ひとはむなしく── 〟芸術こそすべてだ〟──
フランスday3
ルーブル美術館→ビストロ「Baillotte」→サクレ・クール寺院→オルセー美術館
タイトルはシャーロックホームズ、赤毛組合の締めで「ギュスターヴ・フローベールが、ジョルジュ・サンドに書き送った言葉だよ」と引用された言葉です。ちなみにタイトルの翻訳前は「ロム・セ・リアン --ルーブル・セ・トゥ--」とのことです。ルーブル=芸術。
ということで芸術の中心、パリで芸術の名を冠するルーブル美術館に行ってきましたーーーー!
こんちは👋蒙古タンメンで食べるのは冷やし味噌ラーメンの3倍、辛いの好きだけど猫舌のリュウトです。
ルーブル美術館は小さい頃から行きたかったんですよね。
モナリザに始まり、ミロのヴィーナス、特にニケ像。更にはダヴィンチコードで見たことがあったりと一度は行かなきゃ行けない場所でした。
最近は、「岸辺露伴ルーブルへ行く」の映画撮影にも使われていて余計に行く必要が生まれてました笑笑
映画は2回見に行って、僕のノーパソは高橋一生のステッカーだらけです。
好きな俳優は高橋一生と窪田正孝です。かっこいいよね。顔も声も。
ちなみにルーブル美術館で映画が撮影されたのは4作品だけらしいですね。2006年の「ダヴィンチコード」ルーブル美術館公式ドキュメンタリー『ルーブル美術館の夜―ダ・ヴィンチ没後500年展』2014年の邦画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』、そして「岸辺露伴ルーブルへ行く」
日本だと2014年以来2作品目らしいですね。
NHKパワーー!
NHKの作品って面白いの多いし好きなんですけど集金のこともあって嫌いな人多いですよね。
テレビ会社のエゴマシマシなニュース番組とかしょーもないバラエティ見るよりNHK見る方が面白いし学びになることもあると思ひまつが
NHK+とかならテレビなくても見れるよ!!年会費かかるかも!!!
そんな感じで今日もホストファミリーのあったかい朝ごはんをいただいてルーブル美術館へ。ルーブル美術館のチケットは事前に取っておいた(偉い!偉すぎる!)。
10:30から入場できるとのことで10:15に着くように家を出てバスで移動。バスに乗って1分後くらい、入り口近くにいたガタイのいいおっちゃんがポケットから腕章と機械を取り出してチケットを出すように先ほど乗車した客を回り始めた。
甘いな。俺は昨日罰金35€払った男だ。面構えが違うぞ。
内心、まだ罰金だったら走って逃げようと考えながらスキャン。
セーフ。
冷や汗かいちゃったわよ。
このおっちゃん、扉が閉まってから30秒後くらいにチェックを始めて絶対に無賃乗車を許さない構えだった。
途中バス停に食糧が置いてあって驚いた。あれを勝手に取ってたらお金請求される罠なんだろうなと邪推しつつ。
なんだかんだでルーブル美術館に到着。
うおーーーーーー
映画で見たところだ!!!!!!
思ったよりでけーーー!!人多いなーーーー!
陽の光とのコントラスト最高!!!
そん感じで列に並んだ。15分くらい待った。意外と長い。
「サインくらいスペシャルサンクスさ」の場所だ!!!多分ここで写真撮ってるやつ俺だけ。
流石に音声ガイドは欲しかったので音声ガイドの列に並ぶこれまた5分くらい待った。自分の番になった一つくださいと伝えると「ここは渡すだけだよ。チケット買ってこい馬鹿が。」と言われた。は?まじ?分かりづらすぎるだろ。チケット売り場へ。「お前idかパスポート持ってる?それと交換だから無いと貸せないよ」パスポート、ホストファミリーのところに置いてきちゃった🥺
仕方なくルーブル入り口に並ぶ。
待てよ。id、idならあるじゃないか!!
テレテレッテレー「マイナンバーカード!」
行けた。行けるんかい。ちなみに出した時、若干困惑してた。いやこれ日本のidカードだから!大丈夫だから!で乗り切った。ちなみにマイナンバーカードの写真はコロナ禍の髭と髪の毛伸ばしててメガネかけてた時に撮った写真だから別人すぎて、これ本当にお前?って2回聞かれた。俺もこれ俺本人じゃ無い気がする。
学生証は中学生の頃の証明写真使ってるし、マイナンバーカードは別人だし、運転免許証は真顔すぎるしで全部別人なんだよな俺。
そんな感じで3DSのオーディオガイドGET。
ちなみにこの時点で11:30。1時間かかっとるやないかい!!!!皆さんはオフシーズンでもしっかりオーディオガイドも予約していってくださいね。
青年、ルーブル鑑賞中....
顔に布を貼り付けた状態で掘ったすごい彫像のやつだ!!!
うおおおおニケだニケ!
勝利の女神だ!!!!
