「年末年始のお約束」を随分やらなくなった/物事が簡素に済ませられぐうたら主婦には良い世の中だわ
年末年始の過ごし方。その家それぞれの過ごし方ややり方があるだろう。少し前までのみけ子ん家の過ごし方は以下の通りだった。
◉大晦日に慌てて煮物などを作る
◉アタフタと目立つ所を掃除する
◉大急ぎで玄関に松飾りを飾る
◉すき焼きを作って皆んなで食べる
◉家族で除夜の鐘をつきに行く
(酔っ払って起きられないダンナは行かない事が多い)
◉紅白歌合戦を主にテレビを見ながら、他のチャンネルをザッピング
◉親2人は好き勝手に自分の飲みたい酒を用意して飲む
◉年を越した夜中に蕎麦を食べる
◉紅白歌合戦後の「生さだ」を見て眠くなった人から寝る
1日の朝は
◉お雑煮とあんこ餅と数の子と浸し豆、煮物程度のお正月料理を出す。
勝手に飲みたい人は酒を飲む
◉昨夜からの睡眠不足で再度寝てしまう人は布団に潜って寝る
◉出かける人は勝手に出かけて、初詣なり何なりに行って来る
そんな感じだった。アタフタとドタバタだけど一応お正月や年末年始らしい過ごし方をしていた。
ところがここ最近のお年越し行事は、と言うと
みけ子は民泊清掃の仕事でてんやわんやであり、ゆっくりお正月の用意などするヒマがない。31日は夕方までガッチリ仕事である。お正月のお飾りは玄関に松を1本飾るだけ。お正月の煮物は省略。出来合いのおせちは見栄えだけで食べられる物がない。よって大晦日にお雑煮だけは用意する。今年は年末恒例のすき焼きさえなかった。(準備と予算の関係で💦)
で、1日も民泊清掃の仕事が入っていた。入っていたけれど、今年は割合余裕のあるスケジュールで助かった。お雑煮とあんこ餅だけの気持ちだけお正月料理を食べたら、後は身支度をしていつも通りの仕事。今は元旦でもスーパーは開いていて買い物も出来るし、その点は非常に助かる。夕方に帰宅したら、お正月料理をまた盛り付けて酒を飲みながらのんびり過ごす。
今年は2日に仕事がなかったから、2日の日から1泊だけ温泉♨️に行って来た。1泊だけでもお正月に温泉宿でゆっくり出来るのって、やっぱり幸せなことだ。チェックイン時間にフロントに行くと「今日はこれから15名の団体さんがいらっしゃるので、バタバタしてて……」という宿の女将さん。勝手知ったる常宿だから「カギさえ頂ければ勝手に部屋には入りますよ」とカギだけ持って部屋に入る。
今年は雪の無いお正月だったけど、それでも温泉嬉しいなぁ。
仕事があるならばあるなりに、ちょっとだけお正月気分を楽しめるように、お餅とお雑煮だけは用意して玄関にも質素な松飾りを飾る。他には特別な事はしないけれど、子ども達にはお年玉を渡して気持ちだけでもお正月気分ね。
1月ももう下旬。年々歳々月日の過ぎるのが早く感じる、60代のみけ子です。