「ストリップショー」を観て何を感じゆ
先日、岐阜県にある「まさご座」に行ってきました。
いわゆる「ストリップ劇場」です。
まさご座に行くのは今回で2度目。
ちなみに、まさご座は今年の4月で70周年を
迎えたそうで、私の大大大大先輩。
今は便利な「ネット」があるので
ストリップショーの歴史を調べると
すぐにいろんな情報が出てきます。
そして、調べてみると面白い。
元々は今のような、ショーの内容ではなくて。
萩本欽一さんやビートたけしさんが
出演するようなものだったのだとか。
そこからミュージカル風のものや
空中ストリップ。
1970年頃からは
全裸になったり、女性器をあらわにしたり、
女性同士の絡みや出演者の性行為を見せるショー
などなど過激な内容のものに変わっていったそうな。。
そして当時は200店舗以上あったと言われておりますが
現在は全国で20ヶ所以下。
愛知にも数店舗あったようですが
今はもう全てが閉店してしまったようです。
なんだか悲しいですね・・・。
そしてここからは前回、今回含めて、
ストリップショーを観劇しての感想。
料金はとってもお安くて。
近かったら私、
通うかもな〜ってくらいのお値段。
会場に入ってみると
昔のまんまなんだろうなって雰囲気。
色気のある香水の香りと
昔からのファンなんだろうなって
おじさま方がたくさん。
中には意外や意外。
私と同年代くらいの女性もちらほら
いらっしゃいました。
実際にショーが始まると
ファンなのかお店の人なのかわからない
おじさまが紙テープやタンバリンを使って
ショーを盛り上げていました。
女性の身体を見たこと触れたことは
以前、アマナレッスンという
レッスンなどで経験もありますし
自分もこんな感じなので、そこまで抵抗もなく
恥ずかしさもあまりなく楽しむことができました。
でも改めてショーを見て、女性の身体の神秘というか。
裸といえど、ただのエロさではなく
芸術のような美しさを感じました。
昔の日本を知っているわけではありませんが
このような昔からある性文化がどんどん衰退していることに
なんだか少し、悲しさというか、寂しさを感じました。
歴史というと、
私たちの生活全て、昔と比べたら
どんどん変化していって便利になっている反面、
昔の方が良かったのでは〜と思うことも。
今回の「性文化」についていうと、
昔の方が性にオープンだったようにも思って。
アダルトビデオ等の普及や娯楽が多様化してきてから、
よりタブー視されるようになったと思う。
「性」というのは
ついつい後回しにされがちだけれど
とっても大切な部分。
人間の根本。
私たちが今生まれてきているのは
お父さんやお母さん、
そしてその先のご先祖様がつないできてくれた生命。
異性に興味を持つこと、
自分の身体に興味を持つことは
ごく自然で当たり前なこと。
なのになぜそこを学ばないのか。
そこにタブー感を抱かれるのだろうか。
ストリップショーを観て、
欲のままに生きる姿を見たような
人間の生身をより身近で感じたような気がしました。
誰しも、もっと
人間らしく生きてもいいんじゃないかな。