day4 ー ロボットのブレイン・マシン・インターフェース
Bryan, M., Green, J., Chung, M., Chang, L., Scherer, R., Smith, J., & Rao, R. P. (2011, October). An adaptive brain-computer interface for humanoid robot control. In Humanoid Robots (Humanoids), 2011 11th IEEE-RAS International Conference on (pp. 199-204). IEEE.
BCI使ってロボットの腕を操作するって話
方法
EEGを使用し、定常状態視覚誘発電位(SSVEPs)によってロボットを制御。見つめているライトの周波数によってOccipitalのAmplitudeが異なることを利用し、画面に表示された5つのコマンドからやりたい選択肢を選ぶ。今回の目玉として、選択肢は階層構造をしているため新しい手順を学習することができる。3人の被験者には仕切りを跨いで物を右から左へ移動するタスクを実施。
結果
階層構造により、既に学んだ高レベルの行動と低レベルの行動を組み合わせて1つの課題をこなすことが容易になり、認知負荷が低減した。今後はあらかじめ高レベルの行動をプログラムすることで、より複雑な課題もこなせるようになりそう。
自身の研究に向けて
完全に工学的手法で、こんな技術もあるのかという程度。SSVEPsが実用レベルにロバストなのはERPと同じか。しかしこの手法なら、わざわざEEG使う必然性がない。パワースペクトル使ったBCIは無いのだろうか。