ダイハードII
負けられない戦いが続く、富山GRNサンダーバーズ。
三連戦初戦、一昨日の試合に引き続き、負けるか引き分けると、対する石川ミリオンスターズのリーグ優勝が決まる一戦。
例え残り6試合全勝したとしても同率首位、得失点差で24点差あるので、それをひっくり返さない限り優勝の目は無い。
選手達もそれは重々承知している筈で、一昨日の試合からベンチでの声出しがガラリと変わり、声量が大きく手を叩いての鼓舞も多くなった。
この後の無いタイトロープの上に立ったからこそ、今日の日本海リーグ第35回戦で16対1の大勝に繋がったのだろうが、追い込まれると本領を発揮する火事場の馬鹿力は、L.A.ナカトミビルディングやワシントンD.C.ダレス空港で孤軍奮闘したブルース・ウィリスの姿が浮かぶ。
先発の横井文哉投手が5回被3安打1失点と試合を作れば、続く渡邊蒼投手、瀧川優祐投手も各々6、7回と8回を0失点で完璧なホールド。
例え15点差がついていようと、最後のクローズは日渡柊太投手がマウンドに上がり、Max152kmの投球でピシャリとシャットアウト。
打席もスターティングメンバー8人が打点を上げ、特に5番墳下大輔選手が6打数4安打3打点と、ボールがよく見え、振りもシャープなスイング。
今までファーストの守備についていましたが、三試合前からサードにコンバートされ、それが良いリズムに繋がっている様です。
16安打で16得点、コストパフォーマンスに優れた今日の勝利。
やはり初回に得点を上げる事、6回に追加点を上げる事、定説通りに試合を運べば、残り試合全勝も夢物語ではないと感じさせてくれました。
これで得失点差も8点差まで巻き返し、メイクドラマの光も。
果たして明日の記事のタイトルは、『ダイハードIII』にする事が出来るでしょうか。
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