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夢の不思議/長年会っていない人に夢で会って実際にありそうな会話をすることってない?

少し前。20代の初め頃にいた職場で同期で入社した男子社員に40年ぶりでバッタリ出会って「懐かしいね」と会話した……というリアルな感じの夢を見た、とこのnoteに書いた。

この夢を見た後、なんとなく気になってこの同期の社員の現在はどのような感じなのかな、とネットで検索してみた。突然このような夢を見たことで「もしかして彼に何かあった訳じゃ?」とも考えたのだ。

男性だと結婚しても苗字は変わらないし、検索するとすぐに現在の彼の様子がわかった。今は東京でそれなりに名前の知れた会社の代表取締役として活躍中のようだった。その彼、別に亡くなったとかじゃなかった💦 ↓この会社に勤めていた時の同期です。

寝ている時の夢。私はあまり見ない。見ているんだろうけれど覚えていない。だから見ていないのと同じだ。

だけどたまに、ちょっと印象に残るような夢を見ることがある。


小学校高学年〜中学校にかけて仲の良かった友達がいた。彼女とは一時期部活でも一緒だったし、かなり仲の良い友人だった。部活は美術部で、彼女は絵がとても上手だった。同じ部内でも抜きん出て絵が上手かった。校内では何度も校舎入口の目立つ場所に絵が展示された。美術展に応募して何度も入選したりできるくらいの実力だった。

その友人とは、学校以外でも一緒にどこかに行ったりするくらい仲が良かった。でもその当時、みけ子は洋楽ロックに夢中になり同じ部活だったけれど自分は途中で退部したり、クラスが変わったりしてちょっとずつ距離が出来始めていたあたりだったかと思う。彼女はある病気に罹患してしまい、学校を休みがちになってしまう。

彼女自身のたっての希望で修学旅行には参加したけれど、その時の無理が祟ったかその後に病状が悪化してしまい、病院併設の中学校に転校してその学校から中学を卒業することになった。

好きだった絵はその後も描き続けていたとは思う。だけど体の自由が効かなくなる病気だったため中学・高校を卒業後は自宅療養だったり入院したりで暮らしていたんじゃないかと思う。

高校になってからも何度か他の友達とも連れ立って、自宅に遊びに行ったり手紙のやり取りは続けていた。

ただ、毎日学校に通っている日々を過ごしている自分と、介助を受けながら自宅や病院で過ごしている彼女の日常には隔たりがある。たまに会いに行っても会話が弾まなくなったり、彼女が引っ越して少し遠くに住むことになったりで会いに行くこともなくなってしまった。20代の頃に街中で待ち合わせをしてどこかでお茶した記憶はある。でもそれがリアルに会った最後だったかと思う。

そんな付き合いの、懐かしい彼女の夢を見たのだ。数年前のことだったかと思う。彼女は身体が不自由になる病気だったから、車椅子で日常生活を送っていた。

どこの場所でだったか、車椅子の彼女に偶然会い「久しぶり〜💖元気そうだわね〜‼️」と手を取り合って再会を喜んでいるのだ。何かの集まりなのか、周囲にたくさんの人がいた。そして彼女は胸に名札をつけているのだが、その名札の苗字が以前と違う。「わ〜@@ちゃん、結婚したの〜?おめでとう💖良かったね〜😃」と話して……その続きは覚えていない。

20代の初め頃に最後に会ってから、ほとんど思い出すこともなかったのに急にどうして彼女の夢を見たのだろう?ネットで探してみたけれど、彼女本人と思われる人にはヒットしなかった。

寝ている時にみる夢。潜在意識からの何か訴えかけなのか。時々目覚めても不思議な感覚になることがあるね。



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櫻井みけ子久美
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