9年前、悪徳ペットショップで初めて出会った猫はFIPで2週間で亡くなりました。
こんにちは、mikekeです。普段は instagram で愛猫との日常を綴っています。
この記事は、昔迎えた子猫について聞かれることが多かったので、改めてnoteにまとめてみました。特にこれから猫を迎えたいと思っている方に、読んでいただきたいと思います。ペットショップの裏側や、ペットショップから迎えることが本当に良いか、保護猫という選択肢が検討できないか、判断の材料にしていたければと思います。
SNSを始めた理由
本題に入る前に、今の私の発信する理由を少しお話させてください。
アカウントを始めた理由は投稿にもまとめています。
9年前、私はペットショップから猫をお迎えしましたが、それが悪徳ペットショップだったため、不幸な結末になってしまいました。
そんな猫や飼い主を増やしたくないと思ったので、保護猫から迎えたタイミングで発信をするようになりました。
以下に詳細を綴っていきます。
子供の頃の夢
私は子供の頃、小動物を中心に飼っていましたが、猫を飼っている友人や、犬を飼っている親戚が少し羨ましがっていました。ペットショップで出会う猫にキラキラした目で見ていました。近所に人懐こい猫を見つけては、可愛がったりしていました。大人になってもSNSで可愛い猫を見ては、いつか飼いたいと思っていました。
猫を迎えることを決意
そして9年前、ペットOKの物件に引越し後、近場のペットショップを訪れました。その店は明るく整っていて、一見すると問題のない場所に見えました。しかし、その背後には私がまだ知らない、恐ろしい現実が隠れていたのです。
その日はまだ生後3ヶ月の子猫に会いに来ていました。私はその猫を抱き上げ、その温もりを感じながら、「この子をうちに迎えたい」と決心しました。
家に連れて帰ると、その猫はすぐに私と家に馴染み、とっても良い子でした。私がお風呂に入っている間ドアの前で待っていたり、甘える姿に私は日々癒されていました。しかし、その幸せな日々は長くは続きませんでした。2~3日経った後、元気が無くなり、下痢っぽかったり、食欲も少なくなったしまったのです。不安になった私はすぐに動物病院に連れて行きました。
早速不調になる
病院では、いつもとは別のご飯が出され、ちゃんと食べたので、診察の結果は、新しい環境にまだ不慣れなのでは、ということでした。ただ医師からは、少し動きがおかしいのではないか、と言われていました。初めて子猫を飼うので、大人しい子ではあるなと思っていましたが、おかしいかどうかは当時は判断がつきませんでした。
少し心に引っ掛かりも感じながら、ひとまず安心して家に帰り、早速食べていたご飯を購入し、同じご飯をあげ始めました。ただ、やっぱり食欲は再度落ち、すぐにご飯を吐いていたりしました。
再度、病院に連れて行き、薬などももらいましたが、なかなか元気が戻らない様子だったので、念の為、少し歩く別の動物病院にも連れて行きました。薬代の方も、後で良いと言ってくれていたので、少し心が痛かったです。
別れは突然でした
ただ、別の病院でも、同じ結果でしたので、私は腑に落ちないところがありながら、どこか安心して連れて帰りました。
その後の1週間、私はできる限りのことをして、その猫に寄り添いました。痛みを和らげるための薬や、少しでも快適に過ごせるような環境作りに努めましたが、次第に猫の体力は衰えていきました。そして、ある日の深夜、とても痛そうに鳴き、ぐったりしているので、朝一番に病院に連れて行きましたが、着いた時にはすでに息を引き取っていました。その瞬間、私は深い悲しみと無力感に襲われました。
医師からは、飼い始める前に「FIP(猫伝染性腹膜炎)」に罹っていたのではないかと言われました。FIPは当時はほとんど治療法がなく、致命的な病気であることを初めて知りました。ショックを受けた私は、どうしてこんなことが起こったのか理解できませんでした。
ペットショップは注意が必要
後に分かったことですが、私が子猫を迎えたペットショップは「悪徳ペットショップ」として知られており、適切な健康管理や衛生管理がなされていない環境で動物たちが飼育されていたのです。私が出会った猫も、その環境の中でFIPに感染していたのです。
この経験を通じて、私はペットショップの選び方や動物の健康管理の重要性を痛感しました。初心者はペットショップから迎えることがおすすめされることがあるからこそ、猫を迎える際には、その背景や健康状態をしっかりと確認することが大切です。そして、ペットショップの選択にも慎重になる必要があります。無責任な経営を行う店からは動物を迎え入れるべきではないと強く感じました。
今でもその子のことを思い出すと、胸が痛みますが、この経験を通じて学んだことを忘れず、今後の愛猫との生活に活かしていきたいと思っています。
立ち直ったきっかけについても発信しているので、よければ見てみてください。
ここまで書いていると、当時を思い出して、ちょっとだけ涙が出ました。
だけど、うまく気持ちの整理ができたので良かったと思います。
最後に、今猫と暮らしている・これから猫を迎えることに興味がある方向けに、亡くなった後のやりとりや保護猫団体に出会った経緯についても限定公開しているので、よければ読んでみてください。
個別で質問したい人向けに、合言葉も記載しているので、より詳細を聞きたい人は活用してください。
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