
猫田による猫田のための、キリンレモンの炭酸よ抜けないでくれ。
炭酸飲料の中で好きなカテゴリはジンジャーエール。
好きな商品はキリンレモン。
炭酸は胃を圧迫するので、
他に好きな飲み物があるので、
常日頃飲むことはない。
飲食店だけど状況的にお酒を飲まない場合、
お酒は飲まないけれど飲みたかったなあって時、
だいたいジンジャーエールをお願いする。
炭酸飲料は否が応でも気持ちが高まる。
喉を通るときの圧力がそうさせるのか、
飲む前よりもすこし血流が良くなる気がする。
血が巡る感じがする。
お酒は飲めないけれど気分をあげたい、
すでにちょっとあがってる時でも、
ジンジャーエールがお似合い。
しかしジンジャーエールってあんまり、
コンビニで見かけないのよね。
飲食店では高頻度で見かけるというのに。
単に見落としているだけかもしれない。ごめん。
なのでコンビニで炭酸飲料を探すときには、
キリンレモンを目標にしている。
そもそも本来的に炭酸飲料で一番好きなのは、
キリンレモン一択だったのだ。
むしろ飲食店にキリンレモンが置いてないから、
ジンジャーエールが体に馴染みだしたわけで。
ジンジャーエールごとき(失礼)がキリンレモン様々に、
肩を並べようなんてのがおこがましい(失礼)。
嘘ですジンジャーエール大好きです。
キリンレモンくらい好きです。
ただしキリンレモンがコンビニにあるとは言っていない。
ジンジャーエールと同じくらいコンビニにはない。
最寄りのセブンイレブンにはない。
キリンレモンが好きと豪語してはいるものの、
1年前後おそらくキリンレモンを飲んでいないので、
すべてあやふやな思い出とともにお送りしています。
ただし見かけていない訳ではない。
キリンレモンさんはコンビニよりも、
スーパーマーケットに並んでいることが多い。
普段行くお店にも並んでいたような覚えが、
あるようなないような。
だけどスーパーで買い物しているときは、
気分をあげる必要性が全くもってないため、
うーん牛乳とほうじ茶!となります。
どこかのコンビニでキリンレモンに出会ったときには、
気分をあげたい心地になっているだろうか。
でもお酒を買ってしまわないだろうか。
好きな炭酸飲料と言いつつも、
次に飲むのはいったいいつになるのやら。
キリンレモンの賞味期限(開封後)はとても早い。
体感ではざっくり30分程度。
というのもキリンレモンという飲み物に、
強めの炭酸が欠かせないから。
あの大粒でわいてくる炭酸の空気の玉と、
レモンを思わせるさわやかな香りと、
程よい甘さとが一体になってこそ、
キリンレモン。
だけれど炭酸はすぐにいなくなってしまう。
シュワシュワ!がシュワぁになった時点で、
キリンレモンは本来の姿を失ってしまう。
何だろうこのほの甘い飲み物は…?
となってしまう。
炭酸が抜けてしまうというのはまあ、
炭酸飲料すべてが抱える宿命かもしれない。
だけどキリンレモンに関しては、
あまりにも露骨に変わってしまう。
ように私には思えている。
だから500㎖のペットボトルで買ったキリンレモンも、
本体の姿で飲めているのはいつも200㎖くらい。
そのあとはみるみる炭酸が抜けてしまって、
少し甘い透明な液体を飲むしかなくなる。
もしも叶うことならば、
キリンレモンと出会うときには常に、
新鮮な状態のキリンレモンをコップ1杯分でお願いしたい。
出てくるものすべて本来のままでいただきたいのですが。
ダメですか。
キリンレモンとはかくも諸行無常なのか。
それじゃあ私はただひたすら、
キリンレモンから炭酸が抜けないように、
もっとゆっくり抜けるように、
祈るしかないのだなあ。