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【炎上】大好きな出身地が地域おこし協力隊で炎上した①

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みなさんこんにちは。
最近、色々あったので、そのことをnoteに書きたい思います。
一心不乱に書いていたのですが、長文過ぎたので今日から、何回かに分けて投稿していきます。
シリーズとして、マガジンにまとめていきます。

今日はその第1回。

事の発端についてお話していきたいと思います。


私は愛媛県新居浜市別子山ってところ出身なんですが、聞いたことあるって方、どれくらいいらっしゃいますか。
地方創生とか、地域おこしとかについて調べている人なら聞いたこともあるかもしれません。(悪いことで)

簡単に言ったら、今年の始め、別子山、炎上したんです。

ちなみに、私は別子山の活動に色々と関わっていますが、今は高知へ留学中の身(笑)。
そのため、この事件について全く関わっていないんです。(悔しいことに)

今回は、当事者たちに近いけど、直接は関係ない私がこの炎上さわぎについて語っていきたいと思います。
今拡散されている情報の中の間違いの訂正、私の想いなどをそのままお届けします。

なお、近い立場だからとはいえ、どちらかの立場を持ち上げるようなど思っていません。
むしろ、両者を批判しているかも。
ぜひ最後までご覧ください。


YouTubeがきっかけとなり炎上

まずは、炎上の詳細から。
炎上のきっかけとなったのはこの動画。
まだ見たことがない人は、まず見てください。

事の流れ

まずは動画の話をベースにざっくりと事の流れをおさらい。


2021年、家族で東京から別子山へ移住。
地域おこし協力隊の制度を利用。
ファミリーミッション型で活動の2割を地域活動に充て、他8割を自分の活動を行う。

個人の活動内容はまあ良かったけれど地域活動の方が問題に。

地域活動とは地域団体の活動のことだった。
利益をあげられていない活動に強制的に携わらさせられたことなどから、団体の活動から心が離れていった。
ある日を境に活動の日程の連絡が来なくなり、活動から離れることに。

活動から離れて3か月。上団体の関係者が4名と地域活動について話し合いを実施。
県道の草刈り、学校の清掃、民家の片付けの手伝いをしているから、それを地域活動として認めてもらえないかとお願いをしたが、突っぱねられた。

嫌がらせのような頻度が増え、体調を崩した。医師にはストレス性のものと診断された。
古民家再生を断念し、他地域へ引っ越そうと思った。

市長、議員、行政の人、何人もの人が個別に時間をとってくれ、定住できる方法の提案をしてもらった。
それでも、これまでのこと、過去の協力隊のことを踏まえ、離れる決意をした。


ざっくりと言うとこんな内容でした。

ちなみに、私の親はこの住民団体に深く関わっています
そして、この動画の投稿者さんの住まいが私の実家のご近所だったということもあり、移住されたときに、仲良くしてくださいとお話をさせていただいた仲。(実際はコロナ禍で高知から出にくく、多くは話せていない)

私はこの動画を見て思ったことは、「私はどっちの味方なのか」でした。
正直、それは今でも決めていません。
どちらにも思い入れがありますし、どちらの言い分もわかるのです。
ですので、私は勝手に板挟み状態に陥ったというわけです。


【デマ訂正】間違っている or 注意して見て欲しいところ

まず、色々と問題点とか意見とかを言う前に、ここは間違っている or 注意して見て欲しいと思うところのお話をさせてください。

①地域活動の連絡が来なくなったのか、連絡しても参加しなかったのか

ここは、地域の人と意見が食い違っています。
地域の人は「来なくなった」と言っていますし、動画投稿者は「連絡が来なかった」と言っています。

さて、この活動の連絡は誰が行っていたのでしょうか。
特に誰が連絡するとかは決めてなく、活動の終わりに次の日を決めていたとかではないのでしょうか。(あくまで予想です)
それだと、1回でも来なかったら、次の日の実施日なんてわかりません。
また、地域の人との関係性が良い状態なら、1回くらい休んでも誰かが連絡してくれますが、モチベーションが下がっていて、地域の人との連絡があまりできていない状況であれば、呼ばれないのも当たり前ではあります。

ここのところの真相は、双方の人のスマホの中を見せてもらうくらいしか、確実な検証方法はないのです。
そこまでプライベートの内容を晒してまで検証するようなことでもないので、辞めておきます。

