豚骨ラーメンは細麺バリカタ替え玉派
私はラーメンが好きだ。
スープの種類を問わずラーメンという食べ物が好きだ。
だが、ただ一つだけ譲れない点がある。
それは、麺の太さだ。
日本の西側で育った私は、ずっと細麺に慣れ親しんできた。
ラーメン=細麺。
良くて中細麺。
中太麺になると、そこからは戦争だ。
ある時、日本の東の方に赴く事が多くなった。
するとどうだろう、東の地では太麺のラーメンが蔓延っている。
むしろ細麺は邪道とさえ言われている気がしてくるほどに、目につくのは太麺ばかり。
太麺が不味いというわけではない。
もっちりとした触感、絡みついてくるスープのパンチ力。
なぜそのスープに太麺を採用したのかはわかる。
だが、私はそれを細麺で食べたいのだ。
頼むから太麺と細麺を選べるようにしてくれまいか、東の人よ。
麺が太いと「麺だけ食いに来たんじゃねぇんだけどなぁ」という気持ちになってしまう私の為に、どうか細麺を用意してほしい。
そうすればお店に入る前に「太麺か細麺か」確認する手間が省けるんだ。
東の地でも頼みたいのだ。
豚骨ラーメン、細麺バリカタ、ニンニク控えめ、を。
かしこ