#私達のアイドルメモリーズに投稿した音源について
先に読んだ原稿を貼ります。
特別な担当アイドル三村かな子について
三村かな子はお菓子を作るのも食べるのも大好きなアイドルです。
作るのが好きなのは作ったお菓子を食べてもらうことで笑顔になってもらえるから。そしてそれは彼女のアイドルとしての望みにつながっていきます。自身のステージを見てくれた人に笑顔になってもらいたい。
きっかけはスカウトでしたが、三村かな子はなるべくしてアイドルになったのです。
ところでかな子がよく付けている五枚花の髪飾りをご存知ですか?髪飾りの花には諸説ありますが、個人的にバニラの花だったら良いなと思っています。お菓子作りの材料としても使われますし、アイスのスタンダードな味もバニラです。そしてかな子の一曲目のソロ曲「ショコラ・ティアラ」の歌詞にもバニラは登場します。
また同曲の歌詞に”お手本よりたくさんイチゴのせたショートケーキこんな風にきっとなりたかった”という一節があります。
かな子の誕生日は一月六日でその日はケーキの日です。三村かな子が自分自身をケーキに例えるならスタンダードなショートケーキと思ったのではないでしょうか?普通のショートケーキではアイドルとして輝くには物足りないと感じ、後からイチゴをたくさんのせるように魅力を付け足したいと感じたのだと思います。
そしてそんな願いが時を経て、フェス限定SSR[ベル・アントルメ]によって叶いました。ベルは美しい、アントルメはちょっと贅沢な小さめのホールケーキという意味です。少し違うのはたくさんのイチゴがのっていないこと。しかし上にではなく、中にイチゴをたくさん含んだショートケーキも贅沢なものと言えるのではないでしょうか?
特訓後のドレス姿をショートケーキに例えるなら、ドレスはクリーム部分。ではイチゴは何に該当するか?それはかな子自身です。自分に自身が持てなかった普通の女の子がアイドル活動していく中で自分に自信が持てるようになり、普通の女の子だからこそ同じく普通の女の子に夢と希望を与えることができる。これこそがかな子のアイドルとしての強みなのです。このことにかな子自身が気付けたのは努力という名の準備を積み重ね、一歩一歩確実に歩んできたから。
かな子はついになりたかった自分になれました。けれども彼女のアイドル活動はこれで終わりではありません。なりたかった自分を超えた更にその先の新たな道へとこれからも三村かな子は歩いていきます。だってバニラの花言葉は「永久不滅」なのだから…
•原稿と音源の成り立ち
パーソナリティの方が推察した通り、元々はあるアイドル紹介企画に出す為に作った原稿でした。その企画は競争率が高く、また投稿して採用される人は独特の感性を持っていたりラップが出来たり落語にしたりと個性が際立つものも有りました。
残念ながら、自分はそういった事は出来ないと感じて普通に原稿を読むという選択肢しか選べませんでした。センス等で選ばれないのなら原稿とBGMと読み方で勝負するしか無いと思って原稿をしっかり作ろうと半年近く前から決心したのを覚えています。
そこで役に立ったのが#かな子P会談という自分が不定期にやっているスペース企画でした。他のかな子Pの方とかな子について話すことでかな子についての理解が深まり、自分が好きな面やアピールしたいポイントが見えてきました。またバニラの花言葉やベル•アントルメの意味もこの企画を通して知ることができました。
そして原稿を作る時にはもうBGMはかな子のソロ1曲目のショコラ•ティアラと決めていました。原稿を作る上でBGMと原稿でシナジーを生み出せるような物にしたいと考えて、曲で使われているフレーズを原稿に入れる事を決めて作り始めました。かな子の良さを知ってもらう為には初期のかな子と成長したかな子の両方を比較した内容が良いと考えて、アイドルを始める前のかな子と今のかな子の特徴を書き出しました。原稿にかな子の情報を詰め込み、ある程度の形になってきた頃に投稿しようとしていた企画のレギュレーション変更を知りました。またそのレギュレーションの変更によってその企画自体への関心が薄くなり、音源を投稿するという意思が無くなりました。その時にこの原稿は発表する場が無くなったと感じて、音源にすることはせずにnoteにだけ残す形にしていました。
しかし夕凪さんが新しい企画を立ち上げて、既存の企画とは違った形にしたいという思いと開催時期を知りました。アイドルに対しての熱い想いをぶつけ合おうというコンセプトは正に自分のやりたい事と合致しており、新しい企画への応援の意味も込めて音源を投稿しようという気持ちになりました。そこで作っておいた原稿を引っ張り出して読んでみたら早めに読んでも3分半以上かかりました。原稿に詰め込み過ぎて、3分という尺には全く収まらない文章量でした。これではレギュレーション違反になってしまうとひたすら文章を削っていきました。同じような表現や補足説明を消していき、より濃密にかな子の良さが伝わるようにと工夫しました。
音源を作る時はアナログ作業でコンポでBGMをかけてスマホで自分の音声と一緒に録音しました。原稿を読む時はBGMとの相性を考えて、優しく語りかけるように話すことを意識しました。前半は優しく語りかけるようにして、後半は熱く語りかけるようにして聴く人の印象に残るようにと何回かやるうちに変化していきました。後は原稿を読み終わる頃にBGMが最後の歌詞の「これからも歩いてく」が流れてくるように時間調整だけ気をつけました。
•放送後の感想
パーソナリティの方々にとても褒められて大変嬉しかったです。最も伝えたかったかな子の良さとかな子に向けた愛情を感じ取っていただけたので、スケジュールは厳しかったですが音源を投稿して良かったなと感じました。夕凪さんがこの企画に投稿して良かったのかとおっしゃっていましたが、自分からするとお蔵入りして日の目を見ない予定の物が他の方に見ていただけるチャンスを与えてもらったので大変感謝しております。
企画者の夕凪さん、そしてパーソナリティのJ@Qさん、タックさん本当にありがとうございました。
音源を動画にしたもの
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42645583?ref=nicoiphone_other