Windows11 24H2 ビットロッカー
つい先日、親のために購入したばかりのレノボのノートパソコンがビットロッカーという暗号化アプリによって起動出来ない状態になりました。24桁もの数字パスワードを入れなければ解除出来ず、Windowsを立ち上げる事が出来なくなってしまいました。
何とアップデートで暗号化が勝手に有効化されてしまった様子です。
私のパソコンで必死に検索をしましたが解決方法は見つかりませんでした。結局ディスクの情報を全部消して新しくWindowsを入れなおす、クリーンインストールという方法を取らざるを得ませんでした。
ただしビットロッカーがかかった状態でのクリーンインストールは簡単ではありませんでした。
通常はUSBメディアなどでインストールディスクを作成して、Windowsが起動する前にBoot(ブート)メニューを呼び出して、そのインストールメディアが読み込まれて、新規インストールする事が出来ます。
がしかし!何故か今回はUSBを読み込んでくれませんでした。レノボからの正規購入品であるためにサポートでWindows11のプロダクトキー込みのUSBメディアを作成してインストールしようとしたのですが・・・
理由はわかりませんが、どうしてもUSBからブート(読み込んでくれなかった)出来なかったのです!これには参りました。多少のパソコン自作経験から、システムディスクそのもの空っぽにしてインストールし直すという荒業で何とか回復出来ましたが、パソコン内のデータはすべて消えてしまいました。
これにはコマンドプロンプトを呼び出し、コマンドプロンプトからシステムディスクを初期化、初期化後にブートセレクト、USBメディアから呼び出しという手順が必要でした。
更にノートパソコンでLANポートがついておらず、ネット接続設定が出来ずにこれもコマンドプロンプトよりネット接続を回避して進める必要がありました。Windowsが起動しなければドライバが当たらないという状態だったのです。
①データを失う事を決めてシステムディスクを初期化してしまう
②BIOS画面でブートメニューを呼び出しWindowsが入ったUSBから起動
③USBから起動するとWindowsのインストールが始まる
④インストール手順の最初でコマンドプロンプトからネット設定を回避
⑤WindowsがインストールされたらWi-Fiのドライバを入れる
⑥Wi-Fi設定をしてネット接続してからアカウント等の登録をする
こんな感じで、今回は非常に厄介でした。疲れた~