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OUTPUT か PUTOUT

はじめに

勉強しても、何だか成果が見えない。「興味ある分野」や「前から話したかったこと」をいざ説明しようとすると言葉が詰まる――そんな経験はありませんか?
私も同じように悩んでいましたが、最近、『アウトプット大全』という本の要約動画(参考文献を参照)を聞いて、意外な発見がありました。それは、「インプット3割、アウトプット7割」だということ。今回は、私が実践していきたいアウトプット方法を紹介しつつ、「置いておく(PUT OUT)」べきことと、「アウトプット(OUT PUT)」するべきことの違いについて考えてみたいと思います。


1. アウトプットとインプットの黄金比

まず驚いたのは、インプットとアウトプットの理想的な比率が 3:7 だということです。「えっ、逆じゃないの?」と思いましたが、これはインプットが少なくてもアウトプットを増やすことで記憶が定着し、学びが深まるからだそうです。「書く」という行為だけでも記憶に刻まれやすくなります。ところが、これは一つのアウトプットする方法にすぎません。人に話すことでフィードバックが得られるため、より良いとされています。また、週に3回アウトプットするべきだと言われています。


2. PUTOUTすべきこと、OUT PUTすべきこと

でも、ここで疑問が。「何でもアウトプットすればいいの?」というとそうではありません。私が考えるに、次のようなことは PUTOUT(置いておく) するべきかもしれません:

  • 自分でまだ理解が浅い内容(まずはインプットに集中)

  • 信頼性の乏しい情報(引用元が怪しい)

  • 一時的に必要な情報(たとえば試験前の暗記もの)

ただ、「一時的に必要な情報」には注意が必要です。今、重要ではないと思っていても、後で必要になってくる可能性が無くはないからです。人はつい自分を過信して、今、ほとんどの事が見えていてだいたい予想がつくと思ってしまいがちだ、と私は感じています。小学生のときにあれをやっとけばよかった、といったことを振り返ってみるとわかりやすいかもしれせん。
一方で、次のようなことは OUT PUT(外に出す) するべきです:

  • 自分なりの意見や解釈

  • 実生活や仕事に応用できるスキルや知識

  • 他人にも役立ちそうな情報

  • 会話内容

これを整理するだけでも、アウトプットの目的が明確になります。


3. アウトプット習慣

週に3回アウトプット と聞くと、「めんどくさすぎる!」と思うかもしれません。私もそう思いました。でも、以下の方法を取り入れることで意外と続けられています:
(1) ブログを書く
ブログプラットフォーム『note』を活用して、自分の学びを記録しています。最初は内容がぐちゃぐちゃでも、あとからAI(ChatGPT)で文章を整えると気が楽になります。誰かの目を気にせずに始められるのでおすすめです。
(2) 人に話してみる
学んだことを友達や家族に話してみる。シンプルですが、これが意外と難しい。うまく説明できないときほど、自分の理解が浅いことに気付かされます。
(3) 「やってみる」アウトプット
勉強した内容を実際に試す。たとえば、プログラミングならコードを書く、哲学の本ならその考えを日常生活でどう応用できるか考えるなど。


4. アウトプットの壁を越えるコツ: 小さなことから始めよう

アウトプットを習慣化するには、以下を意識するとよさそうです:

  • 完璧を求めない:初めから完璧なアウトプットを目指すと挫折しがちです。まずは「やってみる」。

  • フィードバックをもらう:誰かに見せたり聞いてもらったりすることで、思いがけない視点を得られることがあります。

  • 楽しむ:アウトプットを「学びの確認」ではなく、「自己表現」として捉えると、意外と楽しくなります。

最後に

今回は、アウトプットというテーマで記事を書かせていただきました。この記事を書くこと自体が自分のアウトプット「やってみる」です。今後も、勉強(効率化)方法について発信していきたいと考えています👍

参考文献:

執筆日:2024年12月18日

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