やろうどもへ
歓迎は手荒かった
いきなり後ろから
スリーパーで
公共の場で醜態をさらしていた
高校の頃は
さして仲良くなかったけど
大学に入ってからは
お互いにいろいろあって
仲良くなった二人の野郎たち
叶わないこともあって
上手くいかないことばっかで
人に迷惑かけまくってて
なんだか孤独で
そういうことって
言葉に出さずとも
背中に刻まれてる
どうしたらいいんだろう
と迷ったことのある人にある
独特の背中がある
「今日、うちで鍋やるから来いよ」
そう言ってくれる
ヤツがいるだけで
世の中生きていける