雪とSIMカードと私。

スマホをめぐるあれこれが難しすぎて、混んでる携帯ショップも苦手で、
ネット回線の営業を毎回されるのも嫌で、

たまに、もっといい契約方法があるんじゃないかと思い立って調べては、
頭がショートして挫折するのを何年も繰り返していたけれど、

先日、ようやく重い腰を動かしてsoftbankショップに行った。
(softbank契約のiPhoneを使っているので)

今使っているiPhoneを買ったときの店員さん(チャラ男)よりも
はるかにわかりやすくて親切な店員さんにあたり、
他社との契約への乗り換えも含めていろいろ計算してくれた。

私の利用状況だと、
いまのiPhoneを利用したまま、
softbankと提携しているYモバイルと契約し直すと、
電話番号も変わらないし、
月2000円くらい安くなりそうだということがわかった。
(でも解除料と新規契約料がかかるから、その費用と相殺になるのは8ヶ月くらい使ってからだけど、、、)

それで今日は雪の降る中、
近所のYモバイルショップに行ってきた。(あんまり多くないお店だから最寄駅にあって助かった)

ここの店員さんも優しくて丁寧で、
雪の中、よくぞはるばる、、、と何度もねぎらってくれた。

契約関連の話にも慣れてきたから、
ふむふむ、とちゃんと納得して契約することができた。

SIMカードを入れ替える時、
見慣れた iPhoneの中から初めてそれが出てくるのを見て、
これがかの有名なSIMカード、、、！と密かに感動。

これまで、格安スマホについて聞いたり調べたりしては、
「SIMフリー」とか「SIMロック解除」ということばに突き当たり、
頭から湯気が出ていたので、

ついにあの「SIMロック解除」なるものを私も成し遂げた、、、！
と感慨深い気持ちになりました。

※ 店員さんがやってくれました。

新しいSIMカードを入れた後、「softbankと契約していた古いSIMは一応お返ししますね」と渡されて、

「え、、、？ えーっとこれって、、、(今後使うことってあるのかな?)」
とちょっととまどっていたら、

店員さんはにこっと笑って、
「抜いた「親知らず」をお返しするようなものです。特に使い道はありませんけどね」
と言って、

その例えのあまりの適切さと温かみに、
雪の中、思わず心がほっこり。

私は「上手いこと言う人」が大好物で、
そんな楽しい比喩に出会えたら、
それだけでちょっといい1日になるのです。

i.softbankのメールアドレスは使えなくなったけれど、
今のところは前の契約とほとんど変わらず、問題なく使えそう。

この契約が最適解だったのか、
そんなことはもうわからないし調べたくもないけれど、

長年モヤモヤしていたことについて
ちょっと肩の荷がおりたような、そんな1日でした。

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