冗談抜きで15枚くらい写真撮ってた。
その他にも王冠やジュエル、眼には眼を、歯には歯を、復讐には復讐をのハンムラビ法典。
アルテミス神の彫像、ミロのヴィーナスなど見所いっぱいでした。
ちなみに3dsのオーディオガイド結構、量が凄くて各部屋ごとの案内とその部屋の中でも見所のある作品の解説がそれぞれあって、結構最初は全部聞いてたんですよね。したらば全然時間なくなっちゃって、、、、
ホストファミリーの方と13:30にお昼ご飯の約束してたんですよ。
ネットとかば先のお客さんとかは1.5hとか言ってたから余裕かなって思ったら入る時間が遅くなったこともあって全然見切れなかった。
最後の方はルーブル美術館の中もエグい競歩で回ってた。
ミロのヴィーナスとかはじっくり見るというより写真撮るだけになっちゃった。悔しい。
心残り。
というか観光サイトとかには1時間で回れるってかいてあったけど嘘だろ。
丸一日入れるなって思った美術館、初めてだもん。
まぁギリギリ見たかったやつは見れたからセーフかな。
ミロのヴィーナスの写真を撮った段階で13:20。ルーブル美術館からランチのお店までは歩いて15分らしい。まぁ走れば間に合うなと油断しました。
ルーブル美術館、入り口はあのピラミッドなんですけど出口はまた別の場所にあって地下が入り組んでるんですよ。さながら銀座のデパ地下のように。いや、新宿の方が合ってるか。
なんで、地上出口を見つけるのが結構というかだいぶ難しいんですよね。
これ、気をつけてほしい。
普通に観光する分にはいいけど走る必要がある人は。(いないか.....)
地下にはエヴァのショップもあって思わず足を止めちゃった。シンジクン!クビイタメルヨ!
ランチでお伺いしたのは「BAILLOTTE」というルーブル近くのビストロ。若い日本人の方がシェフを務めているらしい。今フランスでは日本人の味覚を認めるムーブメントがあるらしい。流石にプライド激高国家も認めざるを得ないか....我らのパワーを。
食事はおいしいのは勿論のこと。
プレートの盛り付け方、色彩が非常に綺麗で心が躍った。やっぱフレンチって皿一枚を絵画のように扱って、視覚的にも楽しませてくれるのが頭一つ抜けてる気がする。
仔牛のタルタル、蕎麦粉のプレートとローストしたピーナッツ
ビーツとイワシの刺身、トナトソース(?)
ホロホロ鳥のロースト
グリーンアスパラガスや春野菜のグリル、パーフェクトエッグ添え(マジでパーフェクトって書いてあります)
マンゴー&カラマンシのチーズケーキ
味は美味しいのは勿論って言ったけどアスパラの春野菜のグリルがびっくりするくらい美味しかった。ランチでサラダがメインってあるあるだと思うんですけど基本的に量が少なそうだし、高い金払って野菜かーってなっちゃうので敬遠しがちだけど、ここのは素晴らしい満足感だった。
パーフェクトエッグがパーフェクトな熟し具合でサラダとうまくマッチしていて何より、ミモレットスクランブル(?)とグレモラータ(?)っていう揚げてあるやつが感触と味に変化を与えていて美味しかった。
一回別の話しますね。
昨日の記事で書こうと思ったんだけど、それぞれ国というか地域ごとに食性って大きく異なるじゃないですか。
大雑把に言うと日本人は菜食文化。欧米人は肉食文化みたいな。
毒の色が日本人は紫色、欧米人は緑色なのはそれぞれ野菜や穀物とかが腐ると黒寄りの紫色になるから、肉が腐ると青に近い緑色になるから。
そういったところからも食性の差は見てとれますし、お腹の中にいる微生物の差もある。
有名な話だと青のりを消化できるのは日本人だけーみたいなやつ。
他には日本人は厳密にはヨーグルトを吸収できないから朝食べてもあんまり意味ない。みたいな。→こっちは俺もあんまり詳しくないから間違ってたらごめんねー。
ほんでもって、フランスも肉食文化なんですよ。ただ内陸の方に位置してるからパリは魚を食べる文化がなかった。
だから、パリで美味しい魚料理って中々ないんだよねってホストファミリーの方が仰ってて凄い勉強になりました。
白身魚のソテーに蜂蜜とビネガーの甘酸っぱいソースをかけるのってフランス料理の鉄板だと思ってたから目から鱗だった。
これは家に帰ったら親父との議論の種になりそう。
確かに魚料理って焼くか蒸すかでそんなにレパートリーないけど肉料理はレパートリー凄いしね。
閑話休題
こういう風に聞いた話とか何食べたとか誰とあったかとかをいつも日記に書いてるけど時間を空けて記載するのは初めての経験で面白い。アウトプットを時間空けてやると記憶の定着にいいのかな悪いのかな。
総評としては最高でした!
日本人のシェフいるからか、お客さんにも日本人の方が多くいて、ウエイターの方々もこちらにリスペクトを持ってくれていて良かったです!!
