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4/23-4/25 道東の旅

maimai全国行脚のおまけとしてまたもや旅行に行ってきました(前回2月の旅の記事参照)。

またもやメインの交通機関はJAL。JRさんには先日オフピーク定期券買ってお布施しました。
今回は私個人としてのきっかけは特に無く、道東に行きたかったからです。

0日目

前回同様蒲田のシェアハウスに前泊しました。自宅から羽田空港1時間ほど掛かるためです。

蒲田へ移動中

1日目

羽田空港から女満別空港へ

朝は5:11に起床しました。7:10発羽田空港発北海道の女満別(めまんべつ)空港行きに乗るためです。ボーイング737でした。

ボーイング737のパンフレット

LCCと違って広めの機内はテンション上がりますね。8:43着と少し早く到着しました。ちなみに空港内のコンビニはセブンイレブンでセイコーマート(セコマと略される。北海道のローカルコンビニだけど、北海道外だと茨城県・埼玉県にも店舗があります。)ではないのかと問い詰めたくなりました。

まず、女満別空港のまわりは畑。空港を出るとレンタカー屋を除けば、ほぼ何もないです。コンビニ一つ見当たらないです。

女満別空港着陸直前

野天(露天風呂)へGo!

一緒に行った知人が温泉・銭湯好きでぜひ野天(露天風呂)に行きたいということで、レンタカーにて向うことに。

知人の友人情報で北海道には山に温泉があるとのことでした。
野天は前述の通り露天風呂ですが、北海道にはたくさんあるらしいです。空港からの距離等考えた結果、屈斜路湖付近の野天に向かうことにしました。屈斜路湖は空港から30km程度(直線距離なので実際車で走ると50kmくらい)です。

具体的には屈斜路湖・藻琴山麓の和琴温泉付近の地獄手前に向かいました。やはり地獄という名前に惹かれました。和琴温泉付近には徒歩圏内にいくつか温泉があります。地図情報だと3箇所あるとのことでした。

屈斜路湖

野天に入る

最初は和琴温泉露天風呂(口コミ)に行きました。温度は45度くらいで、東京の銭湯も熱かったけど流石に45度は見かけなかったので、最初は足を入れるのも勇気がいりました。足風呂だけにするかなと思ったけど、知人が全身入るというので、勇気を出して入ることにしました。混浴だし、着替える場所も男女別にラフに区切られているだけなので、ハードルは高めです。結構目立つところにあるので人が多かったら入らなかったかもしれないので、人があまりいなくて良かったです。

和琴温泉露天風呂

苔がたくさん生えていて、昔放送大学で習った極限環境微生物を思い出しました。大体50度から80度の場所に棲める単細胞生物です。温泉は45度程度でしたが、源泉は50度超えていると思われます。こんなところで見るとは。このあたりは国立公園らしく環境省が時々調査をしているようです。

2つ目の温泉

その後はオヤコツ地獄に向かう湖沿いの散策道を歩いて、2つ目の野天に向かいました。こちらは地元のボランティアなどで運営されているようで、味のある注意書きなどがされていました。天井を見上げると屋根に穴が会いていました。雪で穴が空いたのかな。最初の温泉が温度が高かったのもあり、ぬるく感じましたが置かれていた書き込みノートや口コミサイトによると温度は高めのようです。利用者の書き込みノートはいくつか置かれており、日本人を始め外国人のコメントもあった。なかなかほのぼのした雰囲気でした。ここは着替える場所も温泉も男女一緒なので大きめのバスタオルがあったほうがいいです。私は持っていなかったけど、同行者以外に誰もいなかったので入りました。

湖畔にはたくさん温泉が湧いている場所があるらしく、地図の位置がずれていたのもあり、目的の場所とはとは書いているところとは違うところに行ってしまいました。崖のようなところを木を掴んで降りていきましたが、たまたま大丈夫でしたが、降りるのは控えたほうがいいです。とはいえ湖畔で釣りをしている人がいたので、どこか降りる場所があったのかもしれないです。


湖畔には温泉がちょこちょこ湧いている

そのあと本当の3ヶ所目の目的の場所にいきました。紐でおりられるようになっていました。かなりわかりにくいので口コミもほぼないわけです。ここはお湯の量が少ないので足だけにしました。

