PerfecTee 2020について
2011年、1枚のTシャツを作るためのプロジェクトとしてスタートした「post amenities(ポスト・アメニティー)」。
当時はこのプロジェクトがアパレルブランドになるとは思いもしませんでしたが、たくさんの方々のサポートにより今では多様なアイテムを展開することができて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
僕は18歳の頃にモデルの仕事を通して無地Tシャツの魅力にはまり、そこから国内外問わず様々なブランドのTシャツを試していく中でいつしか自分にとって完璧なものを求めるようになり、独学で製作を始めました。
単純に良品をトレースしたものではなく、実体験によって痒い所に手が届きすぎるくらいこだわり抜いた結果、完成したのが「PerfecTee」です。
これまでシーズン毎にミリ単位でマイナーチェンジを繰り返してきましたが、今回大幅にリニューアルを行いました。
ここではpost amenitiesのこれからの定番となる「PerfecTee2020」について詳しくご紹介していきます。
PerfecTee 2020
SIZE:S, M, L, XL
COLOR:WHITE / BEIGE / BLACK
PRICE:¥8,800(税込)
まずは今までのPerfecTeeから何が変わったのかというと、
・フィット
・サイズ表記
上記の2点です。
Tシャツの生地、縫製仕様、生産背景、価格は据え置きなので品質自体はそのままキープしています。
まずはフィット。
身幅と肩幅にゆとりを持たせ、襟ぐりを広げました。肩をドロップさせた分、袖丈を短くして全体のバランスが良く見えるように調整しています。
ちなみにチャートはこんな感じです。
【寸法】
Sサイズ/着丈:64cm 身幅:96cm 肩幅:44cm
Mサイズ/着丈:68cm 身幅:104cm 肩幅:48cm
Lサイズ/着丈:72cm 身幅:112cm 肩幅:52cm
XLサイズ/着丈:76cm 身幅:120cm 肩幅:56cm
上記のチャートを参考に、これまでのPerfecTee https://postamenities-inn.com/items/565d3caa3cd4828037000fac や手持ちのアイテムとフィット感を照らし合わせてみてください。
モデル:身長183cm/XLサイズ着用
続いてはサイズ表記です。
PerfecTee 2020を選ぶ際は通常のPerfecTeeよりも1つ大きいサイズ表記のものを選んでください。
例えばPerfecTeeがXSサイズだった方は、PerfecTee 2020では Sサイズといった具合になります。
【例】
・PerfecTee XSサイズの方 → PerfecTee 2020 Sサイズ
・PerfecTee Sサイズの方 → PerfecTee 2020 Mサイズ
・PerfecTee Mサイズの方 → PerfecTee 2020 Lサイズ
・PerfecTee Lサイズの方 → PerfecTee 2020 XLサイズ
上記はあくまでこれまでのTシャツと比較した目安となりますので、先述のサイズチャートをご参照のうえ、ご自身の体型や気分に合ったものをセレクトしてください!
僕自身も30歳を過ぎ、きちんとしたクリーンさは残しつつも、少しだけリラックスして都市生活を送れる形にシフトしていきたいと思っておりますので、ぜひ楽しんで頂けますと幸いです。
モデル:身長183cm/XLサイズ着用
次はカラーバリエーションについてご紹介します。
ド定番色のホワイトはさておくとして、こちらはPerfecTee初となるベージュカラー。
ベージュのTシャツといえば、色落ちのデニムなどに合わせるアッシュ系のくたびれた雰囲気のものが多いですが、こちらはパキっとした濃い目のカラーリングなので、生デニムやスラックス系に良く合います。
特にチャコールグレー系統のパンツに合わせるとTシャツ一枚の時でも上品さがグッと増すのでおすすめです。
モデル:身長183cm/XLサイズ着用
こちらは4年ぶりのリリースとなるブラックカラー。
僕が手掛ける複合型ショップ・INN http://www.inn-tokyo.com/ のオープンを記念して限定販売していたのですが、再販を熱望されている方も多く、満を持して舞い戻ってきた人気色です。
ちなみに、色物のお洗濯は蛍光増白剤の入っていない洗濯洗剤を使用すると色落ちを防ぐことができるので、ぜひ試してみてください。
モデル:身長183cm/XLサイズ着用
僕が初めてオリジナルのTシャツを製作したのは、当時働いていたHeather Grey Wallというお店の商品としてリリースしたものでした。
海外製の肉厚でタフな生地感と日本製の繊細な縫製技術と上品さをハイブリッドしたPerfecTeeの原型ともいえるTシャツで、製作した50枚が即日完売したのをよく覚えています。
そこから数シーズンは定番商品として卸などへも拡げましたが、自分の好きなものが流行の様に消費されていくのは嫌だなと感じ、生産背景はそのままで個人製作に切り替えました。
リリースから約8年。
Tシャツ1枚にここまで入れ込むのはどうかしているかもしれませんが、僕のこだわりを少しでも多くの方々に楽しんで頂けますと幸いです。