推しのARを求めて最果ての地へ向かう腐ったオタクの備忘録 その④
4日目。
空路にて稚内へ。
飛行機ちっさ!久々のプロペラ機!
えるしっているか。
小型のプロペラ機は、キャリーの持ち込みができない。
覚えておいてくれよな・・・・・・
悠長にソフトクリーム食べてたら、搭乗時に「持ち込めないよ!」と言われて焦った。え?今!?
しかしそこは天下のANA様。
係の方が「お預かりします!」とQRピ!して音速で荷物を持ってって。
その後ロストすることもなく到着地に届けて下さいました。
ANAさんお手数をおかけいたしました・・・
さて。
念願の。
この旅の終着点。日本最北端の地。
稚内!!!
私が来た!!!
来たよ!待たせたな!推しちゃん!
飛行機の発着に合わせて市内行きバスがあるので、乗り遅れないようにね!
サフィールとドーミー等、主要ホテルは目の前まで連れてってくれる。
ホテルに荷物を預けて、とりあえず近くにあった市場で海鮮丼を食べる。
腹が減っては戦もできぬし、推しを救うこともできぬ。
カロリーは正義。
まず飯じゃてお豊も言うてた。
とりあえず自分が健やかたれ。
海を右手に眺めながら、ぶらぶらと15分。
たくさんの船が接岸してて、タラップもかかったまま。
乗り込めそうな臨場感!
その船たちの泊っているところ。
副港市場、到着です。
建物内に船首を模した展望台があったり、大漁旗が飾ってあったり!
新しくて凝った作りなのですが、閉店してしまったお店も多い・・・
市場2Fにある稚内市樺太記念館へ。
5か所目にしてお目当てのAR、入手いたしましたぁんッ!!!
記念館のすぐ奥は、広々としているであろう温浴施設の玄関。
向かいには大箱の食事処。
両方とも閉店してしまっていて物悲しい・・・
推し・・・目の前に風呂があるのに入れない推し・・・可哀想。
ひとしきりARでそのへんを撮りまくって心を落ち着かせ、
人間の形を取り戻してから記念館へ。
学芸員さん?がいらして、展示物の説明をしてくれた。
リパさんたちが通過したのはこの国境のこの部分だよ、とか。
豊原の写真とかあった。大都会じゃん。
ここの宿ならボンボンも納得ですね。
資料たちを満喫したのち、来た時と違う道で引き返す。
副港市場と駅の中間に位置する「旧瀬戸邸」に立ち寄る。
可愛らしいちゃきちゃきマダムが30分のガイドをしてくれたよ!
外観はなんてことない民家だけど、中がすごい。
外より中を豪華にするのが粋だったようです。
ものすごい螺鈿細工の鏡台とかあって、底引き網漁で栄えた当時の賑わいや、富を感じた。
でっかい珊瑚とか触らせてくれるよ!重い!
バスの時間があったので、15分程度でってお願いしたけど、
楽しくて普通に30分以上いたと思う。
さぁ次はノシャップ岬に行くぞ!
バス約15分で最寄り駅に到着。
下車してすぐの広場に野生であろうエゾシカたちがいる。
え、奈良の鹿たちよりデカくね?ツノもすごい。
バス停から徒歩10分弱程度で岬に到達。
寒い。風すっごい。
でも風景すっっごい。
天気が良かったので利尻島と礼文島が見える。
(両島のサイト、めっちゃ可愛い)
ちょうど夕暮れ時。
天へのはしごが何本もかかり神秘的な光景。
お空きれい。
イルカのモニュメントと記念撮影して、
売店ですぎもよのオソマを購入。
なぜか2個買った。どうして・・・
バス停と岬の間に何軒か食堂がある。
フォロワーさんがつぶやいてた「樺太食堂」でうに丼食べる!!!って
目星つけてたんですが、売り切れで閉店。
うっそだろ。
無敵のうに丼、食べたかった・・・・・・・・・・・
他の店も同じっていうか、暗くてもう営業終わってます感がすごい。
閉店時間は17時だけど、在庫なくなったら閉まるよね。そうだよね。
ばん・・・ご・・・はん・・・?
はわゎとなりながら、寒いしラーメン食おうぜ!!
ってことで、味噌ラーメン食べて(北海道=味噌 みたいな認識があります)
セコマでおやつ買ってホテル戻りました。
後から気づいたけど、「旧瀬戸邸」越えてもうちょっと行ったところ、
スーパーと併設になってる「小樽なると屋」がある。
物産展ではいつも絶対に買う。お世話になっております。
若鳥の半身揚げ、美味しい。19時で閉まるけど。
「ノシャップ寒流水族館」はちょっと行きたかったなと心残り。
時間的に厳しかったのもあるけど。
またいつか。
あとはホテルに戻ってまったり過ごす。
山側の窓から緑色にライトアップされた「開基百年記念塔」が見えている。
開基・・・ 開く・・・?基を・・・? ごくり
気づいたらライト消えてたので、真夜中は消灯してるみたい。
待ってろよ、はじめさん・・・!
※ はじめさん:きねんとうちゃんの通称。
同行者ちゃんと私の間のみで通じる暗号。