車のタイヤが畑に落ちて大ピンチ

野天から戻ってきてもう一つ別の温泉への移動中、畑沿いに前側の左の車輪がハマってしまいました。運転していた知人は慌てていましたが、私は冷静に「レンタカー会社に連絡しましょう」といっていました。レッカー車と怪我や物損はないものの、一応事故になりますので、警察を呼ぶことに。誰も怪我をしていないし、レンタカーも壊れていなかったので良かったです。


路肩に゙車輪が落ちたの図。やってしまいました

通りがかりの軽トラのおじいちゃんが親切に色々教えてくれたけど、地元の地名を言われてもわからなかった。東京から来ましたと行ってもスルーされ、女満別空港から来ましたと言ったらやっとわかってもらえました。
私の父が好きな「ポツんと一軒家」というテレビ番組のようでした。テレビを見ない人向けに解説すると、Google Mapをみて、まわりに何もない場所に行ってみて何があるかをスタッフが探す番組です。

最初にレンタカー会社に連絡して、レッカー車の手配と警察への通報をしたら、ほぼ同時に30分後くらいに到着しました。待っている間に地図を確認したところ警察もレッカー車のある会社もいずれも現場から15kmくらい離れていました。

直前に野天付近を散策したりしていたので、警察官にコートに葉っぱついてると突っ込まれてウケました。運転者は職業も聞かれなかったのになぜか私だけ職業と勤務先と連絡先を聞かれました。私の予想では男女ペアだけど夫婦では無かったからだと思っています(知人とは交際はしていません。お友達です)。私の勤務先は英語で造語という変わった名前の会社なので口頭で説明するより早いだろうと、保険証を見せました。名刺ないかといわれたけど、遊びに行くときに名刺持っていかないからなぁ。

警察官は事情聴取がおわったら、さっさとお戻りになられました。

実は、ちなみにパトカーが到着する前に調べていたのですが、所轄の警察署の主な業務は鹿事故の減少らしく、ホームページを拝見したら、いかに対鹿の事故を減らすにはと語られていました。対人間の仕事を増やしてしまってすみませんでした。でも、後述する瞬間まではこの旅では1頭の鹿も見ませんでした。

ちなみにレッカー車というと大きいものを想像しますが、2トントラックくらいの車で何度か方向を変えて引っ張ってくれました。技術って素晴らしいです。私も技術者の端くれなんですがね…。サクッと対応してくれて、車は無事に道路を走れるようになりました。

これから、網走にむかうというと「網走までの道に峠があるので万が一のために国道を通るように」とアドバイスされました。

網走へ移動。道中飲食店が無くて腹減った

その後、網走に向かうため車を走らせました。事故が全て片付くまで約1時間かかったので、「そろそろお腹すいたねー」と車中で話していましたが、セイコーマート1つなく、飲食店が皆無。大空町市街に出たので期待したが、物件売出し中の店舗(つまり潰れている)や喫茶店しかなくちゃんと食事が摂れそうなところが無かったです。

15時半ごろにようやく、道の駅が見つかりそこで食事をとった。テレビの飲食店に行かないと帰れないバラエティ番組を思い出した。これもテレビ見ない人向けに解説をすると、最近はこの手の番組が多くて、飲食店が無いとバスに乗れないとか、バスじゃないと移動できないとか、寿司屋がないと移動できないとかちょっとずつルールを変えて各局で同じような番組をやっています。普段は見ないけど、実家に帰ったときに母と見たりします。

道の駅メルヘンぴっとでやっと食事にありつけました

道の駅のあとはまたしばらく車を走らせて、網走に到着しました。網走への道中は女満別空港を経由していたため、ほぼ午前中に通った道でした。同じ日に同じ道を通るとは…。しかも畑しか無いのに。北海道で車を走らせているとカーナビが「この先50km道なりです」とか普通にありますね。

網走監獄へ

網走では知人の希望で網走監獄(昔の網走刑務所を再現した博物館)に寄ろうとしましたが、最終入館時間が過ぎているとのことで入れませんでした。入り口で記念写真のみ撮りました。