ですので、ここには地域の人との認識違いがあることを踏まえてご覧ください。


➁会議室に呼び出された際、地域の人たちから言われた言葉

この言葉が本当にその通りかどうかは分かりません。

地域の人たちのことを知っている私の個人的で勝手な考えだと、動画のような言い方はしていないと思っています。

例えば、「どうして活動に参加しないんだ」って年上の方々4人から聞かれたらどうでしょう。
私だったら脅しのように聞こえます。地域の人にそのつもりが全くなくても。
そんな感じで、そのつもりは全くなくても、これがきっかけで追い詰めてしまったんじゃないかと想像しています。

それに、このプロジェクトに関わる人たちとの関係が最悪になってしまった場合、他の地域活動だけに参加するなんて、難しいと思います。
田舎の人が思う「地域活動」なんて、同じ人ばっかりが関わっているものなんですから。

たしかに、投稿者さんの価値観で言う地域活動なら、2割分くらいとして位置づけることも可能なのかもしれませんが、何が地域活動に当てはまるか、何を基準にして割合を出すのか。そんなの、落ち着いた精神状態の両者がしっかりと話し合ってからじゃないと決まらないんですよ。

「2割の地域活動ができないなら、地域おこし協力隊をやめてもらう」
これは当たり前です。契約違反ですから。
でも、2割の地域活動とはどんな活動か、どのように割合を計算するのか、いろんな前提条件が両者、食い違っているんですよ。

色々精神が病んでいる状態で、圧迫面接かのような場を準備されたら、酷い言葉に聞こえるのは当たり前ですから、そういうフィルターが通っていることに留意して動画を見てほしいところです。


③嫌がらせはあったのか

私の理論から言うと、嫌がらせは間違いなくあったのでしょう。
でも、「嫌がらせ」って何なのでしょうか。

嫌がらせって、被害者が嫌だと思ったら、嫌がらせなんです。
実際にどんなことをされたかではなく、どう感じたかなんです。

だから、偶然起こってしまったことでも嫌がらせになってしまいますし、悪意のない日常会話でも嫌がらせになってしまうのです。

そう感じたということに重きを置かなければならない。

「法的対処をしても良い」というのは、「めちゃくちゃ酷いことをされた」という理由にはなりません。

その回数は少なくても、その頻度は少なくても、精神的苦痛を感じた場合、法的対処ができます
「法的対処をしても良い=めちゃくちゃ酷いことをされた」という考えの人こそ、今まさに嫌がらせを受けている人を追い詰めているのではないでしょうか。

そして、忘れてはならないこと。
この動画が公開されたことって、別子山の人が受けた嫌がらせなんです。
投稿者さんにとっては、自分の思ったことを発信しただけですよ。
でも、別子山の人はこれを見て、不快に思い、精神的苦痛を感じた人もいたことでしょう。

別子山も投稿者さんに対して法的対処をすることができます。
また、別子山を憶測のみで批判している人に対しても法的対処をとることができます。

大人は全員ハラスメント講習・情報リテラシー講習を受けるべき。ほんとうに。


④火災はほんとうに偶然

最後に、ネット上で囁かれている、放火疑惑についてです。
これは明らかにデマです。
動画を見た人の中で、勘違いをされた方がいるので、ここで訂正させてください。

動画投稿者さんの上の階での火災はその部屋の住民による事故です。
上階の住民は重傷を負われています
出火原因はプライベートに関わるので、詳しくは言えませんが……
なんにせよ、確実に事故なのですから、放火というデマは絶対に拡散しないでください

動画で言っていることは、もう少し後に引っ越す予定が、火事で水没したため、それが早まってしまったという内容です。そこのところ、重要ですよ。


メディアに取り上げられる

炎上後、様々なメディアの方に取り上げていただきました。
その際には、別子山の言い分も結構取り上げていただきました。
ぜひ、客観的に見ていただければと思います。


動画内のメッセージから

今回の最後に、動画内のメッセージをご紹介します。

行政の方々にも協力隊の受け入れ態勢や取り巻く環境の改善を約束していただいたので、これから希望を抱いてこの地へ来る人が私や過去の協力隊の方々と同じ思いをしないで済むことを期待します

短い間でしたが、この地域でお世話になった人たちのことを私たち家族は一生忘れません

私は、この言葉に嘘はないと思っています。

別子山の人すべてが悪い人に感じたわけではない。
これからの別子山が良くなることを願っている。

未来の別子山が素敵な場所になってほしいという想いは双方同じです。

両者の想いを叶えるためにも、この問題についてもっと考えていくべきなのではないでしょうか。


〈②につづく〉


伊藤みき👓




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