来年は活躍するでござるの巻
示し合わせた様に真っ黒な服に身を包んできた独立リーグ・富山GRNサンダーバーズの選手達と、忘年会ならぬお食事会。
杉山晴都投手、境勇惺選手、道崎亮太投手、急遽参加してくれた石橋航太選手の面々。
石橋選手は今季限りで富山GRNサンダーバーズを退団し、社会人チームへの移籍を希望しており幾つかのチームから声がかかっていましたが、アメリカテネシー州メンフィスに本社があるFedEx Corporation硬式野球部に。
まだまだ野球に対する情熱とモヤモヤとした未達成感を抱えている様で、今季シーズン中に魅せてくれた豪快なスイングをFedExでも披露してくれるそうで。
野球部は北信越地区長野県野球連盟に所属しており主戦場はそちらですが、年に数回富山にも遠征に来てくれるので、来年富山GRNサンダーバーズの試合以外に彼に会いにスタジアムに足を運ぶ楽しみが増えました。
今年は宮崎フェニックスリーグに参加した道崎投手。NPBの選手達との対戦で手応えを感じ、特に対福岡ソフトバンク戦で得るモノが多かったそう。
自身の中で一番大切な生命線はやはりフォーシームで、この冬オフシーズンで磨きをかけるとの事。
オリックスバファローズ山下舜平大投手の様にストレートとカーブで勝負するスタイルを目指し、来シーズンの目標は全試合で総失点10点以下に抑えると力強く答えてくれました。
(※今季2024年シーズン30試合、投球回32、失点22、自責点19)
今シーズン途中加入の境選手、2試合4打席のみの出場でしたが、バッターボックスに立つ度に長打を狙っており、そのフルスイングは見ていて気持ち良く。
本人も自身の魅力は一発だと理解しており、来シーズンは全試合スターティングメンバーに名を連ねる事はもちろん、最低3本以上のHRを放り込むとの約束。
課題は低めの球の見極め。高めは自信があり、今年の冬はそれを克服する様に研鑽するとの事。
福岡ソフトバンクホークス野村勇選手の様なパンチ力を秘めた長距離バッターを目指し、3番か5番でチームに貢献したいと笑顔で答えてくれました。
中継ぎとしての役割に磨きをかけたいと声を大にした杉山投手。
来季は30ホールドが目標で、そのためにこのオフシーズンは母校のグランドでみっちり汗を流すとの事。
東京讀賣ジャイアンツ翁田大勢投手の様に、後半回に安心してマウンドを任せられる”ガチ”を目指す。
羊羹大好き、嫌いなモノはパセリと激辛料理。
バルクアップする為に今日も人一倍の量を美味しそうに笑顔で食べていました。
個人的に筆者が一番期待している投手なので、ケガをせず制球力と球威アップに励んで頂きたいと思います。
これで地元富山出身の選手以外大半は実家に戻り、来シーズンに向けて力をため込む時期。
一皮も二皮も剥けるような、脱皮の年にして頂きたいと思います。ニンニン。
(写真は全て筆者撮影)