網走監獄(博物館です)

翌日に遠くからですが本物の網走刑務所を眺めました。

本物の網走刑務所

夕日スポットと爆睡する私

その後、夕日がきれいなスポットに見に行くことにしました。私は睡眠不足で爆睡していましたが、結局天気の関係で夕日は見られなかったとのことでした。

1日目の宿泊

1日目はドーミーイン網走に宿泊。ここは露天風呂があるとのことで、知人のチョイスです。
夜は私が知人(網走出身)に教えてもらった店に行こうとしたが、こちらも営業しておらず。無念でした。日曜の夜というのもあり、全体的に営業しているお店は少なかったです。

行こうと思った店の隣の店で炉端焼きやカニを食べました。脚一本で3800円とかなりお高いけど、全国旅行支援2000円*2人分でいただいた。税金で食べるカニの味は美味しかったです。私も税金は払っていますが。

幻のカニらしい

2日目

海鮮丼の朝食

朝はホテルの朝食で、イクラをたんまりいただきました。痛風になりそう。ビール好きだし。
他にもビュッフェ形式で色々食べました。ホタテも美味しかったです。
メインとしては海鮮丼でした。フライとかスクランブルエッグとかベーシックな朝食もありました。

ビュッフェ形式の朝食でこんなに食べました

味噌汁にホタテの稚貝が入っていた。私はこれを間引きした稚貝を安く仕入れているのではと思ったけど。

ホタテの稚貝

またもや海鮮

ホテルをチェックアウトしたあとは私のリクエストで、先日実家に毛ガニを送ってくれた海産物屋に立ち寄りました。実は毎年こちらの海産物屋にこの時期毛ガニをオーダーしているので一度寄ってみたかったのです。お店はこじんまりとしていましたが、水槽には活ガニや他の生き物がいた。東京ではあまり見ない海産物を実家ではなく自分用に自宅に発送しました。毛ガニは数日前に実家で食べたばかりだったので買いませんでした。

網走刑務所と一番寒い場所

車を走らせていたら、本物の網走刑務所が見えたので少し車を降りて眺めていました。ちなみに、刑務所の前に川があり、観光客が橋を渡るのは禁止されています。

道の駅と電車(北海道では非電化地域もあるので、厳密には電車と言わず、汽車というらしいです。『動物のお医者さん』という昔のマンガで汽車という記述があります)の駅が一緒になっているところがありました。それはふるさと銀河線りくべつ鉄道なのだけれど、帰宅してから調べたら鉄道駅としては廃止になっている模様(運行体験ができる体験施設)です。

道の駅を示す表示と牛の看板?
電車が停まっている
鉄道時代の名残なのか、駅長と保線管理者、運転士の一覧

陸別町は日本一寒い場所として町おこしをしているようで、そのような記述がありました。4月末にはまだ雪がちらつくほどの寒さでした。道の駅の売店で何かを買うと牛乳がもらえるとのことでお菓子を買って、牛乳をもらった。普通のメグミルクの牛乳でしたが、札幌の会社だしまぁいっか。

初めて会う方と遭う

この日の予定はゲーム行脚の一環で、帯広で全国制覇した人(ゲームに全国制覇するという機能があります。同行者もそちらに挑戦中)に会うことでした。ただし、会ったことない人なのでどんな人だろうと期待と不安が入り交じる感じもありました。一緒に行った人はコミュ力高いので、自分は気楽にいったが。前回の北陸旅行も目的は同じゲームだったのですが、あえて文章には入れなかったのです。

その方はわざわざおそらく休暇をとって(と思われる)帯広まで来てくれていたことが後でわかりました。私は事前の接触はなく、地元の方だと思っていたのでびっくり。といっても私も有給休暇を2日連続で取って来ているんだけど。私の勤務先は有給休暇消化100%を目指しているとのことで、会社の目標を達成するように頑張っています。もちろん仕事自体もね。

3人で食事

その方と3人で知り合いの焼肉屋(ホルモンメイン)にうかがい、食事をした。同行者もこのような経験は初めてだったよう。コミュ力高いと事前約束の必要がないらしいです。ジンギスカンを食べていたところが道民らしいと感じました(その後、この方が上京して来たときに再びお会いすることになる)。

