日本人が買うジャムはサイズが小さい

…のか。
久世福商店・サンクゼールのジャムが小さくなった (185g → 140g) ことを家族が教えてくれて、実物を見たりするなかで、同社サイト内に『「もう少し小さいサイズが欲しい!」というご要望にお応えし』という記述を見つけて驚く。
ほんと?どんなご要望? ステルス値上げでしょ。特にジャムは直営店・フランチャイズ店の手も離れ、ホントに沢山の場所で売られている。だから、こういう「ご要望」説明なしにグンと小さくしてると「ガッカリ感」感じる人も少なくないと思うよ。計算の速い人だと「内容量が6分の1減って、価格下げはそれほどでもなく…」とかやって、それでガッカリ感でモヤモヤするんだと思うよ。

ほらほら、かの国なら自ら、もっと大きいサイズで売ってるやん。312g(11oz.)。

ジャムじゃなくてスプレッド(ゆず、とか、ストロベリーあんこ(笑)とか)だと小さいものもあるみたいだけど、それでも約7oz.から。
考えてみれば、140gって、5oz.(オンス)。欧米のスーパーで5oz.のジャム瓶って、自分は見た記憶がない。

ただ、このジャムのサイズのことでいえば、過去に欧州でジャムを持ち帰り土産として買おうとしたとき、エピソードが自分にはあって。
店側・先方からごく小さいのを勧められ、「日本人はコレが好きだよ」と言われたことがあるのを、思い出す。

ホテルの朝食やアフタヌーンティーで、「個人用使い切り」で本当に小さい瓶を、しばしば見る。それは特別として、それ以外でいうと、確かに日本でジャムを見るとき、瓶は小さいかも。上記リンクは140gだが、他社では120gとかも。

一回で塗る量が少ないため「使い切れるか心配…」ってことなのでしょうけど。冷蔵庫もあるわけだし、清潔なスプーンで毎回すくい、それでなおカビ発生は防がなくては…と用心して、と日本人の食卓は動くんだろうと。なのに、食品ロス地獄。これって何なんだろう。

いま自分のおこなった推察は『「買えて満足」をやりまくる傾向』。
と、少量なのにそれを腐らせる。次も「少量だから、食べられるよね」と買い、「あーん、すぐ無くなっちゃうぅ。もう無くなっちゃうなんてぇ。」で残し、実は結局食べきれず、の連続。

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