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佐渡島に行ってきた③

3日目


今日は金山・銀山方面を攻めます。

金井から乗換なしで小一時間、バビューンです。
やってきました、佐渡金山

江戸時代のと明治時代のと2種類坑道があって、各40分程度のコース。
体力に自信がある方は山師コースとかもあるそうです。
スタミナはザコの極みなので、道遊坑(明治官営鉱山コース)をチョイス。

トロッコあるよー!インッ!インッ!

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坑道の入り口からして雰囲気すごい。
結露した手動のガラス扉から入る薄暗いダンジョン。
温度が全然ちがう。
蟻の巣のように縦横無尽に張り巡らされた道を想像するとぞわぞわする。

整備されてるけど、足元はレールが走ってたり濡れてたりするので気を付けて。裸電球の灯りは雰囲気抜群。
すごいひんやりしている。寒い!水滴!
ゾンビが潜んでそうな暗がりがたくさんあり、怖くていいです。

坑道内体験型アトラクションが開催中の為、おどろおどろしいSEかかってたり、ライトアップされてたりしてます。
魔神柱っぽいのがキョロキョロしてたりして面白い。タニキ呼んで来て(弊デア1軍)。
坑道自体はゆっくり回って20分くらい。

坑道を抜けてからは、佐渡金山のシンボル「道遊の割戸」へ向かって緩やかな坂道を上る。
金脈や!って掘り進んでったら山がえぐれてって、道遊の割戸ができたそうです。人ってすごいな。
森林浴を楽しみつつ、5分程度で登頂。
迫力の岩肌を間近で見上げることができます。

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続いて資料がある建物へ。
でかい工具とかたくさんあって面白い。
歯車はロマン。

資料棟を抜け、道なりに下っていくと開けた場所に出る。
後ろを振り返ると先ほどの割戸を一望できる絶景スポット!映える。

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足元にはトロッコの線路と、線路の切替器があります。
ネコチャン!撃って!

線路に沿って歩いていくと、実際に使われていたであろうトロッコと、出口に通じるトンネル。千と千尋っぽくていい。
お疲れ様でした。インッ!

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土産物屋さんを通過したところで金箔が乗ったソフトクリームが食べられるのでどうぞ。
新潟といえば!の笹団子も売ってます。
でっかい番傘みたいなオシャレな東屋があるので写真撮ってね。

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次行くことがあったら、お姉さんおじさんで有名なあの人形がある江戸コースも行ってみたいな。
佐渡ゴールドパークも行きたい!
今回は島の上半分に行動範囲を絞ったので泣く泣く予定からはずしました。
佐渡島、広いんだわ・・・
大野亀はカンゾウの季節に行ってみたいな。運転の練習します。

バスで10分、次は佐渡奉行所跡へ。

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政府が取り仕切ってたので徳川の御紋です。


何度かの火事で焼失してしまったそうで、復元です。新しくてきれい。
臼回しなど、奉行所で行っていた金精製にまつわる体験ができるようですが、現在はやってない。
寒冷地仕様の珍しいお白洲とか、釘隠しとか見どころあり。
コスプレ撮影用にレンタルもされてる感じでした。
蜜璃ちゃんとすれ違って、ファッ????ってなってたら、鬼殺隊の方々ともエンカウントしました。
柱合会議に絶好のロケーション。楽しそう。

このあたりは古民家カフェとかあって、ご飯が食べられるので嬉しい。
バス停の名前にもなってる佐渡版画村美術館もあり、レトロな通りや鐘楼を見ながら散策できます。
最盛期には遊郭が立ち並んでいたエリアだそうで。
京町茶屋で、絶景をみながらランチ。テラス席からの眺めがイイ。

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休憩の後は北沢浮遊選鉱場へ。
デカい手のオブジェを通過して、奉行所から歩くこと約10分。
(※手のオブジェ、期間限定での設置らしい。’21 9/20~11月?)


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ラピュタだー!!

植物に侵食された廃墟ってなぜこんなにも心惹かれるのでしょう。
夜はライトアップされるようです。
奥の方の建造物はよりラピュタみがあって、ロボット兵がうずもれてる幻覚が見える。

小川を挟んでシックナーも間近で見られる。
シックナーでっかい!ってハシャいだ後に、いや、シックナーってなんやねん?ってなりました。
雑に言うと、遠心分離機。らしい。

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これ ↑ が シックナー。

散策のあとは選鉱場の真横にある相川技能伝承展示館で、予約しておいたろくろ体験をします。
佐渡金銀山周辺でとれる鉄分の多い「無名異」という赤土でつくる、無名異焼!
体験で作成する分は、うわぐすりなしで、素焼にして家に届けてくれるそうです。

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簡単な説明を聞いて、早々に実践。
土を触るのすごい気持ちいい。何年ぶりかな。
作りたい形状やイメージを最初に聞いてくれるので、先生がそれに合わせて随時アドバイスしてくれます。
崩してしまってもサポートが手厚いので大丈夫。
上手に完成に導いてくれます。

できた。

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背景に映ってるのはラピュタです。
景色がイイ。

技能伝承展示館ではほかにもハタ織りの体験もできる。
陶芸、織物の作品や文弥人形の展示などもあるので、相川郷土博物館と合わせて見学すると楽しいです。

文弥人形の浄瑠璃見てみたいな。
あとはせっかくなので薪能もみたいし鬼太鼓も観たい。
まだまだできてないことばかりです。

鬼太鼓、おんでこって読むんですね。
推しに音読してもらいたい。

郷土博物館前のバス停じゃなくて、街中を少し散歩して、佐渡一周線まで出てからバスに乗って戻りました。

エーコープに併設されてる「よらんか舎」に、関西ではあまり見かけない地産品がおいてあるのが楽しくて、滞在中は毎日見に行ってました。
アケビあるじゃん・・・!しかも、白い!
聞いたことない洋ナシの品種とか、変わったイチジク
色々購入して日々もりもり食べてました。
佐渡牛乳とヤスダヨーグルトも毎日飲んでた。美味しい。

土日の朝はコープがめちゃくちゃこんでて、レジで20分待ちとかだったので空いてる時間にいってくれよな。
混んでるとこ行っちゃダメだと思って諦めちゃった。

佐渡牛乳。とにかく可愛い。

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明日で旅も終わりかと思うと悲しい気持ちになるのを止められない。
が、ぐずっていてもしかたないのでホテルで作業をしつつ、最後の佐渡の夜長を嚙みしめます。


→ その④へ


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