心優しいぽんこつ
先日、無事に札幌へ帰還した。
引っ越しの作業が終わって
東京の1Rに残ったのは
段ボール10箱と冷蔵庫
折り畳み式のイスとテーブルに
無念と安堵の念が部屋一杯。
それだけだった。
「そうか、僕はポンコツなんだな」
心からそう思うしかなかった。
でもそう認めてしまうと
なんだかものすごい清々しくて。
外の天気まで晴れてきた。
この前神楽坂で
予想外に美味しい韓国料理店で
腹ごしらえをしたあとに
しゃれおつ過ぎるブックカフェに入った。
そこで
ラトビアのリガという都市を紹介している
本を見つけた。
バルト3国なんて知らなかったけど、
美女がとても多い国らしい。
や、やぶさかではない。
僕は道民だ。
寒さなんて何とかなるに決まってる。
ええぃ、美女探しに
ラトビアへ行ってやる。
どーせ
ぽんこつなら
心優しいぽんこつに
なりたいところであります。