#ゼンニチ武道館 に行ってきたよの巻
行ってきました9.18 AJPW。宮原健斗さんを拝みに。
自分で自分が全日本プロレスに行きたくなるnoteをこしらえ、フォロワー各位に背中を押してもろて機会を作ったんだけどね。
全12試合、正直めちゃくちゃくたびれました。
休憩時間もありましたが席を離れる用事が無かったので5時間ほど座っていたことに。疲れた。
集中力が切れていた部分もあったのですが勿論楽しかったこともあったので、
記事の前半は試合で感じた事、終わりはゼンニチ武道館に行く体験を選んだ事の理由の核の部分を話してみます。
気になった選手などについての走り書き
ヨシタツさん
見た目が派手というだけでゼンニチビギナーにも分かりやすく目に留まりますね。虎可愛い。
8人タッグに埋もれぬ、というか試合の主旋律だったのはヨシタツさんだったように思いました。ヨシタツさんを誰がどうするか、ヨシタツさんが相手をどうコントロールするか、みたいな。頭の良い人なんだろうなと感じました。みけちゃんはああいうおじに弱い。
サイラスさんと石川さん、俺たちの納谷さん
石川さんはゼンニチのアイコンだと思っていたのですがかなり序盤の試合に。あれれ。そうなのか。ほんと?
サイラスさんはデカくてちょっと悪くて一人バレットクラブみたいな器用さのある選手だなあと思いました。おっきくてよく動く人すき。
納谷さんfrom俺たちのDDTは爪痕を残そうとする気迫を感じて。いつも強いけれど殊更に大きく燃え上がっているオーラを感じました。カッコよかった!1試合を今まで以上に大事にしている気がします。セコンドに正田さんがいて嬉しかった。納谷さんチョイスの若手なのかしら。
鈴木みのるさんのコンテンツ力に挑んだ北斗さん
大森北斗さんとみのるさんのシングルマッチ。タイトルはかかっていないけれどそこは関係なくて、この試合が今大会を通して一番見応えがあった。創られてるから。
双方のことに明るいわけではないけれど、それぞれがこの試合でやるべき事を考えて臨んでいたからこそ全ての挙動に意味があって、中身のある試合になっていたように思います。今日何をするか、与えるか、盗るか盗られるか、テーマがあるように見えました。
その意識を引き出しているのはみのるさんだし、試合主導権もみのるさんにあったんだけど、北斗さんが始終飲まれていたかというとそうでもなくて。前半こそお戯れマッチかなと思ったシーンもありましたが北斗さんの奥を引っ張り出したみのるさんの力量を感じましたし、みのるさんの引力に応えられる北斗さんもまた強い人だなと思いました。続きがあると思いますが、それは北斗さん次第なのかな。教えてホクター(今考えた北斗さんファンの呼称)。
安齊勇馬さんデビュー戦シングル、ゼァと和田京平さんのビッグラブ
大穴だった。今大会ハイライトと言えるんじゃないかな。
選手評価する事は私の趣味ではないので控えますが、ゼンニチ選手の中でこれからどうなって行くのか楽しみな人が出来ました。安齊さん。
教育的マッチだったのかもしれないけれどデビュー戦の看板がついていなくても見応えのある試合でした。緩急があって良かった。初めて見るプロレスがこの試合でも良いくらいの出会い。
レフェリーのオタクなので一度は観たかった和田京平レフェリーを拝めて感激。1カウントの重みが違う。スリーカウントは3秒とは別物であることを改めて噛みしめる。同大会を捌いた岡田レフェリー他とはカウントの取り方も止め方もまるで違うけれどこれもまたプロレスの好きな部分。人が裁くこと、レフェリーの適切な存在感の大きさを感じました。
京平さんが安齊さんを鼓舞するシーンもグッときた。この人がゼンニチを育ててきたんだなと感じました。安齊さんのギブアップをリングアナに伝える時の両手が可愛かったな。まあ落ち着いて、みたいなムーブ。🙅♂️ではないのもまた愛なのかしらね。
負けてリングに倒れる安齊さんに、しゃんと立って永田さんに挨拶するよう促して、安齊さんの退場まで寄り添っていた(追い越さず、安齊さんの少し後ろを歩いていた)育ての親のような優しさも良かった。デビュー戦が和田京平レフェリーになる選手があとどのくらい産まれるか分からないけれど、可能な限りずっと皆んなのお父さんでいて欲しいなと思いました。キョーへー!