牛タン

鹿との遭遇

夜、車で走っていて目の前にエゾシカ(おそらく)遭遇。堂々と道路の真ん中に鎮座しているので、人間のほうが驚きます。万が一轢いてしまったら警察を呼ばなければいけないし、警察も遠そうな場所だったので夜間に長時間その場に滞在するのはつらいです。何年か前に夕張に行ったときはもっとたくさん鹿がいたので減ったのかなと思っていたが、しっかりいました。

急に濃霧発生

ホテルの近くにゲームセンターがあるとのことで、チェックインする前に少しプレイしていくことにしました。
ただ目的地につく直前に急に霧が濃くなりました。夜間の霧は不気味で曲道がわかりにくく、見知らぬ土地ということもあり少しパニックになりかけました。無事到着することができましたが、その頃には霧は晴れていました。
ゲームを終えて車に戻った頃にはまた霧が濃くなっていました。霧が出やすいところのようです。

霧が濃い

2日目の宿

今日の宿は、釧路のスーパーホテル。私は初見でしたが、全国各地にあるらしいです。こないだ電車に乗ったら見ました。部屋に入ったらドミトリー(寮)のような部屋でちょっとがっかりというかびっくりした。シェアハウスの最初の数年でドミトリーに住むのには慣れているのだけれど。旅行先ではね。お風呂にも入ってみたけど、女性風呂は3人分の洗い場しか無かったです。ビジネスホテルはどうしても女性風呂が狭いのは仕方ないのかもしれないです。

ドミトリーな部屋

3日目

前の日にも書いた通り、釧路は霧の街のようです。気がつくと前が見えなくなっています。

日本最東端のmaimaiのあるゲーセンにテンションが上がる同行者。記念写真を撮りまくっていました。

朝携帯電話が見当たらなくて、慌てていたせいで、ホテルに全国旅行支援のチケットを忘れてきてしまいました(正確に言うとQRコードの書かれた紙)。前の日に受け取ってすぐに登録するんだったら。前日は食事で使ってしまったので、意識がそこに行っていませんでした。もったいなかったな。失敗も旅のスパイスということで。

美味しいスイーツのお店がある(夢見るケーキ屋 ポルテというお店)ということでテイクアウトで購入して、開陽台という眺めの良い丘で食べました。訪れたのは4月の終わり頃でまだ時期じゃなかった(GWスタート)けど、キャンプ場もあるとのことでした。

ピスタチオのクリームが入ったケーキ
地平線の見える開陽台の丘
開陽台キャンプ場

その後、道の駅摩周温泉で足湯を体験。牛乳も飲みました(2023年4月現在、温泉はありませんでした)。

足湯
おっぱいミルクという牛乳

北海道は今まで10回は行っているけど、新千歳空港以外は実は初めて。半分くらいは札幌かその周辺への旅行や用事でした。

最初の女満別空港にまた戻ってきました。
女満別空港。なにもないけどいいところでした。またぜひ行きたいです。他の北海道の空港にも行きたいな。

さよなら女満別空港

女満別空港、離陸から一時間経ち、あっという間に盛岡あたりを通過しているよう。
飛行機は早いよね。乗るときに荷物チェックなどあって少し面倒だけど。
のこり362km。3日間の移動距離よりもずっと短いです。
女満別から羽田までが1000kmと少しらしい。北海道の広さを改めて感じました。
帰りの機内は平日の遅い時間というのもあり、すいていました。

羽田空港へ着陸直前の夜景
羽田空港での一枚

旅行は大好きなんだけど、自分が運転できればもっといいんだけどな。頭文字Dなどの運転ゲーム好きだし。ちなみに自動車運転免許(MT)は持っています。運転ができないだけ。実家の近くで取ったら実家の自治体から出られなくなりました。

全体的にセイコーマートが減っている気がします。セブンイレブンの足音がコツコツと。ただし北海道は比較的ファミマが少ない。東京だと山ほどあるのに。

実は実家の近くにもセイコーマートあります(埼玉県)

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