「嫌な過去を忘れる方法」ってメルマガが送られて来たんだが
NLP心理学（神経言語プログラミング）の連続講座で学んだことがある。連続１０回の人の心に関する学びで、その講座を入り口に学びを続ければ心理カウンセラーになれる、かなり専門的な講座だった。そのNLPの先生だった人のお弟子さんの一人の方のメルマガを、購読しているみけ子。先日その方のメルマガに書いてあった事を読んで、ふと考えた。
そのメルマガには「嫌な過去を忘れる方法」って表題がついていた。過去の嫌な経験が折々によみがえって来て嫌な気持ちになる。そんなことは嫌だよね。嫌な過去は忘れた方がもちろん良いのだろう。
でもね、と一瞬思った。
「悪いこと・良いこと・普通の事。
そんな過去の記憶を全部含めての自分って事じゃないの？」
一人で仕事をしている時や、パソコンに向かい合っている時。不意に昔の記憶が蘇って来る時がある。それも良かった記憶やハッピーな記憶ではなく、主に嫌な記憶で、思わず顔をしかめたくなるような事ばかり。それも人にされた嫌な事ではなくて、自分がしでかした失敗や「どうしてこんな事しちゃったのよ？」みたいなことが大部分なのだ💦その度に「ぐぇっ‼️」と思うよ。
そして、あの時本当はどうすれば良かったんだろう？とその時のことを、反芻して考える。もっとやり方があったんじゃなかったか、とか何か発言するにしても別な言い方はなかったのか、とか。
今さらそんなことを考えたって仕方がないのかも知れない。仕方がなくたって、考えてしまう。そして考え続けていれば、本当はあの時はこうすれば良かったんだ……みたいな事にたどり着くことはあるんだよね。いつもじゃないけど。
忘れなくていい。思い出したくない嫌な思いや過去さえも自分の一部だもん。そう思えるようになったのは、歳とって記憶力が衰えたのと過去を美化する心のあり方の変化もあるのかも知れないんだけど💦
今日から１０月。どなたさまも気持ちよく新しい月を過ごせますように💖
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