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通年でも、外でも室内でもオフィスでも隔てなく 外で着る服と室内で着る服の区別を出来るだけやめる シンプルで潔い毎日

服装のTPOって言うけど、それさえ大きく外さないならば、色んな服の区別を少しずつでも取り払った方がきっと合理的だ。

これまでの世の中のように「沢山所有して豊かな暮らし」って価値観はそろそろお終いにしていいかと思う。

確かにこれまではそのようにして私達は生きて来たよ。それは自由で選択肢が豊富で明るく開けた世の中で暮らしだったと思う。ものが豊かにあり、お金さえあれば手に入る。いろんな種類のものやたくさんのものを持ちたいと思うのは流れとして普通だった。

でも考えるとどうもその価値観は、誰か他の人に植え付けられてそう思わされていた部分も大きいように思えるのだ。

大量生産で大量消費。資本主義社会では当たり前なんだろうけどね、それが自分たちを迷子にしてしまった感もある。環境的にも問題だし。

オフィスウエア ⇆ カジュアル・普段着

外で着用する服  ⇆  家の中で着用する服

夏物の服  ⇆ 冬物の服


こういった服の区別をなるべく取り払って行く。そうすればタンスやクローゼットの中がスッキリ、本当に必要な服に絞っていけるのではないか。

今季、寒い時に外出着として着るブルゾンやコートの類を2枚に絞った。濃紺のウール地でガバっとした感じのコートとダウンのブルゾン。コートはオフィスにも着て行く、掃除の仕事の時も着る、普段のちょっとした外出にも着る。不祝儀でも着て行って失礼には当たらない、ほどよいキチンと感。みけ子はオフィスに毎日出勤している訳ではないから、人目が気になる事もない。そのコートのボタンだけは、安っぽい感じにならないように少し質の良いものに付け替えた。

それと2年前に買った、明るい色のダウンブルゾン。これもカジュアルな服でも、ちょっと改まった服にも合わせられるアウターだ。

冬に外でしか着ない服はこれで十分かと思う。

だけど毎回寒い時期の外出時にそのコートだけを羽織るのではない。薄地の服を重ね着したり、手持ちのショール類で変化を付けたりも出来る。室内用に長く愛用していたダウンのベストもアウターとして活用するつもりだ。

これまで持っていたダウンのブルゾン2枚は古着屋に持って行った。その他、多分もう着ない、所有している必要がない服もかなりの数を古着屋行きで処分した。

そして今考えている事。新たに買い足すならば「Tシャツや薄手のタートルなど『通年で着られる服』に入れ替えて行く」という事。

衣替えの必要がない。その分収納スペースが削減出来る。自分の持っている服を全て把握出来る。フレキシブルなやり方で手持ちのものを十分に活用する。そして使い倒してもう使えなくなる最後まで使う。それが自分がお金を出して買ったモノに対して出来る責任じゃないか。

この消費社会に生きている限り、ものを買わないでは生きていけない。でも無駄な買い物は極力避けて、自分が納得の行くものにお金を払うのだ。その消費者の判断が社会を良い方向に変えて行くと思っている。




↓千鳥が3羽舞う図柄の、愛らしい雰囲気の小皿です。お醤油皿としてはもちろん、コーヒーブレイクの時にちょっとしたスイーツを乗せて使うのも洒落ています。


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櫻井みけ子久美
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