どうしようか
今このことに私が触れられる程
私に余裕はない
このことを頭の隅に置きつつ
日々を過ごしつつ
然るべき時を待てばいいのか

元々彼は私の人生の恩人だ
私がここまで来れたのは彼のお陰だ
子どもらを一人立ちさせた後は
残りの人生で恩を返すと決めていた
そのヒントが増えたということか

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美樹
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