征矢さんが… 両チーム好きになるタッグマッチは楽しいね
事前にゼンニチ情報を取り込まなかったものの、GET WILDというタッグ名がツボで記者会見動画を見てしまう。ゼンニチで一番面白い。このタッグは復縁なんですね。オタクそういうの好き。
サイバーファイト村民のわたし、KONGOの征矢さんしか知らなかったので入場した瞬間の征矢さんを見て誰か入場を間違えたかと思ったくらい風態が違くて驚きました。森から出てきた征矢さんだった。ワイルドの森で一体何があったんだ…。
対戦相手のGUNGNIR OF ANARCHYのお二人もテキ屋とかやってそうな悪オジで良かった。クソイキリマイク最高。強くないと良いマイクは出来んからね。セコンドについてたちっちゃいGUNGNIR OF ANARCHY2人もトムとジェリーみたいなコミカルさがあってリング周りにも華があって楽しかったな。味方がやられたらヒェーってしてて分かりやすくて面白かった。みんなでお揃いサングラスしてて学祭みたいだった。また見たい、どっちのタッグも!
本場の三三七拍子!宮原健斗を見にきたら最高の王者になった
12試合目、来場から4時間。待望の宮原健斗様です。
正直疲れ切ってきたのですがご本人登場で目が覚めました。スターの輝き。私にゼンニチを知らせてくれた人の存在感の大きさは私の思った通りビッグマッチのメインイベンターたる人だなと感じました。音響さんを巻き込んだオフィシャル三三七拍子は卑怯。楽しい。これだけやりにまた来たい。
王者諏訪魔さんに対して宮原さんが劣勢にも感じましたが、巻き返し方の執念もまたカッコよかった。挑戦者の憎たらしさが良い意味で薄く、かといって勝ちにこだわりすぎて突き抜けた無様さとか鉄砲玉感もなく、宮原健斗の持つ強さと強いからこその明るさ、マトを外さない旨さがスリーカウントに繋がったように感じました(プロレス上手い下手の話は私は絶対にしないよ)。メインも和田京平さんで嬉しかった。京平さんのスリーカウント目、無形文化遺産だろ。
爽やかとも違うが、私は主人公宮原健斗のハッピーエンドに触れて良かったです。初めてのゼンニチのメインが宮原健斗さんで良かった。来てよかった。一億年防衛して、ずっと最高でいてください!!🫶🏻
ゼンニチに行った理由と目の前のお客さんを大事にしていてほしい話
noteを読んでくださったり普段関わってくださる方にゼンニチ好きの方が多数いらして。いつもありがとうございます。
結局のところゼンニチに行きたいと思った理由の一番は「私の周りの好きな人たちがゼンニチで楽しそうにしていたから」でした。
色々なプロモーションの形があります。
ファンが推し団体の宣伝に強火なシーンもよく見かけますが、効果的なPRは「今いるお客さんに最大限楽しんでもらう事、既存客が楽しんでいる様が伝わる事」なんじゃないかと感じます。顧客満足度。ゼンニチ行ってる人の観戦後ツイートが不貞腐れてたら私は武道館に行ってなかったよ。集客数を憂うより先に来たお客さんを確実に幸せにしてあげてほしいんじゃ。団体と既存客がギシギシしていたら悲しい関心しか持てないもんね。もちろん、ネガティブを書くなということではないよ。
老舗団体で、年齢的に若い選手も多くなさそうに見えるゼンニチに数は多くはないにしても若いお客さんが着いていることを大切にして欲しいなと思ったりしました。若いコアな層ほどお客さんとして大事にされることや選手団体の扱われ方に対してセンシティブだし、その分すきな選手や団体に注げる熱量も多く持っていると思うので。せっかく出会ったんだからね。
気になる選手も動向もあったので、またゼンニチにも行きたいなと思います。きっかけがあってよかった。ジェイクさんはフォース共にあらんことを、みたいな感じです。もっとみたかったな。
私の次回プロレスはガンプロです。なんか久々の感じ。そんなことはないのですが。
ゆめぴに会えるので今週も頑張ります。ではまた。
私がニコニコで暮らせます。