「思い通りにならない」という前提
先日、徳島県のキャンプやフリースクールなどを運営されているNPO法人自然スクールトエックの伊勢達郎さんのお話を伺いました。
そのお話の中で印象的だったのが、「思い通りにならない」ということ。
それを詳しく話す前にまず話たいのが、今の一般的な教育のベースは「思い通りにしたい」から始まっているということ。
「思い通りにしたい」という前提の場では、比較・競争、褒める・しかる、教えるが生まれるそうです。
学校がまさにそうで目的や目標(テストがあったり、進学する目的があったり)があって、それに向けて先生たちが指導します。
で、指導するということは指導を受ける対象者がいるということです。つまり生徒たちですね。
この構造ができた時点で、対象者は人の承認を追いかけるようになります。褒められないと価値がないとなってしまうということ。
また、その逆が最初にお伝えした「思い通りにならない」という前提の場。
そこでは、好奇心や関心、内的動機がベースになっているので、子供たちの主体性を尊重し、大人たちは指導ではなく「支援」をするそうです。
支援をするときのポイントが「過不足なく」ということ。
今の時代はとにかく物が多い。そして情報も多い。
するとどうなるかというと、創造力がなくなるそうです。
なので、必要最低限のサポートはするけど余分なことはしないということです。
この話を聞いて、子育てでも「思い通りにしよう」とするから、思い通りにならない子どもに対してイライラしたり、そう育てられない自分はダメな母親だと思ってしまったりするんですよね。
でも、そもそも「思い通りにならない」としたら、すべての見方が変わります!
むしろ、子どもが思い通りに動いてくれた時の方がすごい(笑)
そして、結局世の中は「思い通りにならない」ことばかりですよね💦
一番わかりやすいのが、自然ですよね。天気や気温、気候、など思い通りにならない。
他もそうで、思い通りになることなんて、よくよく考えたらほとんどないんじゃないかと思います。
Today's point
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「思い通りにならない」
前提からスタートする
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冒頭からなんども言っていることですが、この前提でいることって心穏やかにいるためにも大切な考えだなと思います。
「思い通りにならない」からこそ、思い通りになったときには感謝の気持ちがわく。
「思い通りにならない」からこそ、一人一人の気持ちに目が行き、心に寄り添える。
そんな風に思いました。
いいなと思ったら、この前提をぜひ取り入れてみてください^^
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