ホストファミリーの方と別れてサクレ・クール寺院へ。
行く途中でpicardを見つけて熱かった。
日本にある店舗を海外で見ると嬉しいよね。
日本料理コーナーもあったけど高いな。
冷凍できる日本料理だとチョイスが若干、変な感じ。ラーメンはラーメンじゃないしな。
最强沙拉社团としては許せないです。
サクレ・クール寺院の手前の広場では絵描きが集合していた。
似顔絵描いたり、風景画売ったりで活気があった。やっぱり芸術の街やな。
サクレ・クール寺院の下ではイケメンがバイオリン弾いてた。バイオリンは完全に門外漢だけど、あんまり上手くなかった。ただ絵面があまりに良い。日差しの向きとか計算してたのかな。
サクレ・クール寺院も徒歩で階段登り。もう飽きたんですけど......
景色は絶景。
日光と雲のコントラストがエッフェル塔を際立たせてた。
カメラ上手くなったらもっと綺麗に撮れるんだろうなーと。
下の広場では大道芸人がしゃがんだ4人を飛び越える芸をしていた。
あれも芸術だね⭐︎
そのまま近くのグリッチ使ってるおじさんの元へ。あんまり観光客いなかったし同じポーズして撮って貰えば良かったなーと後悔。
近くにあるゴッホのアパートへ。
ホストファミリーの方に教わってなかったら分からないくらい。
普通に使われていて、観光名所とかではないので注意。
これ普通に他人の家の写真撮ってるから怒られるよな。
でも日本語分かんないだろ!!やーい!!
続いてオルセー美術館に移動。
途中でバイクに乗ったおじいちゃんが車とバスの間とかをぐいぐい前に行こうとして白い車を擦ってた。一触即発の雰囲気。無情にもバスは出発。最後まで見たかったな〜。
画角的にもどれくらい擦ったか分かんねーけど車は良さげな外車だった。
プチイベントを挟んでオルセー美術館へ。
フランスは幾つかの美術館で週に1日、夜も営業している日がある。
例えばルーブルだと金曜日に本来17時くらいまでのところを21時までといった感じ。
オルセーは木曜日にそれが実施されていた。
働いている人たちにも仕事後に来て欲しいからじゃないとホストファミリーは仰っていたが、観光客の方が多そうだった。
人の数も少なかった。(通常は分かんない)
のんびり見れるからおすすめ〜⭐︎
彫像や絵画が沢山あるのと、時代や作者、派閥毎などにセクションが分かれていて非常に見やすい。
個人的にはルーブルよりはオルセーの方が楽しかった。
初めてのルーブルは、なんてことはなかったわ。(真)
彫像どエロいのがありすぎた。
写真あげるとbanされそうだからかっこいい男の子の写真だけ。
後この作者の絵が凄い好きになった。
エルネスト・エベールさんらしい。
覚えておこう(メモメモ
5階には有名な時計塔の裏側から写真撮るスポットも。
ただ夜なため上手く撮影できなかった。
多分日光が差してくる時間帯の方が映え写真撮れるよ。
他にもゴッホやモネ、ギュスターブ、モリゾ、とか色々あって良かった。
写真あげてもしょうがないから俺が知らなかったモネの絵を二つ。タイトルはGoogle翻訳のやつしか残ってないやん。翻訳前のやつはわからん。
屋外体型テスト 右へ
屋外体型テスト 左へ
らしい。今wifiないからあとで調べよ。
そんな感じで閉館時間の21:45に近づいてきた。またここでも21:20くらいにもう閉めるよってアナウンスが。ショップも閉まってるやん!!!!(ロダンで学習してない)
オルセーから家までは折角だからとセーヌ川沿いを歩いて帰宅。1時間くらいだった。
若干治安悪いゾーンもあったけど拳を握りしめて胸を張って通り抜けた。
「そこ退け、おい退け、邪魔だ」(ライオンキング)
身長デカくて良かったーーー
セーヌ川沿いの道はセーヌ川の方が高い道とかあった。少し増水したら俺死ぬやんと思いながら歩き続ける。
エッフェル塔の近くへ。
映えるね〜
トリコロールって良いよね.....
そんな感じで帰宅。
ホストファミリーの方が行ってたパーティのお土産を見せてもらった。
ルイヴィトンのチョコ
そんなんあるんだー
獺祭の米の比率確認表。
やっぱこう見ると純米大吟醸ってバカだろ。
23%って
殆どないやないかい!!
そんな感じで芸術の日でしたね。
今日のおすすめタイム!!!
本当に聞いて欲しいです。
今まで紹介したの以上なのは保証します。
これは「BLUE GIANT」っていうジャズ漫画の新章記念で作られた曲です。
この漫画は最近映画化していてその映画が原因でジャズにハマりました。
このアルバムが映画のやつです。
ジャズってよく分かんないしな〜って人が多いと思います。
僕もそうでした。
ただジャズって思ったよりも激しいし、熱いし、楽しいのでこれを足がかりにいろんな曲聴いていってください。
僕はセロニアス モンクさんとチック コリアさんの曲が好きです。そちらも併せて是非是非。